庭の手入れ
2015-02-18 | 庭
週末から四連休、家で過ごした。
普段出来ない庭の手入れをした。
雑草を抜き、土を耕し、堆肥を入れ苗を植える。
陽射しはきつく汗が流れるが、それが気持ちよい。
手入れとは文字通り手を入れること。
土を触りながらそんな事を考えた。
人として大切なことがそこにあるのではないか。
土を触れば虫だってミミズだっているのに気づく。
見えないが微生物だっているのを感じる。
そういう虫達がいて野菜が育ち人がいる。
共生、人だけではなく、植物、動物、虫、微生物と共に生きるのだ。
現代人がこれほどまでに虫を嫌いになる理由はなんだろう。
快適で衛生的な無菌室のような空間で育つ事の恐ろしさを僕は感じる。
収穫そして保存というのも野菜作りの大切な仕事の一つ。
年末に収穫をして乾燥させておいたニンニクを女房殿に編んでもらった。
一年分のニンニクだ。
我が家ではこれをぶら下げておいて、使う分だけそこから取っていく。
また贈答用に五、六個の束も作る。
これがなかなか評判がよい。
大きな粒は来年の植え付け用に取っておく。
種などの自家採取は人類にとって当たり前の行動だが、アメリカではすでにこれは違法行為だ。
こんな当たり前のことが犯罪になってしまうとは世も末。
バカな世の中になったものだ。
幸いなことにここニュージーランドはそんな馬鹿ではない。
種を売っている業者でもちゃんとF1種はF1という表示がある会社もある。
表示が全くないところの種はF1と考えていいだろう。
日本に帰ったら野口の種を買ってお土産に持ってこよう。
庭を掘り起こしていたらジャガイモがゴロゴロとでてきた。
コンポストから勝手に育ったやつだ。
掘りたてのジャガイモでポテトサラダ。
玉ねぎも庭で取り残していたヤツだ。
そこに温室のきゅうりとトマト。
今年はズッキーニの出来が今一つだがきゅうりはよくできている。
パセリも花が咲いたが葉っぱも多少残っているのでみじん切りにして入れる。
自家製マヨネーズであえて庭のポテトサラダ完成。
当然ながら美味い。
チェリートマトなぞ木で実がはじけるほど熟しているので本当に甘い。
ほどほどに剪定もしているので食べきれないほどできる。
贅沢な話だな。
温室の中で紫蘇が生い茂っていたので適度に取ってクィーンズタウンの友達に持って行ってあげよう。
空いたスペースにはレタス、遅ばせながらズッキーニ、唐辛子などを植えた。
これらは秋になっても収穫できる。
リークも程よく育ってきたので盛り土をしてあげて、長ネギもまとめて植え替えて盛り土。
ネギ類は成長が遅いが保存もきき、長く楽しめる。
人参を間引きしたら見事に枝分かれして、足を絡めたようなヤツが取れた。
そんなことをやっていたらあっという間に四日間の休日が終わった。
先日、『百姓レボリューション』という本を読んだ。
これは大地震が来てほとんどの人が死に絶え、生き残った人があちこちで自給自足をしながら生きていく話しだ。
『日本沈没』のような暗さはなく、物語としても面白く一気に読んでしまった。
自分の中では『聖なる予言』以来の大ヒットだった。
半農半Ⅹという考えが基になって、半分農業をやり半分自分が得意とする仕事をしながら社会を作っていく話で、僕が考えている未来像と非常に似ている。
僕の今の状況も似ているところがあり、ガイドの仕事をしながらも野菜を作っている。
土を触る事により、いろいろな気づきがある。
それは自分の心を満たし、良い心理状況でツアーの仕事ができる。
野菜作りは自分の心を見つめる作業でもある
まっこと奥が深いぜよ。
普段出来ない庭の手入れをした。
雑草を抜き、土を耕し、堆肥を入れ苗を植える。
陽射しはきつく汗が流れるが、それが気持ちよい。
手入れとは文字通り手を入れること。
土を触りながらそんな事を考えた。
人として大切なことがそこにあるのではないか。
土を触れば虫だってミミズだっているのに気づく。
見えないが微生物だっているのを感じる。
そういう虫達がいて野菜が育ち人がいる。
共生、人だけではなく、植物、動物、虫、微生物と共に生きるのだ。
現代人がこれほどまでに虫を嫌いになる理由はなんだろう。
快適で衛生的な無菌室のような空間で育つ事の恐ろしさを僕は感じる。
収穫そして保存というのも野菜作りの大切な仕事の一つ。
年末に収穫をして乾燥させておいたニンニクを女房殿に編んでもらった。
一年分のニンニクだ。
我が家ではこれをぶら下げておいて、使う分だけそこから取っていく。
また贈答用に五、六個の束も作る。
これがなかなか評判がよい。
大きな粒は来年の植え付け用に取っておく。
種などの自家採取は人類にとって当たり前の行動だが、アメリカではすでにこれは違法行為だ。
こんな当たり前のことが犯罪になってしまうとは世も末。
バカな世の中になったものだ。
幸いなことにここニュージーランドはそんな馬鹿ではない。
種を売っている業者でもちゃんとF1種はF1という表示がある会社もある。
表示が全くないところの種はF1と考えていいだろう。
日本に帰ったら野口の種を買ってお土産に持ってこよう。
庭を掘り起こしていたらジャガイモがゴロゴロとでてきた。
コンポストから勝手に育ったやつだ。
掘りたてのジャガイモでポテトサラダ。
玉ねぎも庭で取り残していたヤツだ。
そこに温室のきゅうりとトマト。
今年はズッキーニの出来が今一つだがきゅうりはよくできている。
パセリも花が咲いたが葉っぱも多少残っているのでみじん切りにして入れる。
自家製マヨネーズであえて庭のポテトサラダ完成。
当然ながら美味い。
チェリートマトなぞ木で実がはじけるほど熟しているので本当に甘い。
ほどほどに剪定もしているので食べきれないほどできる。
贅沢な話だな。
温室の中で紫蘇が生い茂っていたので適度に取ってクィーンズタウンの友達に持って行ってあげよう。
空いたスペースにはレタス、遅ばせながらズッキーニ、唐辛子などを植えた。
これらは秋になっても収穫できる。
リークも程よく育ってきたので盛り土をしてあげて、長ネギもまとめて植え替えて盛り土。
ネギ類は成長が遅いが保存もきき、長く楽しめる。
人参を間引きしたら見事に枝分かれして、足を絡めたようなヤツが取れた。
そんなことをやっていたらあっという間に四日間の休日が終わった。
先日、『百姓レボリューション』という本を読んだ。
これは大地震が来てほとんどの人が死に絶え、生き残った人があちこちで自給自足をしながら生きていく話しだ。
『日本沈没』のような暗さはなく、物語としても面白く一気に読んでしまった。
自分の中では『聖なる予言』以来の大ヒットだった。
半農半Ⅹという考えが基になって、半分農業をやり半分自分が得意とする仕事をしながら社会を作っていく話で、僕が考えている未来像と非常に似ている。
僕の今の状況も似ているところがあり、ガイドの仕事をしながらも野菜を作っている。
土を触る事により、いろいろな気づきがある。
それは自分の心を満たし、良い心理状況でツアーの仕事ができる。
野菜作りは自分の心を見つめる作業でもある
まっこと奥が深いぜよ。