待望の雪が降り、ブロークンリバーが開いた。
6月の頭に大雪が降りロープトーが雪で埋まり、それをスタッフとメンバーで掘ってオープンの準備をした。
今年はいい年になるだろうと期待をした後に大雨が降って雪が溶けて無くなった。
その後もまとまった雪は降らず、オープンを延期して延期しての繰り返し。
2年前の8月中旬までオープンできなかった再現を心配しはじめていた時のオープンは、正直うれしい。
国道からのブナ林を行く山道、駐車場、グッズリフト、天国への階段、ロープトー、パーマーロッジ。
全てが新鮮で、全てが懐かしい。
毎年、シーズンの初日に想うのだが、ホームに還ってきた。
となりのチーズマンから雪崩コントロールのダイナマイトの音が聞こえる。
待ちに待ったオープンで新雪も降ったからよっぽどの人混みを予想して山に登ったのだが、予想に反してスキー場はガラガラ。
入場者数は30人ぐらいだろうか。
人が少ないので1日中パウダーをいただいた。
新雪20cm。
冬がやっと始まった。
グッズリフトからの眺めも冬景色。期待が高まる。
そしてスキー場へ。
アクセストーの雪のつき具合も問題なし。ただし滑るには注意が要る。
とりあえず、朝の1本目をいただいた。
「オハヨーゴザイマス」マネージャーのサムが深くお辞儀をして迎えてくれた。
メイントーからリッジトーへ。
人が少ないのでお昼を過ぎてもこれぐらいの荒れぐあい。
アランズベイスンはクローズ。雪はそれほどよくないらしい。
ホームへ還る。一番落ち着く場所だ。
美味かったかって?旦那、野暮な質問ですぜ。
この山で美味い物がもう一つ。今年もブロークンリバーは健在だ。
やっと冬が始まったが、ここから好い冬になりそうな予感がする。