彦根屏風は正式名称を『紙本金地著色風俗図(しほん・きんじ・ちゃくしょく・ふうぞくず)』といい6面の屏風で構成されています。
寛永年間と言いますから、江戸幕府三代将軍・徳川家光の時代に描かれた当時の風俗を知る文化資料ともなっています。作者は狩野派の画家と言われていますが誰の作品なのかは確定されていません。
しかし、向かって左側は室内の様子が描かれ、右側が室外の様子を描かれる構図や、登場する人物達の生き生きとした表情・三味線や双六を楽しむ様子・恋文を書く女性などの個々にしつこすぎず、全てを含めて一服の絵となっているんですよ。
そして、じっくり見るとタバコや西洋犬も登場していて、鎖国政策の下でも外来品が生活の一部だった事実までを教えてくれるんですよ。
ちなみに、彦根屏風と言う俗称が付いている事から、彦根の風景だと思われがちですが、これは代々井伊家に伝わった事からこの呼び名が付いただけで、京都の遊里・六条三筋町の様子だという説が有力視されています。
また、この作品一枚で、少女が持つかしわ椿が春・着物の芭蕉の柄が夏・若い侍の着物の桔梗が秋・犬を連れた女性の着物の雪模様が冬と四季も表しているんです。
彦根屏風と呼ばれながらも、実は今は屏風から外されているんです、そこで、2006年から本来の屏風の姿に戻し修復する作業が行われ国宝彦根城築城400年祭で公開されるんです。
ちなみに、彦根屏風も国宝なんですよ。
寛永年間と言いますから、江戸幕府三代将軍・徳川家光の時代に描かれた当時の風俗を知る文化資料ともなっています。作者は狩野派の画家と言われていますが誰の作品なのかは確定されていません。
しかし、向かって左側は室内の様子が描かれ、右側が室外の様子を描かれる構図や、登場する人物達の生き生きとした表情・三味線や双六を楽しむ様子・恋文を書く女性などの個々にしつこすぎず、全てを含めて一服の絵となっているんですよ。
そして、じっくり見るとタバコや西洋犬も登場していて、鎖国政策の下でも外来品が生活の一部だった事実までを教えてくれるんですよ。
ちなみに、彦根屏風と言う俗称が付いている事から、彦根の風景だと思われがちですが、これは代々井伊家に伝わった事からこの呼び名が付いただけで、京都の遊里・六条三筋町の様子だという説が有力視されています。
また、この作品一枚で、少女が持つかしわ椿が春・着物の芭蕉の柄が夏・若い侍の着物の桔梗が秋・犬を連れた女性の着物の雪模様が冬と四季も表しているんです。
彦根屏風と呼ばれながらも、実は今は屏風から外されているんです、そこで、2006年から本来の屏風の姿に戻し修復する作業が行われ国宝彦根城築城400年祭で公開されるんです。
ちなみに、彦根屏風も国宝なんですよ。