福井市から金沢市に移動し、金沢駅に降り立ちました。
金沢に来たのは30年以上前だったので、何も覚えていません(妙に金箔に反応したことは記憶の片隅にあります)。
本殿は金谷屋敷の御殿を移築した純和風の建物ですが、その脇には金沢初の煉瓦を使った塀があり、明治の新しい文化を貪欲に取り入れていたことがわかります。
金沢に来たのは30年以上前だったので、何も覚えていません(妙に金箔に反応したことは記憶の片隅にあります)。
今回は金沢城を観る計画を立ててバスで移動しました。
最初に寄ったのは尾山神社です。
明治6年(1873)に藩主別邸金谷屋敷跡に、金沢藩祖の前田利家と正室・保春院(お松)を主祭神とて建立された神社です。
神門と呼ばれる入口の門からモダンな造りになっています。明治8年に完成した神門は金沢最初の避雷針が立った場所で最上層はギヤマン貼りであり、創建期からしばらくはここに灯された御神灯が金沢城下町を照らし、日本海を進む船の灯台にもなっていたそうです。
本殿は金谷屋敷の御殿を移築した純和風の建物ですが、その脇には金沢初の煉瓦を使った塀があり、明治の新しい文化を貪欲に取り入れていたことがわかります。
前田利家の像や
お松を刻んだ石碑
金沢藩歴代藩主と正室を祀る金谷神社
そして、御殿の庭園
江戸期に庭園に水を引いた水道の石管
など江戸から明治の金沢を凝縮した場所でした。