昨日23日夕刻6時過ぎ、夕食の為居間に行くとTVがLive と画面表示してウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン形式の国会での演説をやっていました。同時通訳で日本語が流れていましたが、(耳が遠くなり)良く聞こえないので内容は殆ど判りませんでした。 ⤵ ⤵ ⤵
今朝の朝刊で日本語の訳が載っていました。
まず日本のウクライナに対する援助に感謝の挨拶が有ったそうです。欧米の国会演説で、9.11テロ と真珠湾攻撃の2つを並べて非難したと聞き、一寸私の感覚と違うな~? と思っていましたが、その様な引用も無い代わり、発言の訂正も無かった様で「西の人は民間人への空襲」と一括りで違和感が無いとしたら残念だなーと思っています。
政治的な発言として、国連がロシアの拒否権で機能しないので、日本の国連改革にリーダーシップを期待とは、1945年の戦勝国による国連常任5か国と拒否権の問題を鋭く指摘しています。米国もNATOも直接武力でウクライナ援助をしない現状ですからね。「機能するツールを作らねばならない」との指摘は身につまされました。
ウクライナは市民が巻き込まれ悲惨な生活な事は動画を介して知っています。
ロシア軍の無差別砲火で、立派な石作に見えるアパート群が穴だらけ、中には倒壊していて瓦礫の山、近頃は「遺体の埋葬を道路で行っている」映像も映ります。
それを見ると浜爺が3歳以前に空襲警報の鳴る度に家の近くの防空壕に避難したのを思い出します。天井から地下水がもれ、管制灯のうす暗い灯、ぼっとん便所の便臭が頭に浮かびます。米軍は昭和20年になってから半年足らずで、日本の主要都市を空襲と艦砲射撃で民間人多数を殺戮したのですね。最後に原爆2発で20万人以上を殺傷しました。
日米どちらが悪いかは置いておいても民間人が多数死にました。
昨日今日になると日本のマスコミも「ウクライナ軍の一部巻き返し」を報じています。ロシア軍が核に手を出す前に「化学兵器の使用」の注意報が米国から出ています。何だか嫌ですね!
それでもしばらくはウクライナ国内での攻防が続きそうです。
ウクライナ国民とプーチン大統領の我慢比べですね。
写真:ウクライナのゼレンスキー大統領は23日午後6時から国会でオンライン形式の演説を行いました。
NHK:
ウクライナのゼレンスキー大統領は、23日、日本の国会でオンライン形式の演説を行い、ウクライナの惨状を訴えたうえで「日本はアジアで初めて平和を取り戻すためロシアに圧力をかけてくれた」と述べ日本の対応を評価したうえで、ロシアに対する制裁の継続を呼びかけました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、23日、日本の国会でオンライン形式の演説を行い、ウクライナの惨状を訴えたうえで「日本はアジアで初めて平和を取り戻すためロシアに圧力をかけてくれた」と述べ日本の対応を評価したうえで、ロシアに対する制裁の継続を呼びかけました。
会場には岸田総理大臣や衆参両院の議長、ウクライナのコルスンスキー駐日大使のほか、各党の衆参の国会議員およそ500人が出席しました。
会場に設置された2台の大型スクリーンにゼレンスキー大統領の姿が映し出されると、出席者からは拍手が起こりました。
演説に先立って細田衆議院議長があいさつし、軍事侵攻で亡くなった人たちに哀悼の意を表したうえで「わが国の議会はウクライナと共にあり、平和を取り戻すために今後とも国際社会と一致結束して協力していく決意だ。生命の危険がある中、国際社会に支援を訴え、国民を鼓舞し続けているゼレンスキー大統領の勇敢な姿勢に改めて敬意を表する」と述べました。
そしてゼレンスキー大統領の演説が始まると、出席者は真剣な表情で聞き入っていました。
演説が終わると出席者は立ち上がって拍手を送り、ウクライナの国旗と同じ色の服装を身につけた山東参議院議長が「日本でもロシアの暴挙は絶対に許せないと、ウクライナへの支援の輪が着実に広がっている。1日も早く平和と安定を取り戻すため、私たち国会議員も全力を尽くしていく」と述べました。
衆参両院によりますと、海外の要人の国会演説は、通常、国賓などで招かれた際の歓迎行事として行われていて、オンライン形式での実施は初めてだということです。
(以下省略)