子育てぼちぼち終了・・・そして自分のこと

大3の娘と高2の息子の母です。2016,2020と中学受験終了です。子どもを通して親の私も親として成長も綴ります。

「天才は親が作る」を読んで

2010年08月05日 16時00分18秒 | Weblog
「天才は親が作る」

今日読み終えた本のタイトルです。
文芸春秋から2003.9月に文芸書として発刊された本ですが、文春文庫より発行年月 2007年01月に 文庫 ページ 286P 版として
文庫本化されています。
松坂大輔、イチローなど10人の天才の親に、彼らが育ったお茶の間で「子育て」について徹底取材したノンフィクションが綴られています。天才たちを育てた親御さんは特別に裕福というわけでもなく、専属コーチをつけたり等しているわけでなく、本当に普通のお父さん、お母さんだった。
ただ、子ども優先、子どもの意見を尊重するなど、どんなときも子育てを優先している点で共通していました。
子育ての苦労を苦労とは思わず、ただただ『楽しい』と思い続けていた様子が各選手のエピソードから伺えました。
通勤途中で読んだのですが、目頭があつくなる事、たびたびで涙がでてこまりました。
『一流のアスリートにしよう!』なんて思って、この本を読んだわけではありません。
ただタイトルに興味を持っただけです。
でも、読んでみるとびっくりすることだらけでした。
毎日時間を気にして子どもたたちを急かしに急かしている私には杉山愛選手のお母様のように靴が履けるまで玄関で30分待つなど
出来るはずもなく、こども主体とありますがそんなにおおらかには暮らしていけないなぁと思いましたが、こんな風に育てられたから
今があるのだろうなぁと思いました。
そんなエピソードが数多く詰まっていました。
遺伝的要素はもって生まれたものです。
その後の人生で大きく影響するのが親、地域環境、友人、先生などあらゆる環境が複雑に絡み合った外的要因、これはどうすることも
できない部分もあるけれども、親という身近な存在の気持ち一つで子どもの個性を尊重し、やりたいことを伸ばしてあげられるのではないかと
思いました。

(>_<)最近、怒ってしまうことが多いので、気持ちを切り替えなくては!!と改めて思いました。

「天才は親が作る」
吉井 妙子著
税込価格: \1,750 (本体 : \1,667)
出版 : 文芸春秋
サイズ : 20cm / 294p
ISBN : 4-16-365270-1
発行年月 : 2003.9
コメント
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