7月10日に種芋を伏せたので「夏作」になりますが、今迄の経験からインカのめざめは気温の高い
夏にはまともに育たないと分かっていますので、今回はネットを使用した「遮光」による温度の抑制を
試みることにしました。
種芋を伏せたポリポットの状況です。
一部に芽が地上に顔を出す兆候がありましたので、網袋による遮光下での育苗を試みました。
芽が顔を出しているのは、多くが昨年の北海道産を種にした筈ですが、少ない方ではあっても一部は
今シーズンの春作の自家種からも出ているものと思います。
春作からの自家種の植付けは、そのまま育てるつもりで大型のプランターや、大きなポリポットにして
ありましたが、掘り返してみるとそこでは土の中で芽が出てもポットの表面に全く顔を出さなかったので、
やはり苗が育つためには夏の高気温は適していないのです。
遮光のためのネット張りは、プランターで栽培している大豆用に昨日デッキの上で実施済みですが
これはネットが一重なので、他のネットを重ねて透過光量を調製します。
プランターの方で芽が顔を出さなかった種(自家種春作)は掘り上げて、昨年の北海道産の種からの
ポット苗で植え替えましたが、ここでもネットによる遮光をすることで高気温対策とします。