ここには今シーズンの最後となるトウモロコシや同じく最後となる枝豆の「光黒」、そして
収穫し切れずに土の中に残っている約10メートルの長さの畝で4本分のジャガイモがあります。
この記事は、草取りとしては8月5日の記事の続きで、トウモロコシとしては8月11日の続きとなり、
そして枝豆としては7月20日の記事の続きとなります。
作業にかかる前の畑の状況です。
トウモロコシは、同じ播種日でも、台風通過後の最後に植え付けたものの状態が良く、台風前に植えた苗は
半分以上に強風によるダメージが残っており、欠株の箇所も3分の1くらいありました。
枝豆の「光黒」は台風前に実施した土寄せが効果があったようで、大きなダメージは残っていません。
今日の作業の予定にない場所です。
一部草取りが必要な場所がありますが、半日もかからないでしょう。
今日の草取りは、全てこの草掻きで行いました。
今年落ちた草の種が発芽して畝全体を絨毯の様に覆っていましたが、除くのは簡単です。
ジャガイモが残っている畝では、時々埋もれていたジャガイモが出てくることがありますが、表面に
露出していた芋は殆どを取り除いてありますが、土の中の浅い場所に埋まっていたものが草掻きを
使った時に出てくることがあります。
収獲出来なかった芋から芽が出て葉が展開しているものがありますが、多くは芽の出るのが早いジャガ
キッズパープル(皮が濃い紫色)です。
収穫時に露出していた芋は緑化していましたので、畑の隅に廃棄してありますが、その多くは夏の
直射日光を浴びて枯死しているものが殆どです。
種にするものは先に掘り上げて保管してありますので、廃棄したものを利用することはありませんが、
この状態で上から土をかければ、枯れていない芋から芽が出て新しいジャガイモが出来ます。
草掻きによる草取りの後に収穫が出来なかった(芋がまだ残っている)ジャガイモの畝間にホンダのプチな
FG201+イエロー培土器をかけて、畝間の除草と土上げをしました。
こうすることで畝の中に残っている芋は露出し難くなり、芽が出てからの土寄せと同じことになります。
トウモロコシも株間の草取りを終え、株間に化成肥料を施しました。
枝豆の北海道産「光黒」は、大きな莢を付けて後は中の豆が大きくなるのを待つだけですが、同じ頃に
播いた晩生の「小糸在来」がやっと花をつけ始めたばかりですので、北海道産の「光黒」が播種42日目で
この状態であれば、晩生品種ではないと結論付けられます。
ミニ耕運機をかけた畝間にクワを入れて仕上げをし、今日の作業が終わりました。