昨年報告しましたが、一番広い畑の下の段に残っていた松の一本が枯れてしまいました。
そのままにしておくと風で倒れ込んで下の道路の歩行者や自動車に被害を与えるか、もしくは幹の1メートル脇を走っている電話線を切ってしまいかねないので、腐り切らないでまだ足場として使える今のうちに切ってしまうことにしました。
協力者は地元自治会の顔役のアウトドアボランティア作業が大好きなYさんで、Yさんとはお互いにリスペクトしあう関係です。
手順としては下記の通りで、一番危険な高所作業は私が担当しましたが、一番技術とパワーを必要とする下三分の二の切り倒しと細断をYさんが受け持ってくれました。
①脚立の組み立て(安定性の良い植木用脚立に伸ばして3メートルにした脚立を針金でくくりつける)
②脚立の幹への固定(組み立てて4メートルくらいになった脚立を枯れ松の幹に立てかけてて数か所を紐でくくりつける)
③枯れ松の上三分の一の高さ(
地上6メートルくらい)での切り落し(脚立の先に立って山林用鋸で幹を切断)
※:この際に引き綱をかけて切断した幹の落下方向をコントロールして災害を防止
④チェーンソーによる樹の
地上三分の一の高さでの切断(組んだ脚立は戻してそれぞれに立て、Yさんがその上にまたがる形でチェーンソーを使用)
※:③と同様に引き綱で落下方向をコントロール
⑤チェーンソーにて
根元近くからの伐採(二方向から刃をいれて、くさびも併用した本格的な伐採手順)
⑥樹の中
三分の一部分をチェーンソーにて裁断
<上のリンクと同じ写真もあります>
・Yさんの
7つ道具
・高所からの
眺め
・Yさんの
チェーンソーの出番(上三分の一は山林ノコで切断済み)
・根元からの
伐採1
・
同上2
・
同上3
・伐採した幹の
細断
切り倒した枯れ松は時間がある時に細かくして焚き火の燃料にしますが、どう見ても2年分はあります。