ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

ルイよ、許せ!

2008-12-04 21:18:06 | 家族・親友
風邪をひいたようです。
昨日休んだので、今日は無理して出勤したけれど午後から帰ってきてしまいました。

今、ベッドで横になって記事を書いています。
寝ながらキーボードを打つのは大変作業です。
障がい者の不自由さが、ほんの少しだけ分かった気がします。


 


少し前に猫のルイ君の去勢手術をしました。
大きくなってくると、子孫繁栄のための行動が出てきます。

部屋中におしっこをかけるマーキングもその一つ。
猫のおしっこは、我慢できない臭さです。

ルイを後ろから見ると、男たる立派な金○が付いています。
もう、体型的には大人なんでしょう。
早い目の手術が良いとの話を聞き、実行しました。

手術は昼からとなっていますが、前日の夜8時からは食事は与えないこと。
当日の朝からは水もだめだそうです。
理解できている人間でも辛抱するのは辛いです。
生後6ヶ月過ぎの猫なので、泣き喚くような気がして心配でした。


あっしが自宅に帰ってからしばらくすると、手術後の経過観察を経たルイが病院から戻ってきました。
全身麻酔をしたためか、動きが鈍く元気がありません。

患部を見ると、痛々しいです。
立派な男たる部分が切り取られていました。
人間のパイプカットのようなイメージだったので、ショックでした。

手術するのが当たり前に思っていたけど、「本当に良かったのか?」と自問していました。
人間と共に生活するためには、必要なこととの大義名分だったけど・・・。
人間の勝手で、猫の体にメスを入れたことに罪悪感が湧いてきます。

  
    こんな格好で寝ているのを見ると、胸が熱くなっていました


自然であることが一番大切なことと思っています。
人との付き合いでも、自然体で接しているつもりです。
自分の気持ちに正直に生きることが、後悔しない生き方だと・・・

ほとんど動かず、患部をしきりに舐める姿を見るのは辛いことでした。
近くに来て甘える姿は、心が痛みます。

2~3日すると、元気になってきました。
今では以前と同じように、家中を走る姿がみられるようになりました。
もう、考えることは止しました。

  
     ずっーと、こんなに小さかったら・・・


家族みんなで、可愛がってあげることにします。

それが、せめてもの償いでしょうか・・・