ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

阿蘇キャンツー(2日目)

2009-08-07 23:59:00 | ツーリング・旅行


阿蘇での二日目(8月4日)の朝を迎えます。

目が覚めました。
テントが明るく照らされています。
起きて、テントから顔を出すと、外は真っ暗です。

外灯の明かりが、夜明けに見えたのです。
時刻を携帯電話で確認したら、まだ3時過ぎでした。
腕時計をどこかで失くしたようです。

ウトウトしていると、5時前になりました。
十分に睡眠をとったようで、寝ているのが辛くなりました。
カメラを持って、散歩に出かけることにします。

  
      キャンプ場入口からセンター棟を望む

                                

ひんやりとした空気が気持ちイイです。
阿蘇山頂の方向に歩きます。
車は一台も通りません。

今日はお天気が良さそうです。
雲間から太陽の光がシャワーのように差し込んできます。



                                 

20分も歩くと、広々としたところに出ました。
遠くに阿蘇山頂が見えます。
素晴らしい景色です。



  

                                

傍らで、馬がのんびりと牧草を食べています。
寄っていっても、怖がりません。
見ていると、ほわ~とした温かい気持ちになります。

  

しばらくしたら、福岡の中学生が集団でやってきました。
宿泊学習で来たみたいで、ここで休憩します。
「おはよう!」と声をかけると、みんなから「おはようございます」と返ってきます。
写真撮影をしていたら、女の子はピースサインをしてくれます。
カメラを向けて撮りますが、送ってあげられないのが残念です。
あとで考えたら、学校名を聞いたら良かったんですね。

  


Uターンして、キャンプ場に戻ります。
犬が散歩しています。
おじさんはカブに乗っています。
高齢なので歩くのが辛いのでしょう。
しばらくお話をしながら、一緒にお散歩しました。

  


キャンプ場内に、夏目漱石の記念碑がありました。
小説「二百十日」のモデルになったのでしょうか。

帰ったら朝食です。
簡単ドリップで入れたコーヒーは意外といけます。
まあ、野外での食事やコーヒーだから、美味しいのかもしれません。



連泊するので、荷物は置いたままで走れます。
軽くて動きやすいです。

まず、阿蘇山頂へ
素晴らしい景色と、整備された道路。
ゆっくりと走らないともったいない気がします。
草千里は、観光案内で見たとおりの、広々とした草原です。
馬に乗るのが、風景にマッチしています。



                  

今年の8月30日に、ここでバイクイベント「草千里09 ~10年前の君に逢いにゆく~」が開催されます。
10年に一度の大イベントです。
写真を撮ってもらうためだけに、日本全国からライダーが集まるなんて凄いと思いませんか!

次も10年後だとすると・・・
もう、バイクを降りてるでしょうね。
いや、下手したらあの世にいるかもしれません。


  

                                

阿蘇の火口を見ます。
噴煙の切れた間から、火口の水が見えました。
エメラルドグリーンの綺麗な色をしています。
沢山の観光客で、これを観られた人は何人いるでしょう。
凄く徳をした気分になりました。
教えてくれたおじさん、ありがとう!

ここから、水源郷と高千穂峡に行くことにします。
水源ということなので山の奥かと思っていたら、道路から少し入った神社の境内にありました。
砂が下から溢れてくる水で揺れています。
なにか神秘的な光景です。

  

                                

バイク置き場に向かっていたら、雨がポツリポツリ・・・
空が急に暗くなり、土砂降りになりました。
なかなか小降りになりません。
たまたま退避したのが物産店なので、おにぎり弁当を昼ご飯にします。
地元の食べ物を食するのも一興です。


                 

高千穂峡には以前来ているはずなのに、ほとんど記憶がありません。
観光雑誌に載っているショットだけが頭に残っていますが、奥に何があったのか、どういう景色だったのか思い出せません。

「人間は忘れるから生きられる」と言った人がいます。
「嫌な思い出は忘れ去って、新しい出会いが生きる喜びを生む」ということだと理解します。
単なる健忘症かもしれませんが、「二度目でも新鮮な感動に浸れるじゃないか!」と思うことにしました。


高千穂峡へは山間を走るので行きも帰りも雨でしたが、観光している間は曇り空。
太陽が照っている方が写真がキレイ撮れますが、たくさんの汗もかかずに回れたので良かったです。
欲を言ったら罰が当たります。


キャンプ場に帰る前に、風呂に入って、買出しをします。
教えてもらって温泉は水曜日が定休日
近くにあったお店の人に飛び入りで聞くと、ホテルのお風呂が日帰り入浴できるという。
8階建ての立派なホテルで温泉、露天風呂もあって、たったの500円でした。

食材を買っている間に雨になっていました。
タープも持ってきていないので、炊事棟で食事を作り食べることにします。

電池切れの携帯電話を充電したら、メールやら電話が入っていました。
仕事上のトラブルのようです。
電池式の充電器を持ってきていて良かったです。
こんな山の中で、携帯が使えたのもラッキーでした。


我々の他には、若いカップルと外国人1名だけ。
満員も嫌だけど、人が少ないのも寂しいものです。
寝る頃には雨が上がりました。

天気予報を信じて、眠りにつきます。

明日は絶対、良い天気!