安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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「脱線、歴代経営者に責任」説明会で山崎社長

2009-08-23 21:33:59 | 鉄道・公共交通/安全問題
「脱線、歴代経営者に責任」 JR西社長、検証委に前向き(産経新聞) - goo ニュース

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 JR西日本は22日、JR福知山線脱線事故の被害者を対象にした事故説明会を大阪市内のホテルで開き、山崎正夫社長(66)が「責任はこれまでの経営者にあり、その任を引き継いだ現在の経営者も重く受け止めなければならない」と企業体質をつくった歴代経営者の責任を明言した。終了後の会見では被害者と共同で真相を究明する「事故検証委員会」の設立に前向きな姿勢を示した。

 山崎社長が起訴後、公の場で被害者に直接話すのは初めて。説明会は非公開で、同社によると、山崎社長は事故要因が日勤教育や余裕のないダイヤ編成に加え、風通しが悪くミスを報告しにくい雰囲気など企業体質にあったと説明。

 その上で、事故当時相談役だった井手正敬氏(74)、会長だった南谷昌二郎氏(68)、前社長の垣内剛氏(65)ら歴代経営者の責任を明言した。3氏については遺族35人が不起訴を不服として、神戸第一検察審査会に審査を申し立てている。
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山崎社長の態度を見ていると、「何で俺だけ起訴なんだ。井手や南谷や垣内のほうが悪いじゃないか」と思っているように見えなくもない。もっとも、遺族も関係者もそう思っているし、当ブログもそう思っているから間違いではないが…

山崎社長が、あれだけ渋っていた事故検証委員会の設置に取り組む意向を示したのは歓迎すべきことである。遺族の長年の要求が実った形だ。JR西日本が「俺はこう思う」的な独りよがりの安全対策でなく、遺族とともに考え、歩きながら安全対策を改善していくことが今求められている。

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