安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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【警告】NZで余震、日本も発生迫る?

2011-06-20 23:55:10 | 気象・地震
NZのクライストチャーチ近郊で強い地震、被害も(CNNニュース)

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(CNN) 米地質調査所(USGS)によると、ニュージーランド南島のクライストチャーチ近郊で13日、マグニチュード(M)5.2と(M)6.0の地震が相次いで発生した。

1回目の地震は震源がクライストチャーチの東南東約8キロ、震源の深さは約11キロ。2回目の震源は同市の北北東約13キロだったとみられる。

地元警察幹部がCNNに語ったところによると、1回目の地震で一部の建物が損壊し、数人が負傷したが命に別条はなかった。

今年2月には同じ地域でM6.3の地震があり、その影響で150人以上が死亡している。
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東日本大震災に先だって、2月に大地震が発生したニュージーランドで、余震と見られる強い地震があった。2月の地震では、語学学校の建物が倒壊し、日本人留学生が大勢亡くなったので、ご記憶の方も多いだろう。

死者が出なかったこともあり、国内メディアはほぼ黙殺に近かったが、この地震は、日本にとって重大な「警告」として受け止めなければならない。

さらに、大地震が近づくと急激に増えるとされる「宏観異常現象」と呼ぶべき動物の異常行動に関するニュースが、このところ増えてきている。三陸沖でマダイが異常なほどの豊漁というニュースもそのひとつだ。

我が家でも、東日本大震災の前に現れた室内でのアリの大量発生がまた始まっており、室内に侵入するアリ対策に苦労している。先日は、白河に住むようになってから全くお目にかからなかったゴキブリが立て続けに2回も出現し、驚かされた。そのゴキブリは、まるで何かに追われているかのように、秒速30センチはあるのではないかと思われるほどの猛スピードで走り去った。

小動物は、地殻が発する微弱震動や電磁波にきわめて敏感といわれる。ニュージーランドで大規模な余震が起き、身の回りでも短期間にこうしたことが続くと、当ブログ管理人は背筋が凍る思いがする。このようなことをブログに書くのははっきり言って賭けに近いが、それでも「あのとき危険を知らせておけばよかった」と後悔しないために、私はあえて書く。

東日本大震災の大規模余震は近いうちに起こる、と。

規模は本震よりマグニチュードで1程度小さいと言われることから、M7~8クラスになるかもしれない。

この当ブログ管理人の説を信じるかどうかはもちろん読者の皆さまの自由である。だが、当ブログ管理人は本気である。今週のうちに、もう一度、次のことを確認、実行しておくことにする。

・車のガソリンの満タン補給(&ガソリン携行缶にも補給)
・非常持ち出し品の再確認
・交通機関が止まり、原発に破局が訪れた場合の避難手段、経路の決定
・妻と別の場所にいるときに地震が発生し、連絡手段が途絶えた場合の伝言預け先の確認

最も怖いのは、倒壊寸前となっている福島原発4号機の耐震補強が間に合わず、巨大余震で4号機が倒壊した場合である。1~3号機の合計に匹敵するか、あるいは上回る量の核燃料が4号機プールには納められている。倒壊という事態になったら、もはや何をしても無駄かもしれない。しかし、とりあえず西へ向かえるなら向かう、という方針で臨む。

「現在の状況は3~4月とは異なる。今度巨大な余震が来て原発に破局的事態が起き、避難することになったら、ここには二度と戻れないと覚悟してくれ」と私は先ほど、妻に告げた。妻も「その覚悟はしておく」とのことだった。

過去の例から見ても、このクラスの巨大地震が余震もなく収束するとはとても思えない。今はただ、私のこの予測が杞憂で終わることを願っているが、もし巨大余震で原発が爆発、倒壊等の事態になれば、3.11でさえ悲劇の入口でしかなかったというほどの巨大な悲劇的事態が待ち受けているだろう。いざその時に何ができるかは、その時になったら何も考えられないに決まっているから今から考えておかなければならない。

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