本日2回目の更新です。
装備品をどうやって車体につけるか。水糸では現実感に乏しいし、真鍮板の0.2mmはあるけど硬くて加工はしにくい。
そう言えばアーマーモデリング誌でイラク戦の特集をしていたことがあるのを思い出したので探してみました。
▼ありました。2003年10月号、約19年前!
▼M113A2の作例がありました。やば、サイドスカートの処理が違う! 見なかったことにしよう😅
作成記事によると、
「側面への固定方法ですが、戦場写真を見ると車体の前後についている吊り下げフックから、アンテナガードを中継するかたちで這わせたベルトに荷物を吊り下げているようです」ここはキットの箱絵もそんな感じになっています。ただタミヤの完成写真は車体側面に荷物は直付けになっています。
さらに読み続けると、「ベルトは簡単にたるみが表現できる鉛板を使い、両端にはフックをつけました。荷物にもベルト類を鉛板で再現しました」とあります。
▼鉛板かあ。ヨドで検索すると0.5×50×300mmの板がありました。板厚コンマ5(0.5mm)か、ちょっと厚すぎる気がするなあ。
う〜ん、と考えて閃きました。板オモリはどうかな。早速釣具屋に行って買ってきました。
釣具屋に行くのは多分30年ぶりくらいです。
とりあえずあるもの全部買ってきました。ひとつ200円弱でした。
▼できるかどうかお試しです。一番厚い0.4mmを幅2mm弱にカッターで切りました。
写真はA.M.誌の記事を参考にして車体に付けてみたものです。
キットの装備品はピットマルチを使って仮付けしてみます。
▼仮付けしてみました。
これなら出来そうです。本番では鉛板の幅をもう少し狭くして切り出すことにしましょう。
荷物につけるベルトはマスキングテープにしようと思います。
▼装備品の取り付け方は目処がたったので、いったん取り外しました。
切り取ったあとの残りの鉛板はクセがつかないようにクリアファイルにはさんでしまっておくことにします。
今回はここまでです。次回は塗装に入ろうと思います。
その前にM4A3 105mmとフィギャアを完成させたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
2022.5.27 追加
M113A2は一旦ストックヤードへ移動です。
代わりにとなりにあるM4A3 105mmの出番となりました。
鉛板は初めて使います。
シートベルト!まさにうってつけですね。
おっしゃる通りいろいろなところへ使えそうなので試してみようと思います。
貴重なヒント、ありがとうございます!
A.M.誌の2008年以前の本は、文教堂ホビーのストックから気に入ったものを選んで買っていました。
毎月買ってはいなかったので、冊数は大体50冊位だと思います。しかも2014年以降は買っていません。
最近はもっぱらyoutubeを見て参考にすることが多いです。
私も実写をよく見ていないので模型誌の内容をそのままトレースしてしまいました。イメージとしては運送屋さんのスリングは近いかもしれませんね。
私はシートベルトによく使いますが、釣具屋さんの板オモリが一番安くて良いです。
厚さも色々ありますし、金床の上で叩けばいくらでも薄くなります。
シートベルトや各種のハーネス、前脚機のオモリにも使えてとても重宝します。
フニャフニャに自由自在に捻ったり曲げられるのも良いです。
2003年ですって!あの頃生まれた子供も既に大学生?
よくお持ちでしたね。
そして、必要な記事を思い出して内容を確認する事の出来る記憶力!
これは、本当に素晴らしいです。
しかし蔵書はいかほどの量になるものなのか...。
釣り用の板鉛ですか、厚さが色々有るという事を初めて知りました。
GW当時の写真はあまり見た事がないので、想像になってしまいますが、
運送会社さんがよく使っている、合成繊維製の荷物固定用スリングみたいなものではないかと思います。
かなり厚みのある頑丈なものなので、イメージに結構合うのではと思うのですが(^^;。
模型誌の作例を参考にしました。
もう使えるものならなんでも使いっちゃいます(笑)。
鉛板、どうしようかなあと思っていたら突然ひらめきました。板オモリでなんとかなりそうなので良かったです。超リアルまではいきませんが、リアル感はなんとか出させそうです😄
小学生の時、近所の池でクチボソ(モロコ)釣りの時、カミツブシか板オモリを使ったような気がします。私も子供が小さい時は釣りに連れて行っていました。
スゴイですねー。
子供が小さなころは釣りをしてあげたんですけど・・・。
作るって嫌いじゃ無いですが、いつも見ていると「超リアルを追求する」スゴイ世界だなと感心しています。