履帯のウエザリングにかかります。
▼基本塗装を終えた履帯へピグメントでウエザリングを施します。
使用したのはMIGピグメントのP232 Dry MudとP027 Light Dustの二種類です。
ピグメントを定着させるための溶剤として、タミヤアクリル溶剤X-20Aを使いました。
溶剤で濡らした履帯の上にピグメントを降りかけます。
P232をベースにしてP027をランダムに降りかけました。
ピグメントをつけるための筆は、WAVEの使い切りミニ平筆を使っています。
使い切りの筆ですが、よほど痛まない限りいつも洗って再度使っています。
▼しばらく放置したのち、綿棒でピグメントをこすり落とします。
接地するゴム部分をメインにしてこすり落としていきます。
▼履帯をはめてみました。サイドスカートがないのでピンと張ってしまった履帯が丸見えです😅
▼ゼリー状瞬間接着剤を使って履帯を転輪に接着させます。
ティッシュペーパーをはさみ込んで押さえとし、しばらく放置しておきます。
▼こんな感じで接着できました😄
あとで転輪ゴムを履帯と接地する部分を除いて軽くピグメントを付けておきましょう。
▼出来上がったフィギュアをセットしました。
2体ともそのままでは車体から出るボディの高さがあまりよくないので調整しました。
ドライバーはそのままだと顔半分しか出ないので、かさあげしました。
コマンダーはそのままだと出過ぎてしまい、機銃が下を向いてしまいます。
かわいそうですが足を少し削って調節しました。
今回はここまでです。次回は装備品のウエザリング及びレイアウトを考えたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
履帯のたるみ具合がナイスです
ポリキャタピラへの丁寧な塗装と相まって、連結式と比べ遜色ない様に見えます(^^)。
ただ、ゼリー状瞬間接着剤を使って履帯を接着させるのに
押さえにティッシュペーパーをはさみ込む、と云うところはちょっとヒヤヒヤ(汗)
ティッシュに瞬着が付きはしまいか心配になります(^^;
ドライバーとコマンダーの覗き加減が絶妙です(^^)
いくらフィギュアが上手く出来ても、ここをいい加減にやると台無しになってしまいますから、
イイ感じですねぇ~ここは流石だと思いました。
実は履帯をセットして、唖然としました😨
サイドスカートをつけないとこうなるのを全然考えていなかったのです(アホですわ)
ゼリー状瞬着を使って接着するのは慣れているので、はみ出しの事はほとんど考えていませんでした。
ティッシュは履帯からなるべくはみ出さないようにしたつもりでしたが、写真を見ると、あれ、はみ出していますね😓
フィギュアを固定する部品の高さがあっていないので、そのまま接着すろとアンバランスな状態になってしまいます。
ここをキチッとしないとおっしゃる通り、情けない状態になってしまうのでマジで調整しました(笑)
履帯を自然な感じで弛ませつつ、転輪に密着させる方法も、なるほど・・・です。
ウォッシングやハイライト、履帯のウエザリングの作業内容とともに使った筆も意識して触れるようにしました。
こういう履帯の接着の仕方は、よくTIGER I のベルト式履帯の接着が代表的な例として模型誌に出ていました。
タミヤもベルト式履帯は段々減ってきたので、このやり方は古典的手法になっていきそうです。