JAPANESE NAVY
KOMATSU G40 BULLDOZER
日本海軍
コマツG40 ブルドーザー
昭和18年5月 ラバウル(仮定)
タミヤ1/48 コマツG40ブルドーザーが完成しました。
今回は、Migのチッピングフルードを使い、初めてスプレー技法なるものを試しました。
チッピングフルードの吹き付け量、基本塗装の水性塗料の薄め具合などなどまだ塩梅がつかめていません。
下地塗装を出すために使う水は、水性塗料の乾燥を待って行います。
しかし、乾燥時間をどれくらい取ってから水で濡らすか、時間を置いて再度剥がし作業ができるのか、などなどの疑問があります。
まあ、とにもかくもやってみました。気に入った部分、気に入らない部分があります。
気に入らない部分は、今までのやっていた細筆によるチッピングで加筆修正しました。
それでは国産初のブルドーザー、タミヤのコマツG40ブルドーザーをご笑覧くださいませ。
▼ボンネットふちの塗装剥がれ(チッピング)部分は、今回行ったスプレー技法の結果です。
この部分は気に入っているので、一切手は加えていません。
▼燃料タンク、油圧シリンダーの根元部分、ドーザーアーム上部に付いているカバーも手を加えず、水で基本塗装を剥がした状態のままです。
▼ドーザー前面は、水で基本塗装を剥がしたままの状態。エッジ部分は細筆により少しチッピングを加えています。
錆はVic Hobbyのダークラストを使い表現しています。
▼1/48で少ない部品数の割にはとても精密度を感じる操縦席です。
履帯のウエザリングは、油彩バーントシェンナで錆っぽくした後、クレオスウエザリングパステルのライトブラウンを中心にMIGピグメントP232ドライマッドを少し足してまぶし、定着にはウエザリングカラー薄め液を垂らしました。
接地面は、クレオスラッカーC-8シルバーをこすりつけています。
▼キットには操縦するフィギュアが1体ついています。
▼1/48ですが、小型車両なので手のひらに乗せられます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
いつも新しい技法に挑戦されている探求心を私も見習いたいですが、まねようと思っても中々うまく行かないのが私のスキルのなさですね。今回、スプレー技法なるものを拝見させて頂き、勉強になりました。いやぁ、ウェザリングって奥が深いですね。
1/48とは思えない仕上がりですね。
スプレー技法での細かい塗装はがしにはビックリしました。
今回、このG40が日本のブルドーザーの元祖であるという事を知り、勉強になりました。
調べてみたら、静岡のコマツテクノセンターに里帰りした実機が展示されているそうですね。
48という大きさを感じさせない精密感と重量感があります。
新しい技法にチャレンジされ、きちんと効果を出されていることに感服致します。
錆とチッピングをきちんと使い分けられてバランスを取られているのも流石です。
兵器以外の軍用車両は戦車には無い味があって良いです。
1/48という小さな作品に、様々な手法が織り込まれていて、存在感十分です!!
後付けの細筆によるチッピングが、とても効果的だなと感じました。
制作過程を詳しく書いていただき、とても参考になりました。ありがとうございました。
塗装の剥がれ具合もパイプ類も本物感がスゴイです(◎_◎;)
一番驚いたのは最後の写真を見た時で、ここまでの写真を見てたら、とてもこんな小さいものとは思っていませんでした。
この小ささでこの重量感はすごいですね~。
チッピングフルイド、まったく知りませんでしたが、早速試す腰の軽さに脱帽です。年を取ると新技法を取り込むのも面倒になります。大変参考のなりました。
48でパーツ数も多くないのに、組み立てやすくてしかも精密度も高い。さすがタミヤと改めて思いました。
スプレー技法はWeb上の動画で紹介されています。最近買った海外モデラーの著作本にも作例があるので、今回チャレンジしてみました。
いきなり35でやって失敗するのが怖くて、ミニスケか48にしました。ビビリですね。
0-sen様は、35のHETZERですでに実践されて素晴らしい作品を完成していて流石です。
ウエザリングはやればやるほど、疑問や改善点が出たりして私も奥が深いなと思います。
48なので完成品は小さくて可愛いので、PC周りに置いています。
このブルドーザーは1/48スケールがぴったりだなと作ってみて思いました。
スプレー技法を初めてやってみました。
上手くいった部分がある反面、うまくいっていない部分も多々あるので、まだまだ改善の余地がたくさんあります。こればかりは場数を踏まないと進まないのでまた機会があれば試して行こうと思っています。
海中から引き上げられて展示されている経緯は、タミヤの解説書にも書いてありました。すごい話ですよね。
スケールの割に精密度と重量感が出たのは、スプレー技法によって細かいチッピングが出来たのと、少ないパーツで上手く精密感を出したキットのおかげだと思います。
初めてスプレー技法を試しましたが、良い点と悪い点が少しわかりました。
今回は傷を優先しましたが、もし錆を優先させるなら下地塗装をラスト(錆)色にすれば可能な気がします。
建設重機に代表される働く車両は確かに味があって楽しいですね。
ウエザリングのてんこ盛りです😅
お褒めいただきありがとうございます。
チッピングは、今までの細筆、スポンジに加え、状況によってこのスプレー技法を足していけば良いかなと思っています。
製作過程が参考になってよかったです。拙い記事ですが、スプレー技法はまた試す機会があると思いますのでよろしくお願いいたします。