先に完成させたコルセアと戦った日本海軍の航空基地で飛行場の設営に活躍した小松製作所のブルドーザーです。
タミヤでは1/48で発売されていますが、これは飛行機のメジャースケールである1/48に合わせているのでしょう。
残念なことにこれに合わそうと思う零戦のキットは1/72ですが、そこはそれ遠近感を考えて並べればなんとかなるのでは、という安易な考えで作り始めます。
▲キットには終戦から34年を経て日本へ返還された貴重な実写写真とともにその成り行きを説明した読み物が入っています。
簡単に言うと、終戦時米軍によって海中投棄された後、1948年から49年にかけてオーストラリアのサルベージ会社によって引き上げられた車両の話です。数年、海中に放棄されたのにもかかわらずメカニズム面でのダメージはほとんどなく、海水を洗い落として油をさすとエンジンも始動しすぐに動き出しました。その後はオーストラリアの農場を転々としながら稼働し、1978年現地のコマツ・ディーラーの目に留まり、翌1979年1月10日、オーストラリアからの船旅を経て大阪港に到着。なんと自走して搬送用のトレーラーに乗り込んでいます。
現在は静岡県伊豆市のコマツテクノセンタで保存展示されていると記されています。
《コマツG40ブルドーザー仕様》
全長:3760mm 全幅:1800mm 全高:1850mm 重量:5,500kg
エンジン:コマツ4サイクル頭弁式ガソリン機関 50馬力 総排気量:7,580cc
▼組立説明図
▼パーツはランナー2枚です。
▼組立は4時間くらいで終わります。
足回りは一体型ですが、程々の精密感があります。パーツはまさにパチピタでストレスフリーで組み上がります。
指定色はXF-75呉海軍工廠グレイとなっています。
ネットでXF-23ライトブルーで塗装された素敵な作例があったのでそちらにするかもしれません。
ちなみに1/48で航空兵のフィギュアがありました。
第48回静岡ホビーショーで買ったものです。たぶん消費税が5%の時ですね。
これからも、その路線でエンジン起道車や給油車など出して貰いたいです。
組み立てだけなら1日で終ってしまうのも有り難いです。
フィギュアも地上員や甲板員も出してもらいたいです。
確かに48のMMは飛行機に合わす目的もありますね。
タミヤのHPを見ましたが、48に米軍のタンクローリーはありますが、その他はこのブルドーザー位しかないようです。
米英軍の救急車と消防車などがあれば飛行場の片隅に置いてアクセントに良いと思います。
フィギュアはほとんどないようなので、パイロットはもちろん、整備兵や見送り兵もあったら楽しいですね。
こういう建設重機は好きなので1/35でも欲しいアイテムです。ハセガワから1/35の建設重機が出てますが、そっちはちょっと近代的過ぎていまひとつ食指が動きません。
1/72との遠近技法が楽しみです♪。
今、ちょうどお昼休みでした。
ホント、びっくりする話です。半端ない耐久性です。
コルセアの相手となる零戦二二型のそばに置きたいと思っていますが、どうなるか。
零戦も考えている塗装がちょっと未経験の塗装になりそうです。