T-90Aは組立が終わって塗装待ちとなっていますが、ウクライナ情勢を鑑みしばらく製作は保留といたします。
さて、GAZ67B、3.7cm対戦車砲とオールドタミヤを楽しみましたが、引き続きその近辺を作ろうと物色した結果、以下のキットを作ることにしました。
▼積んでいるタミヤのキットの中でもフィギュアを除いては一番古い、シリーズNo.16のB.M.W.R75サイドカーです。
ただ着ている冬用の軍服が、活動地域と時期を4月のアドリア海に面したアルバニアとユーゴスラヴィア国境付近としたので、季節的に少し合わないかなという気もしています。
▼今回はこのキットにもう一つキットを足して作ることにしました。
それはこのキットになります。通称フンクワーゲン、Sd.Kfz.223です。
このキットも初版は1975年でシリーズNo.62と古いキットですが、今回はリニューアル版でエッチングパーツ付きのNo.268となります。
所属部隊は偵察部隊の車両とし、年代は1941年にするので車体色は両者ともジャーマングレーとします。
▼所属部隊は、3.7cm対戦車砲と同じLSSAHとなり、Sd.Kfz.223は偵察大隊(自動車化)の中隊本部車両・第1装甲車中隊、B.M.W.R75は同大隊の第2オートバイ中隊所属としました。
▲この写真を参考にすると、サイドカーの方は車両と搭乗員のみを作ることになりそうです。
Kfz.15?の前席に立って搭乗している兵はコートを着用している様に見えるので、オートバイ兵がコート姿でも良いかなと、勝手に思い込みはじめました😅
▼活動地域は、アルバニア国境のストゥルガ方面となります。
下の写真に記しましたが、3.7cm対戦車砲は1941年4月9日のスコピエでの設定でしたが、今回はそれ以後の4月11日としました。
▼戦史の裏付けの資料としていつも活用している書籍です。
今回は右の武装SS師団全史から選びました。
ということで、1941年4月11日 アルバニア国境ストゥルガへ西進中の"LSSAH"偵察大隊のSd.Kfz.223とB.M.W.R75として作っていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
渋い選択となりました。もう今作らないとずっと積みっぱなしになるので作る決断をしました。
ほとんどは作りたいキットを決めてから戦闘地域、時期、相手を探すことが多いです。
なのでキット付属のデカールがその第一条件となります。
今回は作りたいキットは、この他に米軍のM10がありました。ただデカールの部隊が資料では見つかりませんでした。
BMWR-75は資料で戦場の目星を付けたあと、付属デカールで対応できそうなのでこちらに決めました。
M10はもう少し時間をかけて見つかれば良いですが、もちろん見つからなくてもいつもどおり作ります。
確かに作るキットの背景を決めていると、モチベは上がります。
自分でも早く完成品を見たい気持ちになります。
それでも時には製作上の頓挫があってモチベーション急降下は私もあります。そうなると悲しいかな完成がノルマみたいになってしまいますね😢
>ヤフオクで高値
ちょっと何か悲しい気がします。タミヤも発売したキットはずっと売っていてくれれば良いのにと思ってしまいます。
>垂涎の一品
ちょっと作るのに緊張します。失敗したらどうしよう😅
オールドタミヤが病みつきに、と言うのは冗談です。
でも古いキットを作るのも楽しいですね。
タミヤ初期のキットは出戻りした頃、再販品をみつけて懐かしさもあって買いました。
実は厳密に言うとギリシャに入る前のユーゴスラヴィアからちょっとアルバニア国境のストゥルガへの侵攻が部隊です。
ちょっと寄り道という感じですね。本格的なギリシャ侵攻の舞台ではⅢ突A型が出てきますが、残念ながら該当するキットを持っていません。
今回は作りたいキットから始まって、該当する部隊、そしてそこから展開地域が決まりましたが、私も作り始めてから設定を探すことはよくあります。なので黒猫2号さんの作りながら裏付けの資料をたくさん探す作業はすごいと思います。
私も作ったんだろうと思うのですが、よく覚えていません😅
オールドタミヤはずっと積んでいるので、早く日の目をみせてあげたい気持ちがあります。
古いけど新しい発見があったら良いですね。楽しみです。
今回、資料は後付けです。オートバイを作るにあたってオートバイ部隊を探して決めていきました。
渋い選択です。
キットを作られる前にこういう実車だけでなく、実車が活動したフィールドや状況をしっかりとリサーチされているのが凄いです。
私も今回の一式高練でhajimeさんがリサーチに拘られているお気持ちが少し判ったような気がしています。
私の場合は「映画」という要素がかなり密接に絡んでします。
そこで質問なんですが、
色々な資料を調べられた結果「これを作りたい」と思われるのか、それとも作りたいキットを決められてから資料を調べられるのか、どちらがメインなんでしょうか?
これまた懐かしのキットが二つも!しかも見組立と云うのがスゴイ。
我が家にはほぼガラクタと化したものが、押し込みに放り込んでありますけど(汗)
ギリシャ侵攻作戦とは、状況設定が素晴らしいですね、
ロシアとか北西ヨーロッパ(ノルマンディー含む)、そしてアフリカなどは多く作例を見るのですが、
ここはなかなか、ちょっと見たことが無いような、
資料チェックも万全、事前準備に抜かりないところが、思い付きで作り始めてしまう、ワタシとの大きな違いですね(^^;
しかも部隊はLSSAH、どんな構成になるのでしょうか!?ワクワクです(^^)。
BMW R75は40数年前に私も作ってまして、2体の兵隊さんは無くなってますが、本体と搭乗員はまだそのままで残ってます。
なかなか味わい深いキットかと思います。
hajimeさんの魔法でどうなって行くかフンクワーゲン共々たいへん楽しみであります。
それにしても、資料から作るものを決めて行かれるとは・・・さすがです。