前回からの続きで足回りの塗装を行います。
なお、今回は、足回りの塗装〜車体泥パテ付け〜車体塗装(カラーモジュレーション)という内容です。
▼まずはブラックで塗装した足回りに泥汚れとしタミヤアクリルXF-52フラットアースをアクリル溶剤で薄めてエアブラシでランダムに吹きます。
いやあ〜、久しぶりのアクリルのエアブラシ、詰まる詰まる、出にくくて思いっきりレバーを引いてしまって「ぶぁっと」やってしまったところがあります
0.2mmダブルアクションのエアブラシを使ったのが余計つまりやすくなったのかもしれません。
▼続いてXF-52フラットアースにXF-57バフを混ぜて明るくした色を所々にエアブラシしました。
▼車体の塗装に入る前に足回りに色がつかないようにマスキングしておきます。
▼車体前部にヘッジローがついているので、ラッカーパテで泥の表現をしておきます。
クレオスラッカー溶剤を少し足して筆でこすり付けました。
▼車体の塗装に入ります。参考にしている書籍ではアモMIG社の「オリーブドラブ・モジュレーション・ベーシックセット」を使っていますが、私はいつも通りクレオスの「カラーモジュレーションセット・オリーブドラブ」を使っていきます。
まずは、シャドウを全面にエアブラシしました。
▼次にオリーブドラブベース色を車体及び砲塔の上面、前面装甲、側面装甲、後面の上方にエアブラシで薄く塗布しました。砲身の上部にもエアブラシをかけています。
相変わらずグラデーションの階調が雑ですね
▼2番目のハイライトとしてハイライト1を上面と各部の上面に薄く塗布。
「前工程のハイライト色を残しつつ、さらに自然な感じで明暗グラデーションをつけていく」と本では指示していましたが、ちょっとうまく行っていませんね。
▼最後にハイライト2で各部の上面やエッジ部分など最も明るくしたい部分にハイライトを入れました。
その後、エアブラシではハイライトを入れにくい各部のディテール(ペリスコープガード、取っ手やフック、ライトガード、ヒンジなどの上部、ボルトや車載工具の固定具の上面)には細筆を使ってハイライトを入れました。使用した塗料はハイライト2です。
カラーモジュレーションのやり方は、いつもでしたらシャドウは文字通り足回りやシャドウ部分に吹いて、その後シャドウを残しつつ基本色を吹いていくのですが、ホセ・ルイス氏はシャドウを基本色としている感があります。
そのことは、シャドウ色を全面に塗布させ、基本色をハイライト色のように塗布していくやり方からそんな感じがします。ただシャドウを基本色扱いとすると全体が暗めになってしまうような気がするのですが、彼の編み出したB & W(ブラックアンドホワイトテクニック)が根本にあると考えればこの方法になるのかもしれません。ちょっと不安がありますがこのまま進めていきます。
次回はチッピングにかかりたいと思います。
軽戦車が好きなので、なんだか楽しみです!
私のようなおかしなブログ主が訪れるのも、そちらのご迷惑にならなければ良いのですが、実は.......
私がまだ未経験で、気になっていたことがあったので、ぜひ教えていただきたくコメントを書かせて頂きました。
金属プライマーってやはり吹いておくと違いがありますか?
いつも真鍮等の塗装面が、ウェザリングの時に少し楊枝を当てただけでポロリと剥がれてしまいがちです。
やっぱり使うべきでしょうか?
すみません!自分で試せば良いものを(笑)
でも、どんなのが1番良いとか教えて頂けるのは、やはり使っていらっしゃる方だと思いました。
差し支えなければ教えて頂けませんか?
真鍮線、エッチングパーツなどの金属部分にはメタルプライマーを塗っておくのは必要だと思います。
塗り忘れたことがありましたが、その時は私もウエザリング中に塗装面が剥がれました。
サフはタミヤのプライマー入りを使っていますが、念のため金属部分にプライマーを塗っています。塗っておけば余程の事がない限り剥離はしません。
ちなみに使っているのはクレオスの「Mr.メタルプライマー」です。他にもあるようですが、これ以外は使った事がないので申し訳ありませんが、他の製品はわかりません。
拙ブログにご訪問いただき、誠にありがとうございました。これからもよろしくお願い申し上げます。
サフにプライマー入りがあったんですね、知りませんでした。
サフは他の用途にも使うので私にとっては分けて吹いた方が良さそうです。
成程、そんなに剥がれにくくなるものなんですね!
それならば是非使ってみたいと思います。
クレオスを実際にご使用になられてるなら、私も先ずそれを買ってみます。
わざわざお時間頂きまして、恐縮です、どうもありがとうございます!
参考になり、勉強させてもらいました、こちらこそ宜しく御願いします!