書くことの効果
2011-04-12 | Weblog
書くことの効果
書くことには心にとってどんな効果があるのでしょうか。
一つには、思考との関係があります。
言葉と思考との関係はよく知られていますが、書くこと、話すことの効果は、思考を活性化させ、さらに思考の整理、高度化に貢献します。とりわけ、書く行為は、思考の外化、つまり、考えていることが文字で表現されて目に見えますので、活性化、整理、高度化への貢献度が高くなります。
考える、それを文字にする、それをみてさらに考えるの繰り返しが思考には有効です。
さらに、感情との関係も無視できません。
たとえば、日記を書く行為。
一日を振り返っていやだったこと、うれしかったことを日記に記すと、気持ちが穏やかになります。これが書くことによる感情の知性化、結果として、感情を平穏な状態に戻ることができます。
もう一つは、書くという行為に内在する前向き(ポジティブ)な力の活用です。本を読むよりもはるかに、書くほうが気持ちが前向きになります。書いているうちに、どんどん気持ちが上向いてきます。
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