貧乏は買ってでもせよ」
「最初の教育者は空腹である」(ウェーバー)。
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貧乏はしたくない。
貧乏は、「買ってでも」するものではない。
いずれの名言も、結果論を言っているのだ。
いやおうなしに貧乏生活をせざるをえないのが普通。
そして、貧乏に負けてしまうのが大多数なのだ。
でもその中から、偉人、天才は、はいあがり成功し、こうした名言を吐くのだ。そして、時には、貧乏な人々を見下すことさえある。
だから、こんな名言もある。
「貧乏というものは、決して魅力的なものでも、教訓的なものでもない。私にとって貧乏は、金持ちや上流階級の優雅さを過大評価することしか教えてくれなかった。(チャップリン)」
だからといって、こうした名言が無意味だというわけではない。
間違いなく、貧乏の中には、たくさんの学ぶべきものがある。
とりわけ大事なのは、学ばねばだめだということを学ぶことではないかと思う。
貧困街の子どもの痛切な訴えが、「勉強して医者になりたい」あるいは「学校にいって先生になりたい」である。
貧乏が生き方の明確な目標を与え、勉強に駆り立てるのだ。
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