山と川しかない保津川渓谷の自然の中で日々仕事をしている私はっちんですが、
先日はクールビズな恰好に身を包み、大都会・大阪へ久々に行って参りました。
目的地は大阪の中心・梅田にあるJR西日本本社。
今回の訪問は私が今、京都大学で進めている研究調査の資料収集が目的。
梅田の大阪駅から歩いて10分ほどのところにあるJR西日本本社。
13階建ての立派な建物は、近畿地方の鉄道交通網の司令部に相応しい
風格を感じさせるに十分なビルディングです。
今回の来訪でお邪魔したのはここの「鉄道図書資料室」
5階にある総務部で担当の方と面会後、案内していただきました。
国鉄の歴史を中心に、日本鉄道史関連の資料が本棚に並ぶ資料室は日本の近代化の歩みと
そこに生きた人々の精神が活字となり、詰まっているそんな感覚に囚われます。
裏の棚には社内業務の報告書や広報誌類まで様々な書類も保管されていました。
興味ある資料を閲覧していると、子どもの頃に読んでいた鉄道図鑑のことなどを
思い出します。
ワクワクしながら捲ったページ。新幹線0系が日本の高度成長の象徴であり、
私達、子ども達の憧れ、夢の超特急だった頃の思い出です。
しばらく閲覧させていただきましたが、訪問の目的となる資料には出会えず、
結局、弁天町にある「交通科学博物館」の図書資料室を紹介していただき、
そちらへ向かうことに。
JR環状線に乗り、弁天町へ。
子どもの頃に、両親に連れて来て貰った記憶がある懐かしい場所「交通科学博物館」
なんといってもここの凄いのはSLや新幹線が実物のまま展示されていること。
幼い頃、胸を躍らせて見学した新幹線0系もあの頃と変わらない姿で展示されていました!
運転室に入り、操縦管を握れるとあって長い列に並んだものでした・・・
幼い子ども達が、あの頃の私のように楽しそうな声をあげ元気に遊んでいました。
そして、展示会場の横にあった巨大ジオラマ。今も健在でした!
飽きもせず、ずうっと眺めていた幼い私の姿が映像となって瞼に映し出されました。
気が付けば、研究資料の収集という本来の目的を忘れて、童心に戻り
室内の様々な展示を見学して歩き回っていたのでした。
資料調べより、博物館見学の方に夢中な感じの来訪でしたが、子供の頃感じた、
日本の鉄道交通の歴史と発展、そして当時の最先端技術の進歩に、未来という
言葉と夢を純粋に描けたあの頃の感動が甦る時間を過ごさせていただいたのでした。
今の子ども達は、あの頃の私たちの様に「未来への夢や希望」を描けることができる世の中だろうか?
「日本のよき時代」が今もあの博物館には漂っている、そんな感じを覚えた「鉄道な一日」でした。
あっ、肝心の資料収集は・・・まあ、今日のところは‘よし’としましょう~
先日はクールビズな恰好に身を包み、大都会・大阪へ久々に行って参りました。
目的地は大阪の中心・梅田にあるJR西日本本社。
今回の訪問は私が今、京都大学で進めている研究調査の資料収集が目的。
梅田の大阪駅から歩いて10分ほどのところにあるJR西日本本社。
13階建ての立派な建物は、近畿地方の鉄道交通網の司令部に相応しい
風格を感じさせるに十分なビルディングです。
今回の来訪でお邪魔したのはここの「鉄道図書資料室」
5階にある総務部で担当の方と面会後、案内していただきました。
国鉄の歴史を中心に、日本鉄道史関連の資料が本棚に並ぶ資料室は日本の近代化の歩みと
そこに生きた人々の精神が活字となり、詰まっているそんな感覚に囚われます。
裏の棚には社内業務の報告書や広報誌類まで様々な書類も保管されていました。
興味ある資料を閲覧していると、子どもの頃に読んでいた鉄道図鑑のことなどを
思い出します。
ワクワクしながら捲ったページ。新幹線0系が日本の高度成長の象徴であり、
私達、子ども達の憧れ、夢の超特急だった頃の思い出です。
しばらく閲覧させていただきましたが、訪問の目的となる資料には出会えず、
結局、弁天町にある「交通科学博物館」の図書資料室を紹介していただき、
そちらへ向かうことに。
JR環状線に乗り、弁天町へ。
子どもの頃に、両親に連れて来て貰った記憶がある懐かしい場所「交通科学博物館」
なんといってもここの凄いのはSLや新幹線が実物のまま展示されていること。
幼い頃、胸を躍らせて見学した新幹線0系もあの頃と変わらない姿で展示されていました!
運転室に入り、操縦管を握れるとあって長い列に並んだものでした・・・
幼い子ども達が、あの頃の私のように楽しそうな声をあげ元気に遊んでいました。
そして、展示会場の横にあった巨大ジオラマ。今も健在でした!
飽きもせず、ずうっと眺めていた幼い私の姿が映像となって瞼に映し出されました。
気が付けば、研究資料の収集という本来の目的を忘れて、童心に戻り
室内の様々な展示を見学して歩き回っていたのでした。
資料調べより、博物館見学の方に夢中な感じの来訪でしたが、子供の頃感じた、
日本の鉄道交通の歴史と発展、そして当時の最先端技術の進歩に、未来という
言葉と夢を純粋に描けたあの頃の感動が甦る時間を過ごさせていただいたのでした。
今の子ども達は、あの頃の私たちの様に「未来への夢や希望」を描けることができる世の中だろうか?
「日本のよき時代」が今もあの博物館には漂っている、そんな感じを覚えた「鉄道な一日」でした。
あっ、肝心の資料収集は・・・まあ、今日のところは‘よし’としましょう~