今日30日、亀岡市保津町にある「保津文化センター」で
同市を拠点に異文化交流活動を進める「京・くろかる隊」主催の
留学生と市民の交流会「ウエルかめパーティー」が開催され
我々斯道会空手道場が日本武道の紹介として演武を披露してきました。
同パーティーには、京都学園大学で学ぶアメリカ、台湾、韓国、中国などからの
留学生20数名がゲストとして招かれ、亀岡市長をはじめ桂川・田中両府議会議員、
西口市議や亀岡市教育長もホスト役として参加して下さいました。
「京・くろかる隊」は保津川下りや嵯峨野観光鉄道など外国人観光客が
大勢訪れる亀岡市で、観光の案内や人的交流を市民レベルで取り組もうと
組織された市民団体です。
また、同市にある京都学園大(曽我部町)の留学生との交流会なども
定期的に計画しており、草の根的な他文化交流でお互いに学び合い
地域の活力を生み出そうと活動しています。
代表は私の弟・豊田覚司が務め、私も同会の立ち上げ時からのメンバーでありますが、
今回は留学生さんと交流パーティーということで、日本の伝統文化を紹介する演技者として
参加し、特技である「空手道」を道場生の子どもたち9名と一緒に披露してきました。
演武ではまず、日本人として基本「礼法」として正座から黙想、挨拶をご覧いただきました。
なんといっても日本武道の一番大切な精神である「礼節」を見てもらうことが大事です。
その後、突きや蹴り等の基本動作から沖縄伝来の古流型など4つを子どもたちと披露しました。
また、今回は日本に来て間なしの留学生さんもお越しなっていることから、特別サービスとして
古武術な中から「杖術」や「トンンファーvs杖」の対決も見ていただきました。
最後は空手演武のお約束「試し割り演武」へ。
子どもたちが突きや手刀、蹴りによる杉板割りを行った後、最後のトリは
私が手刀による建築資材用ブロック割りで絞めました。
ブロック割りに入る前、会場の留学生からは「ブロックは無理だろう・・・」との
声も聞こえてきましたが、割り終えると、会場からはどよめき、それこそ
割れんばかり拍手をいただきました。
私達、道場生は今回の演武にあたり
「子どもも大人もない、我々が演じる姿すべてが日本の武道・空手と認識されるのだから、
失敗は許されない。日本の武道・空手の名を汚さない様な演武をしよう!」と誓い合い
挑みました。道場生のみんなも子どもながら「日本を背負う」という使命感を持ち、
体感して貰えたものと思います。
国際交流、異文化交流には、まず自分たち日本人としてのアイデンティティが必要不可欠です。
それは武道でも、茶や華、太鼓や日舞といったその他の伝統文化・芸能でも構わないし
文学や哲学・思想でも構いません。日本人として世界の舞台に立つ‘根’となるものを
これから日本を背負って立つ若者には持ってほしいと思うのです。
生徒たちも、その一旦を今回の交流パーティーの演武で垣間見てくれたのなら、幸いです。
世界は高度情報化社会や近代科学技術の目覚しい発達で、益々、グローバル化は
加速されることでしょう。亀岡というのどかな田園都市にも、その波は押し寄せてきています。
私は空手という伝統武術とその精神を基盤に「世界というものへの視野と意識」を持った若者を
育てていきたと思っています。その意味でも今回のような市民レベルでの異文化交流活動の
意義は大きく、この活動の輪が、まさに草の根が地面広く張っていくことで、喚起され
市民の民度向上と優秀な人材育成に寄与するものと考えます。
私は空手家として、そして日本古来の舟運の船頭として異文化交流にも精力的に取り組みたいと思っています。
今後の「京・くろかる隊」の活動に注目して下さい。
また、「京・くろかる隊」へのご支援とご協力のほど、よろしくお願い致します。
*演武に集中していた為、写真を撮ることができませんでした。
どなたか、演武風景の写真をお持ちの方がおられたら、ブログにアップしたいので
譲っていただければ、大変うれしく思います。よろしくお願い致します。
同市を拠点に異文化交流活動を進める「京・くろかる隊」主催の
留学生と市民の交流会「ウエルかめパーティー」が開催され
我々斯道会空手道場が日本武道の紹介として演武を披露してきました。
同パーティーには、京都学園大学で学ぶアメリカ、台湾、韓国、中国などからの
留学生20数名がゲストとして招かれ、亀岡市長をはじめ桂川・田中両府議会議員、
西口市議や亀岡市教育長もホスト役として参加して下さいました。
「京・くろかる隊」は保津川下りや嵯峨野観光鉄道など外国人観光客が
大勢訪れる亀岡市で、観光の案内や人的交流を市民レベルで取り組もうと
組織された市民団体です。
また、同市にある京都学園大(曽我部町)の留学生との交流会なども
定期的に計画しており、草の根的な他文化交流でお互いに学び合い
地域の活力を生み出そうと活動しています。
代表は私の弟・豊田覚司が務め、私も同会の立ち上げ時からのメンバーでありますが、
今回は留学生さんと交流パーティーということで、日本の伝統文化を紹介する演技者として
参加し、特技である「空手道」を道場生の子どもたち9名と一緒に披露してきました。
演武ではまず、日本人として基本「礼法」として正座から黙想、挨拶をご覧いただきました。
なんといっても日本武道の一番大切な精神である「礼節」を見てもらうことが大事です。
その後、突きや蹴り等の基本動作から沖縄伝来の古流型など4つを子どもたちと披露しました。
また、今回は日本に来て間なしの留学生さんもお越しなっていることから、特別サービスとして
古武術な中から「杖術」や「トンンファーvs杖」の対決も見ていただきました。
最後は空手演武のお約束「試し割り演武」へ。
子どもたちが突きや手刀、蹴りによる杉板割りを行った後、最後のトリは
私が手刀による建築資材用ブロック割りで絞めました。
ブロック割りに入る前、会場の留学生からは「ブロックは無理だろう・・・」との
声も聞こえてきましたが、割り終えると、会場からはどよめき、それこそ
割れんばかり拍手をいただきました。
私達、道場生は今回の演武にあたり
「子どもも大人もない、我々が演じる姿すべてが日本の武道・空手と認識されるのだから、
失敗は許されない。日本の武道・空手の名を汚さない様な演武をしよう!」と誓い合い
挑みました。道場生のみんなも子どもながら「日本を背負う」という使命感を持ち、
体感して貰えたものと思います。
国際交流、異文化交流には、まず自分たち日本人としてのアイデンティティが必要不可欠です。
それは武道でも、茶や華、太鼓や日舞といったその他の伝統文化・芸能でも構わないし
文学や哲学・思想でも構いません。日本人として世界の舞台に立つ‘根’となるものを
これから日本を背負って立つ若者には持ってほしいと思うのです。
生徒たちも、その一旦を今回の交流パーティーの演武で垣間見てくれたのなら、幸いです。
世界は高度情報化社会や近代科学技術の目覚しい発達で、益々、グローバル化は
加速されることでしょう。亀岡というのどかな田園都市にも、その波は押し寄せてきています。
私は空手という伝統武術とその精神を基盤に「世界というものへの視野と意識」を持った若者を
育てていきたと思っています。その意味でも今回のような市民レベルでの異文化交流活動の
意義は大きく、この活動の輪が、まさに草の根が地面広く張っていくことで、喚起され
市民の民度向上と優秀な人材育成に寄与するものと考えます。
私は空手家として、そして日本古来の舟運の船頭として異文化交流にも精力的に取り組みたいと思っています。
今後の「京・くろかる隊」の活動に注目して下さい。
また、「京・くろかる隊」へのご支援とご協力のほど、よろしくお願い致します。
*演武に集中していた為、写真を撮ることができませんでした。
どなたか、演武風景の写真をお持ちの方がおられたら、ブログにアップしたいので
譲っていただければ、大変うれしく思います。よろしくお願い致します。