年中で一番忙しくなる11月。
その11月が今日で終わりました。
今年は保津川に船が流れて400年目の記念の年でしたが、
ご存知の通り、8月の落石事故が発生し例年とは大きく
異なる400年目の11月となりました。
落石現場を通過できないことから、その手前に迂回路を整備し、
歩行にて通過するという苦肉の策での運航を余儀なくされました。
その結果、迂回路通過に掛かる時間を調整するため、順次
川の上での船を止めるという運航方法をとらざるをえず、
その時間的なロスが大口の予約を入れられないという営業的には
致命的な事態となり船の流船数を減少させる原因となりました。
また、通常運航なら全く問題のない、少しの増水でも迂回路が
水没することから運休日が3割以上増えることになりました。
唯一、救いであったのは紅葉の時期が遅れ、11月下旬でも
美しい紅葉が楽しめ、後半の来客数が落ちなかったこと。
また、天候も安定し穏やかな日が多かったことです。
厳しい試練が続いた2006年にあって、これではあまりにも可哀想と
思ったくれたのか?11月だけは天が味方してくれたようです。
そして明日から12月です。
今年の営業は10日(日)までとし、落石現場の調査・整備等に
かかる予定なので、例年営業している冬季船は運休します。
私達、船頭も今年の冬は職探しに奔走しなければならないようです。
厳しい冬になりそうですが、温かい‘春’を信じて頑張るしかなさそうです。
その11月が今日で終わりました。
今年は保津川に船が流れて400年目の記念の年でしたが、
ご存知の通り、8月の落石事故が発生し例年とは大きく
異なる400年目の11月となりました。
落石現場を通過できないことから、その手前に迂回路を整備し、
歩行にて通過するという苦肉の策での運航を余儀なくされました。
その結果、迂回路通過に掛かる時間を調整するため、順次
川の上での船を止めるという運航方法をとらざるをえず、
その時間的なロスが大口の予約を入れられないという営業的には
致命的な事態となり船の流船数を減少させる原因となりました。
また、通常運航なら全く問題のない、少しの増水でも迂回路が
水没することから運休日が3割以上増えることになりました。
唯一、救いであったのは紅葉の時期が遅れ、11月下旬でも
美しい紅葉が楽しめ、後半の来客数が落ちなかったこと。
また、天候も安定し穏やかな日が多かったことです。
厳しい試練が続いた2006年にあって、これではあまりにも可哀想と
思ったくれたのか?11月だけは天が味方してくれたようです。
そして明日から12月です。
今年の営業は10日(日)までとし、落石現場の調査・整備等に
かかる予定なので、例年営業している冬季船は運休します。
私達、船頭も今年の冬は職探しに奔走しなければならないようです。
厳しい冬になりそうですが、温かい‘春’を信じて頑張るしかなさそうです。