保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

NHK「ルソンの壺」に長谷川一彦社長が出演!

2008-05-31 00:02:07 | 素晴らしき仲間たち~
6月1日(日)にNHK総合テレビで放送される
「ルソンの壺」にトロッコ列車・嵯峨野観光鉄道社長
の長谷川一彦さんが出演されます。

放送時間は午前8:00~8:25まで。

私達の保津川下りも流れる京都・保津川渓谷沿いを
走る嵯峨野観光鉄道・トコッコ列車は、JR嵯峨嵐山駅に
隣接するトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの
7.3キロ間を1時間に1往復しながら走る観光鉄道。

四季折々の美しい保津峡の景色を、時速20キロという
ゆっくり走る列車の車窓から眺める旅は、今や京都・嵯峨野を
代表する観光スポットとして、年間約95万人以上の
観光客が訪れる人気の列車です。

そのトロッコ列車の創設者にして現社長を
務められているのが今回、「ルソンの壺」に
出演される長谷川一彦さんです。
心に残る感動の旅を追求する経営哲学が認められ
2004年に国土交通省から‘観光カリスマ’にも
選ばれた長谷川社長は、私はっちんが最も尊敬する
経営者でもあります。

旧国鉄マンとしてエリート街道をまっしぐらに走って
いた長谷川さんが「嵯峨野観光鉄道」の社長に
就任されたのが17年前の90年(平成3年)。
当時JRが鳴り物入りで参入した観光業として話題となった
トロッコ列車でしたが、その内情はお粗末な限りで、利用する
旧山陰線の廃線は荒れ放題、列車も満足な駅舎も用意されて
いないという最悪の状態からのスタートだったのです。
そんな中、長谷川社長自ら先頭に立ちJRから出向してきた
わずか9名の社員たちを引き連れ、毎日、線路の整備や
沿線の植樹作業など現場で汗を流し、やっとのことで
オープンに漕ぎ付けました。

その姿を見ていた周囲は「3年も持たないだろう・・・」と
予想したものですが、開業してみると、どうして、どうして
初年度から67万人が来客するという大盛況となったのです。

自然景観だけに頼る観光ではなく、酒呑童子という
地元にまつわる鬼さんが列車に乗り込むパフォーマンス
や車掌さんによる歌やマジックショーなど趣向を凝らした
演出でお客さんを楽しませるサービスが大ヒット!
また、保津峡眼下を流れる保津川下りとセット観光
として売り出し、今では京都・嵯峨野・洛西地区を
代表する人気コースとしてもすっかり定着しています。

観光鉄道事業を成功させた長谷川社長は、98年に
JR西日本和歌山支社長として取締役待遇で迎え
られるも、本人の強い希望で2000年6月より
再び嵯峨野観光鉄道社長に就任されたのです。

観光事業に魅せられ、そして成功を収めた
長谷川社長の経営哲学は、同じ観光業を生業に
する者にとって多くのヒントを与えてくれます。

男気があり豪快な方で、人間的にも魅力いっぱいの
長谷川社長。是非、「ルソンの壺」をご覧下さい。

☆NHK放送:6月1日(日)午前8:00~8:25
 再放送時間:6月2日(月)午前1:30~1:55(日曜深夜)

ルソンの壺は桃山時代、フィリピン・ルソン島から
持ち帰った輸入品(壺)で巨額の富を築いた大阪・堺の商人
呂宋助左衛門(るそん・すけざえもん)にちなんで、
独創的な発想でビジネスチャンス「現代のルソン壺」
を見つけ成功を収めている関西の企業・経営者に
スポットを当てその成功の核心を探る番組です。

NPOプロジェクト保津川で長谷川社長のインタビュー掲載

はっちんブログで酒呑童子を紹介

旅にでます~

2008-05-29 17:20:35 | 船頭
今日の保津川は朝から強風が吹き荒れる悪天候に見舞われ、またしても‘川止め’へ。

中二日をあけての休業です。

また明日も雨が降るらしい…

こうなったら‘旅にでるしかない’

捜さないで下さい(笑)

それでは行って参ります。

押忍!男組〓斯道会はっちん〓

本日の保津川下りは運航を中止しております。

2008-05-29 08:00:34 | 船頭
本日の保津川下りは強風と大雨という
悪天候のため運航を中止しております。

本日、保津川下りを予約頂いた方、また予定されていた方
には大変御迷惑をお掛けいたしますが、何卒、
ご了承頂きます様、よろしくお願い致します。

特に修学旅行の学生さんの予約が多い時、
せっかく、京都の楽しい思い出の一つに
保津川下りを体験していただけないのが
とても残念です。



明日の「七人の女弁護士」に合田雅吏さんが出演!

2008-05-28 23:31:36 | 合田雅吏さん
明日29日(木)にテレビ朝日系で放送される
「七人の女弁護士」に合田雅吏さんがさんが
ゲスト出演されます。

合田さんの役どころはレストランオーナの父親を殺された
被害者家族でありながら、その容疑者として自分の婚約者が
逮捕されるという複雑な役柄。
その恋人である容疑者の弁護を依頼する一方で
実は自分の勤める商社の常務の娘とも婚約していた
という、なにやらとっても怪しい役です。

水戸黄門の格さんとして活躍されている合田さんの
久々の現代劇出演です。いつものお武家さんの姿が
凛々しい合田さんですが、現代劇ではまた一味違った
かっこよさを見せてくれることでしょう!

「七人の女弁護士」は釈由美子さん主演のシリーズで、
女性であるがゆえに様々な理由で現代社会においては
まだまだ弱者である女性たちを救うべく、7人の女性弁護士
たちが大活躍する人気ドラマで、釈さん扮する女弁護士が
法廷で容疑者を追い詰めていくシーンは痛快です。

今回、合田さんは果たして被害者なのか、それとも・・・

結末は、是非、明日の放送でご覧下さい。

☆木曜ドラマ「七人の女弁護士」テレビ朝日系列
 午後9時~55分

水曜日の保津川下りは

2008-05-28 12:20:46 | 船頭
毎週水曜日はトロッコ列車・嵯峨野観光鉄道の定休日です。
嵯峨野からトロッコ列車に乗り、保津川下りで嵐山へ帰る、観光コースが出来たのが平成3年のこと。以来17年間、年間延べ120万人が訪れる京都・洛西の人気観光コースとしてしっかり定着した感があります。

その片側ルートであるトロッコ列車が運休する水曜日は、私たち保津川下りも来客者が少なくなる傾向にあり、いつもは毎時間、トロッコ列車亀岡駅から中継バスでやって来るお客様で賑わう保津川下り乗船場には静かな時間が流れています。

でも、今日お越し下さっているお客様は、純粋に保津川下りに乗船することだけを目的に来て下さった‘コア’なファンの方ばかり!
わざわざJR山陰線や自家用車でお越し下さってます。

私たち船頭一同、感謝の気持ちを込めて、爽快で楽しい‘ひととき’をお過ごし頂けるよう、精一杯のサービスにつとめて参りたいと思います。

船の低い目線から見る保津峡の雄大さを見上げ、うねりを上げる川の流れを直に体感しながらの保津川下りは自然界から贈られた宝もの。

この自然からの素晴らしい宝ものを受け取りに、是非保津川へお越し下さいね。
押忍!男組〓斯道会はっちん〓

待合室からの風景

2008-05-27 11:15:43 | 船頭
2日ぶりに仕事を再開します。

今日は吹く風も爽やかな五月晴れです。
自分の出船まで、暫し待合室で待機です。

乗船場の慌ただしさから逃れ、窓から見える亀岡の風景を眺めながら、ほのぼのした時間が流れています。

さあ、今から出航です。

押忍!男組〓斯道会はっちん〓

本日から保津川下りが運航を再開します。

2008-05-27 08:48:35 | 船頭
本日から保津川下りは運航を再開いたしました。

心配しておりました水位も順調に減少し
安全規定水位となりました。

今日は気持ちのよい五月晴れのもと、‘五人水’という
豪快な川下りをお楽しみいただけることと思います。

お時間のある方、是非、保津川下りに遊びに来てください。

休日後の河川敷ゴミを拾いながら・・・

2008-05-26 13:52:36 | 保津川エコ・グリーン委員会
昨日、今日と河川の増水のため‘川止め’という
名の運休を余儀なくされている保津川下り。

川止めの間のフリーな時間を利用して、増水後の
河川ごみの漂流状況の観察に向かいまいた。

その前に遊船の向かい川の河原、プロジェクト保津川の
定例清掃会の集合場所にもなっている所に寄ってみると
早速、BQQゴミと花火のゴミが散乱していました!
急遽、回収作業に変更し、土嚢袋3つ分のゴミを
回収しました。

昨日は日曜日、昼からよい天気になったので、
BBQをした後でしょう~
網はもちろん、ビールや焼酎の缶が飲み捨てられて
おり、ひどいモノは半分入ったまま投げ捨てられた
のでしょう、あっちこっちに飛び散っています。

また、夜は夜で花火をしたのでしょう、点火後の
花火の抜け殻が道端など広範囲にわたり飛び散っています。

花火の抜け殻の側に、たくさん転がるビールの空き缶を
見ると昨夜ここであった宴の‘バカ騒ぎ’ぶりが
容易に想像できます。

若い頃の宴は楽しいもの。少しぐらい騒ぐのは仕方ない。
でも、せめて自分たちが出したゴミぐらいは
持ち帰って頂きたいものだ!

地球規模で環境問題対策が急務といわれる中、
このような‘輩’が若い世代にいる事が嘆かわしい・・・

自己中心的で、自らの責任を果たすことなく、
繁栄の恩恵のみ授かり、飽食と無駄に費やし
生きる者たちに今の地球での存在価値はあるのか?

人の世はいつも、少数の心無い者たちにより
多くの不幸と惨劇を生んできたことは
歴史が教えてくれています。

たかがゴミ、されどゴミ。
「けして侮っていけないもの」と心で叫びながら
ひとつひとつ拾い続けるはっちんなのです。