京都の観光地といわれて最初に思い浮ぶのは「金閣寺」だ
という人も多いのではないでしょうか。
「金閣寺」・・・
内外を問わず京都観光でNO.1の人気を誇るお寺で、本名は
「鹿苑寺」という禅寺であります。
お釈迦さんの骨を祀った金閣本体の舎利殿は、3層造りで、各層
それぞれ別々の様式のつくり。
2層、3層に張ってあるまばゆいばかりの純金の箔、
衣笠山を背景とした池泉回遊式庭園の美しさには、
一瞬息をのんでしまう、京都の雅の象徴ともいえる建物です。
私が訪れた日は日曜日ということもあり、金閣寺門前には人だかりが。
まるで縁日のような雰囲気で、見物客の列が途絶えません。
この寒さにもかかわらず、海外からの観光客も大勢みられ、金閣寺人気の
高さを実感させられます。
門をくぐるとすぐ前方にきらびやかな光が差込み、目前に黄金の輝きを
みせる「金閣寺」が姿を現しました。その瞬間、私の周囲に異空間が
広がっているのを感じました。
太陽の光を浴び、一段と眩く光る金色の建物。この豪華絢爛な建物を
囲む静寂さを漂わす池とが無理なく溶け込むその空間は、人間が
造りうる人工建造物の最高傑作ともいえるでしょう。
いつもありのままの自然美の中で仕事をする私ですが、人工美の美しさに
身も心も魅了されてしまいました。
「美は・・・もう僕にとって怨敵なんだ!僕は金閣を焼かねければならない!」
学生時代に読んだ三島由紀夫の小説「金閣寺」の一場面が心に甦ってきます。
今にして思えば「奴の言わんとする意味」が少しわかるような気がした。
などと・・・変な感慨に一人浸りながら、金閣寺に陶酔していた私。
「お父さん~早く、いつまで観てるの~」と呼ぶ子供の声に
我に帰るはっちんでした。
足利3代将軍義満さんも、この船に乗りのんびり「和歌」なんぞ
詠んで優雅な人生を送っただろな~
実は、この金閣寺ある京都市北区衣笠は、私の生まれ育った故郷です。
金閣寺を拝観したのも10回では利きませんが、今、故郷を離れ12年。
改めてやってくると新たな感動と感慨混ざり合い、新鮮で不思議な気分でした。
少年時代、思春期頃、学生時代とその全てをこの衣笠で過ごした。
中学の頃、金閣寺門前に「口裂け女」が出没するとの噂もあったな~
学校帰りに門前で、好きだった子と時間が過ぎるのも忘れて話したな~
などいろんな思い出が懐かしく甦ります。
私の心の中の金閣寺は青春の象徴ともいえる地なのかもしれません。
いつの時代も黄金の輝きを絶やすことのなかった金閣寺。
懐かしい故郷の香りと相まって、私を濁りなき純粋な気持ちにさせてくれる、
最高のスポット。
金閣は私の心の中でも永遠に輝き続けることでしょう。
という人も多いのではないでしょうか。
「金閣寺」・・・
内外を問わず京都観光でNO.1の人気を誇るお寺で、本名は
「鹿苑寺」という禅寺であります。
お釈迦さんの骨を祀った金閣本体の舎利殿は、3層造りで、各層
それぞれ別々の様式のつくり。
2層、3層に張ってあるまばゆいばかりの純金の箔、
衣笠山を背景とした池泉回遊式庭園の美しさには、
一瞬息をのんでしまう、京都の雅の象徴ともいえる建物です。
私が訪れた日は日曜日ということもあり、金閣寺門前には人だかりが。
まるで縁日のような雰囲気で、見物客の列が途絶えません。
この寒さにもかかわらず、海外からの観光客も大勢みられ、金閣寺人気の
高さを実感させられます。
門をくぐるとすぐ前方にきらびやかな光が差込み、目前に黄金の輝きを
みせる「金閣寺」が姿を現しました。その瞬間、私の周囲に異空間が
広がっているのを感じました。
太陽の光を浴び、一段と眩く光る金色の建物。この豪華絢爛な建物を
囲む静寂さを漂わす池とが無理なく溶け込むその空間は、人間が
造りうる人工建造物の最高傑作ともいえるでしょう。
いつもありのままの自然美の中で仕事をする私ですが、人工美の美しさに
身も心も魅了されてしまいました。
「美は・・・もう僕にとって怨敵なんだ!僕は金閣を焼かねければならない!」
学生時代に読んだ三島由紀夫の小説「金閣寺」の一場面が心に甦ってきます。
今にして思えば「奴の言わんとする意味」が少しわかるような気がした。
などと・・・変な感慨に一人浸りながら、金閣寺に陶酔していた私。
「お父さん~早く、いつまで観てるの~」と呼ぶ子供の声に
我に帰るはっちんでした。
足利3代将軍義満さんも、この船に乗りのんびり「和歌」なんぞ
詠んで優雅な人生を送っただろな~
実は、この金閣寺ある京都市北区衣笠は、私の生まれ育った故郷です。
金閣寺を拝観したのも10回では利きませんが、今、故郷を離れ12年。
改めてやってくると新たな感動と感慨混ざり合い、新鮮で不思議な気分でした。
少年時代、思春期頃、学生時代とその全てをこの衣笠で過ごした。
中学の頃、金閣寺門前に「口裂け女」が出没するとの噂もあったな~
学校帰りに門前で、好きだった子と時間が過ぎるのも忘れて話したな~
などいろんな思い出が懐かしく甦ります。
私の心の中の金閣寺は青春の象徴ともいえる地なのかもしれません。
いつの時代も黄金の輝きを絶やすことのなかった金閣寺。
懐かしい故郷の香りと相まって、私を濁りなき純粋な気持ちにさせてくれる、
最高のスポット。
金閣は私の心の中でも永遠に輝き続けることでしょう。