保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

すっかり日焼け顔、GWの前半戦終了。

2007-04-30 23:05:58 | 船頭
今日も日差しの強い暑い一日でしたね。
京都でも今日は25度を上回る気温になったとか。

UVカットを施すことを忘れた私の顔はこんがり日焼け顔に。
鼻の先なんて真っ赤になり、結構間抜け顔です。

昨日に引き続き、保津川下りの乗船状況は盛況で、
私も2回、川を下ってきました。

今日でGWの前半戦が終了しましたが、上々の成績
で折り返すことができ、大変喜んでいる次第です。

明日から2日間は少し落ち着くと思いますが、
GWの本番はなんといっても後半戦です。
一日に130艘以上、個人的も4回下る年もあるほどです。

今のところ、連休後半の天候もよいと発表されていますので、
忙しい毎日になることでしょう。
体調管理を万全にして、しっかりしたサービスに努めたいと思います。

GW後半は例年、連休の中日、今年なら4日、5日が
最高に混雑すると思います。
この日に保津川下りを予定させている方は朝9時~10時頃
までにお越しいただければ、待ち時間なくお乗りいただけると
思いますので、その様にご計画されることをオススメします。

また、このブログでも「保津川下り予報」を流させて
いただきますので、よければ参考にしてみて下さい。
但し、遊船事務所サイドから出される情報ではなく、
あくまで現場の者の予想なので、外れることも
ままあります。その時はあしからず・・・

保津川予報が外れて、嬉しい悲鳴!

2007-04-30 00:41:07 | 船頭
連休前半の中日なった今日、保津川には113隻の
船が流れるという今年最大の大盛況となりました。

私も朝から夕方までぶっ通しで船を漕ぎ、気が付けば
3回も保津川を下っていました。

昨日の私も保津川下り予報では、それほど忙しくならないのでは?
などと予想していたのですが、見事にはずれ、早朝から車で続々と
お客さんがお越しになり、見ている間に乗船場は人、人、で
埋め尽くされてき、乗船まで少し待って頂く方もでてきたほどです。

いい方に私の予報が外れてくれたのはよかったのですが、
今日は暑かった!京都はいったい何度まであがったのでしょうか?
太陽の強い日差しがギンギンと照りつけ、さすがに体にこたえました。
体のほ照りがなかなかとれませんでした。

天気のほうは明日も概ね晴れるとのこと。
予約数は13隻と今日よりかなり少なめですが、
今日のペースが続けば100隻近い船が流れることも
十分予想できます。

連休ははじまったばかり、体調管理だけはしっかりしておきたい
の今日はもう、休むことになします。

「10名以下のお客さんなら、予約せずに朝九時~十時ごろに
直接遊船の乗船場に来ていただければ余裕でお乗りいただくこと
可能だと思います。
皆様のお越しを心よりお待ち申し揚げております。


ゴールデンウィークの初日の模様は・・・

2007-04-29 00:26:00 | 船頭
ゴールデンウィーク初日、関東地方は、強風や雷雨を
伴う大荒れの天気となったそうですね。

私達の仕事場である京都・保津川でも一時激しい強風と雷雨に
見舞われるという荒れ模様の天気でした。

上半期最大の書き入れ時となるGW。
朝、目覚めると空はスカッ!と晴れ渡り、雲ひとつない青空。
「よし!今日は忙しくなるぞ~」と気合一発!
出船モードを高め、船の準備に取り掛かっていると、
さっきまで太陽の光りが照りつけ明るかった空間が、大きな
幕に覆いかぶされた様に薄暗くなってきたのです。

そこに「ピッカ!!」光が一線。地を割るような激しい音が
暗いドームの様な空一杯に響き渡ったりと思うと、
大きな粒の雨が勢いよく降り出したのです。

雨は約1時間ほど降ったでしょうか?
GW初日とあって朝から順調に伸びていたお客さんの足が
止まる、まさに水を差す、雨となってしまいました。

結局50隻ほどしか船は流れず、GWの初日としては渋い結果となりました。

今のところ明日はよい天気だと予報してくれています。
昨日の挽回できるくらいの賑わいになれば嬉しいのですが・・・

29日(日)の予約状況は少し増え、39隻です。
午前、午後ともコンスタントに入っているので、
いつ来ていただいても、スムーズに乗船して貰えると思います。

予約しなくても直接、遊船に来たいただき乗船を申し込みを
されても十分待たずにお乗りいただけると思いますよ。

ゴールデンウィーク初日の保津川下り情報と案内

2007-04-28 00:18:15 | 京都情報
毎年、大勢のお客さんがお越しになる
ゴールデンウィークの保津川下り。
今年は天気もいいらしく、期待できそうな予感がします。

そこでゴールデンウィーク中の予約状況や、混み具合の
予報などを、私の独断で予想してみたいので
参考(?)にしてみて下さい。

明日28日の土曜日の予約状況は24隻。
朝一番の9時から修学旅行が10隻あるだけで、その後は
トロッコ列車と一ケタ台の予約数を考えると午前中も
十分余裕のある乗船状態となるでしょう。
また正午以降の予約も少ないので明日は待たずに乗れることが
予想され、このGWに保津川下りをお考えの方には
まさに明日は狙い目かもしれないですよ!

トロッコ列車で嵯峨からお越し方は、トロッコ嵯峨駅内で
「トロッコ&保津川下り」のセット券の販売もしております。
遊船乗船場に直行バス(有料)で来て頂き、遊船窓口の受付で
セット券を出していただくと優先的に乗っていただけます。
(但し、混雑時は少しの待ち時間ある場合もあります)

もちろんトロッコでセット券を購入されなくても、直接遊船の
受付で購入していただいても構いません。その場合は受付順に
乗船していただく場合が多いので、バスから下車後は速やかに
購入されることをオススメします。

トロッコに乗らず、JR嵯峨野線でお越しなる方はJR亀岡駅で下車し、
駅正面を左折しJR踏み切りを渡り、川へ向かって進んでください。
今「菜の花園」が一面に広がっていて歩いていても気になりません。
徒歩6~8分くらいです。もちろん駅からのタクシーも便利です。

遊船乗船場に着くとテーブルにネームカードがありますので、
そこに書き込み受付窓口まで提出し乗船券を購入ください。

乗船券購入後は事務所横の売店で、遊船オリジナルグッズなど
をご覧いただくもよし、焼栗を買って船旅の共にするもよし。
また「保津川400年パネル」を観覧するもよし。

お名前を放送でお呼びするまでの間、しばらくお待ちください。
放送でお乗りいただく船の番号をお知らせいたしますので、
お名前を呼ばれた方から乗船場へお下り下さい。

今の水量は常水より、少し少なめとなっておりますので、
嵐山の所要時間は1時間45分ほどになります。

ただいま、保津峡谷は新緑がまぶしいほど綺麗です。
谷を渡るさわやかな風といのちのエネルギーがほとばしる
新緑のまぶしいばかりの自然光線を体一杯に浴び、
のんびりした船遊びをお楽しみください。
光線

G.W目前に川を美しく!クリーン活動

2007-04-27 18:31:31 | 保津川エコ・グリーン委員会
いよいよ、明日からゴールデンウィークですね。

保津川下りにとっても上半期最大の大型連休になるので、
全国各地、世界各国から大勢のお客さんがお越しになる
ことが予想されます。

この連休期を前に私達組合では、船を出しての本格的な川掃除
ボランティアを実施し、河川美化活動に取り組みました。
3月に渓谷の入り口までの清掃を済ませているので、今回は
最も清掃が困難である渓谷部から嵐山までの間で実施したのです。
渓谷には最近の雨で増水した時に流されて来た、空き缶や
ペットボトル、ビニール袋、食品トレイといったお馴染みの
河川ゴミがあちらこちらの川岸に浮びまたは打ち上げられています。


こんな所には、遊船で使用している船で向かうわけですが、
川岸の岩場は底が浅くなっている箇所も多く、船が横着けない場所も。
船から身を乗り出し長い枝の付いた網ですくうのですが、川へ落ちる
こともある危険な作業です。

そこで今回、船頭仲間である青山歩さん所有のレジャーボートを
貸してもらうことにしました。

海、川両用のエンジン付きのレジャーボートの登場は
川掃除には心強い助っ人です!

早速、遊船の川掃除船にレジャーボートを積み込み、
目的地まで輸送するのです。

心強い助っ人を迎え、俄然、気勢が上がるクリーン部隊。

ゴミを入れる土嚢袋を片手に渓谷に漂流するゴミたちを拾っていきます。
これら全て手作業。見る見るゴミ袋は増えていき、掃除船の一面が
ゴミ袋の山になるのにそれほど時間はかかりませんでした。

こんな狭い隙間にも河川ごみは侵入してきます。
本当にペットボトルと空き缶、発泡スチロールが多いです!

僅か半日の掃除で集めた河川ゴミはなんと8~9t!
このゴミは嵐山で上げ亀岡まで持ち帰り、今日
朝から亀岡市の環境課の方々が埋め立て処分場まで
運んで下さいました。

全国はもとより、世界各国から大勢のお客さんがお越し
下さる私達の川、保津川。
河川ゴミは亀岡市が市民が出したゴミだけとは限りませんが
美しい景色を楽しみにお越しくださる方々に、汚れたゴミだらけ
の景観をお見せする訳には参りません。
亀岡市の観光に対する熱い心意気を強く感じる次第です。

明日からのゴールデンウィーク、川縁でバーベキューという
方も多いと思います。
1,ゴミを減らし捨てない。
2,ゴミを見つけたら拾う。
3,捨てていた人がいたら、注意する
という思いを忘れず楽しんでいただく事をお願いしたいと思います。

いつも言っていることですが、人として最低限のモラルを、
全ての人に、持ってもらうこと。
このことがゴミ問題の根本的な解決法なのですから。


加藤寛治さんが今日の「その男、副署長」に出演されます。

2007-04-26 14:03:06 | 映画・芸能界
「押忍!男組」組長・加藤寛治さんが
今日の「その男、副署長」に白井和男役で出演されます。

今回の役柄は床嶋圭子さんの別れた夫役で、子供が死にかけて
運び込まれた病院での待合シーンで登場されるようです。

子供を捨て、出て行った元妻の床嶋さんが病状を心配して
駆けつけたところを「男作って出て行った奴が今ごろ何しに来た!」
怒鳴りつけるシーンもあるとか。
まさに血圧が上がり捲りの熱演をされています。

また、酒井敏也さんも行き着けの店のバーテンダー役で
レギュラー出演されていますので、あわせてご覧下さい。

明日の夜は「その男、副署長」でお楽しみください。

「その男、副署長」は船越英一郎さん主演の新ドラマシリーズ。

テレビ朝日系列でPM8:00~8:55まで。

「押忍!男組」のメンバーは必ず観てくださいね。

酒井敏也さん出演の舞台「砂利」のお知らせ

2007-04-24 00:03:27 | 映画・芸能界
我が友人である個性派俳優の酒井敏也さんが
出演される舞台「砂利」が7月6日から
31日まで全国各地で開催されます。

この舞台は坂東三津五郎さんを主演に迎え
劇団ダンダンブエノが主催するもの。
演出・倉持裕さん、原作・本谷有希子さんのタッグで、
出演者も坂東さん、酒井敏也さんのほか、田中美里さん
片桐はいりさん、近藤芳正さん、山西惇さんという
もの凄く異色な取り合わせの6人が、雪国のある屋敷を
舞台に繰り広げられる人間模様を描きます。

「人の心を踏むような砂利の音。音を消そうと舞い落ちる雪。
 その雪にすら怯えつつ、人々は四六時中ある人物がやって
 こないか庭に耳をすましている。
 これは雪国のある屋敷で起きた本末転倒な人々のお話…」

さあ~一体どのような人間ドラマが展開していくのか!
詳しくは会場へ足を運んで観て下さい。

関西では7月11日(水)兵庫県立芸術文化センター・中ホール
東京公演は7月21(土)~31日(火)までの10日間。

詳しくは劇団ダンダンブエノHPまで


保津峡の散りゆく桜を眺めながら・・・

2007-04-23 01:34:35 | 船頭の目・・・雑感・雑記
先週まで咲き誇っていた保津峡の桜もいよいよ、
その散る時を迎え、緑色した葉桜にその姿を変える。

桜ほど私の心を揺さぶる花も珍しい。
可憐にして優美、咲き誇る時の逞しさと散る時の儚さ、
その存在自体が自らの人生をも感じさせる不思議な花だ。

深い渓谷の山々の中で圧倒的な存在感を主張していた
保津峡の桜。
訪れる人全ての視線を浴び魅了していたこの桜の花が、
時折強く吹く風に煽られ、散り舞っていく様には
言い知れぬいのちの無常さを感じずにはいられない。

形あるものは必ず滅するのが自然の摂理。
この世に生を受けた全てのものが、
あがなうことの出来ない絶対的な運命だ。

それはまた自然の一部である自分自身も例外ではないことを知る。

今、散りゆく桜の花びらの様に、我が肉体にも
必ず終焉は訪れ潰えていく。
華やかに咲き誇り、そして散りゆく花のいのちの
サイクルの中に、時間の流れにともなう変化の無常さと
畏怖の念を実感する。

自然の中で仕事をすることで培われた感受性とでも
いうのだろうか?理屈ではなくそう感じるのだ。
そしてその無常と畏怖の儚さの中に言い知れぬ
‘いのち’へのいとおしさも感じることができる。

花も人も限りある時間のなかで生きている。
限りあるからこそ、一瞬一瞬を精一杯生き‘いのち’の光
を輝かそうとする。花が優美に咲き誇るように。
今、この時を生きている、実感を味わいたい。
そしてその命の輝きは静かにその光輝きを落としていき、
新たな‘生’のために散りゆく。

そしてまた、春が来ると新たないのちが再生する。
そこには死への絶望感はなく、非連続に連続する
‘いのち’の真実がある。

万物は生滅変換するという無常感の中に‘いのち’
真実を悟り、いとおしさを実感できるれる環境に
いることに幸せを感じずにはいられない。

今日、関西テレビ「ニュースアンカー」に保津川下りが放送。

2007-04-16 09:51:14 | 船頭
本日16日、16時55分から放送される
関西テレビ「ニュースアンカー」の特集コーナーで
「保津川下り20歳の新人船頭奮戦記」が放映されます。

出演は今年保津川下りの船頭になったさわらぎ君です。
実はお父さんも船頭の親子船頭。

お父さんは以前、花王のバブのCMにも出演されたことの
ある方。
二十歳の息子さんがいるなんて見えない若いお父さんです。

船頭みんなが通ってきた新人時代。
厳しく辛い、修行の日々です。

400年の歴史を持ち特殊な技術持つ保津川川くだりの
操船技術はどの様にして、習得されるか、その一旦が
覗ける番組になっております。

是非、皆さんご覧下さい。

空手の大会、本気の体験。

2007-04-15 21:48:19 | 空手・格闘技
今日も春らしいポカポカ陽気で最高の行楽日和でしたね。
京の観光地・保津川下りにも大勢のお客さんが
お越し下さったようです。
そんな多忙な日でしたが、私はお休みをいただき
今日は少年空手大会に来賓として出席してきました。

検査入院の疲れも少しの残ってはいたものの、そこは
日頃鍛えている‘気合’で乗り切り、子供たちの気迫あふれる
戦いぶりを応援させて貰いました。

本日の開催された大会は「奈良ジュニア交流空手道選手権大会」
奈良市中央第二武道場で開かれた同大会は、他流大会あらしで
名を馳せた元・正道会館の田前純三空手塾代表師範が主催する
ジュニア大会で、奈良県内の各道場はもとより、関西地区の
名だたる道場が多数出場し、総勢約300名の小学生が
‘チャンピオン’を目指し熱戦を繰り広げました。

私が代表を務める斯道会空手道場からは2名の選手が出場してくれました。
2人とも初出場でしたが、臆すことなく堂々とした試合運びで
力の限り精一杯戦ってくれました。
特に小学5年生の森口達也選手(安祥小学校)は、日頃の練習でも
手を抜かず懸命に取り組む‘努力家’の一人。
試合は僅差の判定で涙を呑んだももの、延長、再延長という
お互い一歩も引かない激しい攻防を堂々と戦い抜きました。

空手の大会、特に寸止めなしのフルコンタクトスタイルの
大会は子供とはいえ、真っ向から体をぶつけ合う
‘本気の勝負’です。

私も経験がありますが‘本気の勝負’には独特の恐怖心、
緊張感があります。「自分が倒される」という恐怖心です。
その恐さから逃げる事を自ら拒み、本気で体をぶつけ合い、
倒されない為、懸命に戦うのです。
この‘本気の勝負’を体験することで、人間の本能が
呼び起こされ、本当の喜びや悔しさという感情が溢れ出してきます。
その感情の揺れ動きの中で‘勇気’というものを実感するのです。
「体験で知る思想」こそ、空手道という武道の真髄です。

体験や行動を恐れることなく、立ち向かうには勇気が必要です。
その勇気を自分の体で体験し、心で感じることが出来る場が
‘大会’なのです。
今日、彼らは空手の真髄を少しは感じ取ってくれたの
ではないかと思います。

これからも生徒諸君には多くの‘体験や行動’に挑戦することで
生きる力を養い、自己の可能性をどんどん伸ばしていって
もらえれば指導者としてこんなに嬉しいことはありません。

ともに‘道’を楽しみ、‘道’を極めていきましょう!

                押忍