保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

「凍結ダムのゆくえ~」明日のMBS放送「映像‘10’」をご覧ください。

2010-07-24 22:37:57 | 素晴らしき仲間たち~
明日25日(日曜日)の深夜24時50分からMBS毎日放送で放映される
「映像’10」で、友人のテレビディレクター米田佳史氏が制作した
ドキメンタリー「逆流 ~凍結ダムの行方~ 」が放送されます。


毎回、米田氏が切り込むのは、巨大公共工事の象徴とされるダム建設。

舞台は三重県伊賀市の川上ダム。

建設計画が策定されてから40数年が経つ川上ダムは、昨年来、民主党政権の目玉政策として
大々的にPRした「凍結ダム」となり、今なお建設の是非をめぐって地元は揺れています。
予定地の住民の移転も完了し、周辺整備が着々と進むなか、発表された
2008年の国土交通省・諮問機関からの「建設は適切ではない」という中止の意見。
国交省はこの通告を無視する形で建設を推進しようとしたが、その後の政権交代で事業の見直しが
図られ事実上の"凍結"が決まったことにより、町は推進派と建設反対派に分かれ泥沼化へ。

利権、利害が複雑に入り組み、一度動き出せばなかなか止まらない巨大事業。
その構造的な問題にジャーナリスト米田氏が迫る、まさに渾身のドキメンタリーです。

私自身、新聞記者時代に大きく関わってきた業界だけに、今回のレポートには特別な思いを持っております。

私もやりたくてもできなかった、唯一、悔いが残ってるテーマに、果敢に切り込んだ
ジャーナリスト魂に、テレビの前からエールを送りたいと思っています。

「映像’10」は毎回「地域に密着したドキュメンタリー」という原点を踏まえ、
様々な問題提起を通して、現代社会における‘ありのまま’の姿を浮き彫りにする番組。
深夜の時間帯にもかかわらず、放送後の影響力も大きく、視聴者並びに放送業界にも
高い評価を受ける、観る者に様々な感情を抱かす番組です。

☆「映像’10」 MBS毎日放送
「逆流 ~凍結ダムの行方~」
放送日: 7月25日(日曜日)
放送時間:24時50分から25時50分

本日の快傑えみちゃんねるに原田龍二さんが出演!

2010-07-23 13:43:32 | 原田龍二さん
本日、関西テレビで19時から放送されるトークバラエティ番組
「快傑えみちゃんねる」に原田龍二さんが出演されます。

7年間演じた「水戸黄門」の助さんを卒業し、おそらく
最初のテレビ出演ではないでしょうか?

水戸黄門ではちょっと軟派で粋な助さんを演じきった龍二さん。
今は映画「相棒」シリーズの撮影や土曜ワイドなどの出演される予定も
あり、新たな役つくりに余念がなく、また助さんとは違った‘顔’を
見せてくれるものと思います。
これからの活躍が期待されるところですね。

今日の番組では上沼恵美子さんと太平サブローさんの司会で
どんな龍二さんが見られるか、とても楽しみですね。

出演者は原田龍二さんのほか、前園真聖、渡部豪太、浜田ブリトニー、
松山メアリ、笑い飯、かまいたちです。


☆快傑えみちゃんねる  関西テレビ
午後7:00~7:57



洪水のあと・・・保津川の風景

2010-07-21 08:34:50 | 船頭
一週間前から続いた梅雨の大雨の影響で保津川は
今年最高の水位を記録する大洪水に見舞われました。


このような洪水のあとは例外なく、川の流れの形状に大きな変化が見られます。

上流や支流の流域から流れてくる川水に混じり大量の土砂も流されてくる為、
川底の高低がいたるところで変化して、川の流れにも微妙に影響を与えるのです。

変化の激しいところでは、土砂が集積され川底が浅くなりすぎたり、流木などの
漂着物が引っ掛かって、舟の運航に支障をきたすような箇所も少なくありません。

しかし、川はまだ薄茶色した増水が引き切っていない状態では我々、人の力では
どうすることもできないのです。


そんな時に頼りになるのがこれ!‘パワーシャベル’!

対岸の河原からキャタピラの音を響かせ、颯爽と登場するシーンは
ピンチの時に助けにやって来るアニメ・ガンダムの実写版で見ているような
ワクワクする風景です。

まだ増水が引いていない流れの強い川へもなんの躊躇もなく進み、
大きなアームを一杯に伸ばし、土砂の溜まった浅瀬を書き上げます。

作業はわずか2~3分。

土砂の漂着物も一網打尽!

すっきり掘り起こされ、舟の流路を確保してくれるのです。


しかし、ここで疑問が・・・保津川の舟の運行は400年以前からのもの。

では、今の様にパワーシャベルなどの重機がなかった時代、
この様な事態の時は何か手立てがあったのでしょうか?

なんといっても流れも強い増水時のこと、人海戦術でも川底は掘れないと思いますが・・・

それとも、人が作業できる水位に下降するまで待っていたのでしょうか?


これから調べてみたいと思います。

なにはともあれ、増水時の川の中で作業をするパワーシャベルは
理屈抜きにカッコよかったです。





一週間のご無沙汰です。保津川下り再開!

2010-07-19 10:59:22 | 船頭
いゃ~長い休みでした~


今日、保津川下りが一週間ぶりに再開致しました!


日本全国に甚大な被害をもたらした今年の梅雨。


嵐は去り、夏がやって来ましたが、河川の増水はなかなか引かず、よい天気にもかかわらず川下りの舟が出せず、歯ぎしりする日を過ごしていた船頭たちも今日はイキイキと舟の準備に掛かりました。


さあ、夏本番です!

舟を流せる幸せを噛みしめ、今日までの遅れを取り戻せる様にがんばるのみ、です。

明日、KBS京都ラジオ「和泉修のワッツフレンズ」に出演します!

2010-07-18 08:24:48 | マスコミ出演
先日、収録してきましたKBS京都ラジオ「和泉修のワッツフレンズ」
の放送日が明日19日に決定致しましたので報告させて頂きます。

放送日は明日7月19日(月)20:00~20:30。

「和泉修のワッツフレンズ」はタレントの修さんが、さまざまなジャンル
で活躍するゲストを招き、「人生訓」や「モットー」「座右の銘」などを
聞き語りながら、若い世代のリスナーに元気の出る「メッセージ」
を伝えていくラジオ番組。

博士号を持つ芸人・和泉修さんはお笑いの仕事のほかに、大阪国際大学や大阪産業大学で
教壇に立たれる客員教授でもあります。
次世代を背負っていく若者に仕事のやりがいや楽しさを伝え、
熱く生きる為、豊かな人生を歩む為のメッセージを届けられています。


同番組への出演するのは今回で2度目です。

前回の放送時間内では、話す内容が多くて「一回の放送では伝えきれない」
ということで修さんが、再度の出演をセッティングして機会をくださったのです。
これは番組でも珍しいケースとのこと。そのお心遣いを大変嬉しく思っています。

今回は今年1月に訪れたバングラディシュの話を中心に「生きるために‘本当’に必要なものとは?」
について、かの地で感じたことをお話しました。

さて、どの様な編集になっているかは放送を聞いてのお楽しみですね。


お聴き下さるリスナーの方に少しでも参考になれば幸いです。

電波が届く地域の方はぜひ、お聞きいただければ嬉しく思います。
(*注 亀岡は電波状態が悪いみたいです。)

★KBS京都ラジオ放送 「和泉修のワッツフレンズ」(AM1143)
 7月19日(月祝) 20:00~20:30

ゴスペルライブのはじまりだ!

2010-07-16 18:43:28 | ゴスペル&ミュージック
今日は大阪南港にあるライブ゛ホール「Zepp大阪」で「The・Soulmatics」のゴスペルライブに来ています。

メンバーは私をはじめ東輝中学校PTAの本部役員さん3名を含む7名で亀岡から駆けつけました。
ゴスペルの本番アメリカで「奇跡の歌声」と称されるSoulmatics。
マイケルジャクソンやマライヤキャリーをはじめ世界の一流アーティストが認める日本トップの実力を誇るゴスペルライブが聞けるとあって、いまからワクワクです!


でもなぜ、東輝中学校のPTAメンバーの皆さんがこのゴスペルライブに?


それはまだシークレット!

ワールドレベルの歌声が…


あぁ~楽しみです!

雨、運休の日に思う 今、必要な企業戦略とは?

2010-07-04 08:30:44 | 船頭の目・・・雑感・雑記
本当に雨がよく降りますね~
今年の梅雨は本格的な長雨の梅雨です。
昨年はゲリラ豪雨と呼ばれる局地的に強く降る雨が多かった様に記憶しているのですが、
今年は同じ降り方で長い時間雨が降るのが特徴でしょうか?
昨日は午前中、雨の中での出航だったのですが、嵐山から保津の浜に
帰ってきたら河川が増水して舟止めとなっていたし、今日も水位が引かず、
安全規定の水位に戻らないので連休となりました。
毎年、梅雨には泣かされる我々船頭ですが、今年はこの長雨に景気の停滞も影響か?
営業収益は、インフルエンザが猛威を振るい、殆どの京都の観光地が打撃を受けた、
前年度と比較しても、さほど変わらない状態で推移しており、梅雨明けの夏休み以降、
どれだけ増益できるかが今期のカギとなると気を引き締めているところです。

自然の天候に左右される産業である川下りですが、私はそれ以前に、天候をいい訳にするのではなく、
時代に沿った企業戦略の新たなビジネスモデルを練り上げる必要性を強く感じています。
長い歴史と深い文化を有する保津川下りには、‘伝統’と‘革新’を繰り返し、
移り変わる時代間を生き抜いてきた「知恵」があったはず。
伝統の型である操船技術を研鑽と伝承を最大の武器に、猛烈なスピードで高度に発展していく
近代科学文明の中で、「伝統」という古き先人の知恵や心に触れる歴史感、文化感が漂う
企業ブランドの確立に精進しなければならないのではないか?

「本物は時間によりつくられる」という言葉があるが、時間はいくら巨額な投資をしても買うことはできない。
保津川下りに眠っている潜在的な価値の掘り起こし、その本物の価値を新たな感覚で演出することこそ、
企業のブランド化を押し進める原動力となるはずです。
旅行者が現地で抱くイメージを決定づけることこそ、無形の個性であると考えます。
京都だけでない、他の観光地、他の川下りとの差異化こそ、圧倒的な存在感、そして信頼感を
人々に与える機能で、この高度なブランド価値を「伝承された伝統の技術」と
解説等の接客サービスを提供することで、訪れた人に、ほかの地では味わえない、
深い満足感と価値感を与えることにつながると思うのです。
その結果、訪れた人がファンとなって下さり、リピータとなり、紹介者となって下さり、
我々に長期安定的なキャシュフローをもたらすことになると考えます。
そして何より企業価値の高まりは我々の「仕事の誇り」へとつながり、高い意識と連帯感を生み出し、
企業力の上昇へと結びつくのです。
このようなことを考えるのは、我々企業組合という特殊な経営形態だからこそ、常に必要であり、
意義があることだと思うのです。
新たな企業モデルの構築は伝統産業ゆえに革新的と見なされ、強い抵抗感を持つことも承知しているが、
保津川下りの400年の歴史をひも解けば、その時代のターニングポントでは「保守的」などでは
考えられない様な大胆な改革を断行し、今をあるという事実を忘れてはいけないと思うのです。
この「『伝統の型の死守』と『大胆な改革』については、今後の研究テーマとして、
順次、明らかにして参りたいと思っていますが、
それより何より、組合員には「今、何が求められているのか?」という問題意識だけは
常に持ち続けて頂きたく思うのであります。


「社会を明るくする運動」の市民中央集会にて。

2010-07-03 22:31:04 | PTA活動関連
本日、午後2時から第60回「社会を明るくする運動」の市民中央集会が亀岡市の亀岡会館で開催されました。

この運動はすべての国民が、犯罪や非行防止と罪を犯した人たちや非行をした少年の更生、
立ち直る機会について理解を深め、犯罪のない明るい社会を築こうと開催される全国的な運動です。
元々は戦後の貧困の中、貧しさから犯罪や非行に走る人たちを立ち直らせ様と
東京の商店街の店主たちが始めた運動から端を発しています。

この亀岡でも「安全・安心な明るい亀岡」をテーマに毎年、この時期に開催される恒例イベントです。
このイベントのメインとなる市民中央集会では、毎年、市PTA協議会から母親代表委員会の委員長さんが
総合司会を務めることになっているらしく、今年も春から、そのための会議が持たれ、
市内PTAには120名以上の動員というノルマを頂き、協力しました。

集会は広報映画を鑑賞のあと、ゲスト講演者がお話をされるのが流れ。
今年は京都保護観察所長・寺戸亮二さんが「居場所のなかった少年」と題して講演。
「子どもにとって家庭は心から安らげるオアシスでなければならない」と観察官として
多くの非行少年を関わられた経験をもとに家庭環境と非行の関連性について自身の思いを話されました。

講演の後は市内小・中学生による人権や友情についての意見発表が行なわれました。
その発表者の中に私がPTA会長を務める東輝中学の船越萌里さんが選出されていました。
萌里さんは私が主宰する空手道場・斯道会の初期からの生徒で、幼稚園の時から指導している間柄。
左側が萌里さん。空手は黒帯手前、1級の腕前です。

「手紙のもつ力」と題した意見発表は「不登校になった友達」を粘り強く誘い続けた心情と
手紙によるコミュニケーションの大切さに気づいたこと、友情のかたちについて、
感受性豊かな彼女らしいタッチの文章表現で発表していました。
とても立派でした!

集会の締めは、市長はじめ来賓、同運動の役員の方々が「社会を明るくする運動」と染め抜かれたタスキを
掛け、壇上に上がり、華やかな式典が行なわれました。
集会等はいつも式典セレモニーから始まることが多いのに、最後に式典をするとは、
面白い流れだな~と会場のすみから眺めていたのですが、集会決議という‘宣言’があるのですね。
納得です。

最後に高らかに宣言して終わる!というのがこの集会なのですね。

恒例のパレードは雨天のため中止でした。


7月1日、今日から嵐山の鵜飼が始まりました!

2010-07-01 21:40:00 | 京都情報
京都・嵐山の夏の風物詩「嵐山の鵜飼」が今年も今日7月1日から始まりました。

「鵜飼」といえば岐阜の長良川や京都・宇治川が有名ですが、この嵐山・大堰川の「鵜飼」は
1000年の昔、平安時代にまでさかのぼり、清和天皇が宮廷鵜飼とご覧になったことから
始まったといわれ、その後、後宇多天皇など平安貴族に親しまれた由緒正しき「鵜飼」なのです。

今年も鵜匠や船頭が白装束に扮する「平安王朝・宮廷鵜飼」の再現も
行われ、源氏物語から飛び出したような平安貴族の雅な舟遊びを体験する事ができます。

「鵜飼」は‘かがり火’を焚き、鳥帽子に腰ミノという古式ゆかしい鵜匠スタイルで、
舟のから海鵜を操り、鮎など川魚を獲る古式の漁法で、つながれた6羽の鵜が
船子(かじこ)のかいの音に反応して、身を上下に暴れながら水の中に潜って
鮎など川魚を捕まえ、そのくわえたところで、鵜匠が手綱を引き寄せ、
喉をつまむみ、白く光る鮎を吐き出させて頂戴する漁法です。

鵜飼を川の上から間近に見ることができるのが、嵐山通船の屋形舟。

屋形舟では鵜飼見学だけでなく、料亭の料理を運び込んで「お料理船」として
一艘チャターして「鵜飼」を見物するのが‘京都通’の遊び!
以前、私達夫妻と某俳優さんご家族、某観光列車社長さん、某エリアショッププランナーの方と
舟を一艘貸切った時は、保津川下りの売店船でお馴染みの嵐山琴ヶ瀬茶屋のすき焼きを頂きました。
とても美味しくて皆さん大満足!

嵐山琴ヶ瀬茶屋の細川さんのサービスで「大車輪花火」も登場し、盛りあがったな~

とにかく、暗い水面に、火が演出する幻想的で古のムードをたっぷりな
嵐山の鵜飼、川の魅力を思う存分、堪能できることでしょう。


☆「嵐山の鵜飼」
期間:7月1日~9月15日
時間:7/1~8/31 19:00~21:00
   9/1~9/15 18:30~20:30
   大雨・増水・強風の場合は欠航致します。

乗 合 船 : 出船時間/午後7時 及び8時 (7月1日~8月31日)
             午後6時半及び7時半(9月1日~9月15日)
        乗船時間1時間以内・食事持込不可
        大人/1,700円  子供(4歳~12歳)/850円
        浴衣着用の方に限り 大人/1,500円に割引致します。

貸 切 船 : 乗船時間2時間以内(予約制)・食事持込可
        10人乗り・・・40,000円
        14人乗り・・・48,000円
        20人乗り・・・70,000円

注目!宮 廷 鵜 飼 :源氏物語千年紀記念 
        「 平安王朝 復元宮廷鵜飼 」
        出船時間/午後8時 (7月1日~8月31日)
             午後7時半(9月1日~9月15日)
        乗船時間1時間以内・食事持込不可
        大人/2,000円  子供(4歳~12歳)/1,000円
        乗船人数に限りがございますので事前にお問い合わせください。
        協力:京都市観光協会・嵐山保勝会
        
        
食事付き鵜飼見物船(貸切) :
        お一人様6,500円  
        お食事+船料金(鵜飼見物)、消費税込み、飲物別途(持込OK)
        予約のお申し込みは、10名様以上で、5日前まで。
        団体割引なし。料理の内容が変わることがあり。
        鵜飼中止の場合は、食事の内容及び場所の変更になります。
        大雨・増水・強風の場合は欠航。