保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

夏休み最後の休日を保津川で。

2009-08-29 08:04:40 | 保津川下り案内
いよいよ夏休み最後の休日です。

今年の夏の思い出はつくれましたか?

保津峡では谷間に流れる涼やかな風に、夏の太陽が山の緑をまぶしく照らした
躍動感あふれる夏から徐々に‘秋’の気配を感じさせてくれる季節の移ろいを
感じさせてくれます。

短かったと感じる今年の夏。

夏の思い出はまだ、つくれてない・・・という方は夏休み最後の休日、
是非、保津川で過ごされてはいかがでしょうか。


お盆は終わったのに、盛況が続く保津川下り。

2009-08-23 21:56:04 | 船頭
大勢のお客さんがお越しなる夏のビックウィークである「お盆」が終わって一週間。

保津川下りにも例年通りの平穏な日々が戻ってくるのかな・・・と思いきや、
今日の日曜日には朝からどんどんお客さんがお越しなり、終わってみれば
85艘もの舟が嵐山へと下っていたのです。

これは「お盆」にも匹敵する流船数!

嵯峨野からやって来る「トロッコ列車」のお客さんに至っては
朝から毎時間、予約人数だけで「100人」を越える数値を示すなど
予想を遥かにこえる賑わいとなりました。

お越しくださった皆様、本当にありがとうございます。


しかし、例年なら60~70艘平均であるのに、今年は一体どうしたことでしょう?

リーマンショックからの不景気ムードに例のインフル騒動、ゲリラ豪雨による
河川の増水などで思うように流船数が伸びず、沈滞気味だった保津川下りですが
お盆シーズン以降、営業状態はかなり好転してきています。

長梅雨でレジャーの出遅れや冷夏で海水浴の時期を逃した人たちが
今年の夏のレジャーに保津川下りを選択して下さったのか?
それとも来週末に衆議院選挙が行われるため、レジャーを一週早く
企画されたのか?

いろんな要因が考えられるので、今後の研究材料にしたいと思っています。

8月もあと一週間です。

天気も大きな崩れがないとの予報が出されていますので、この勢いで
夏を締めくくれたら最高だと感じます。

今年、夏レジャーがまだの方、宿題も終わり、夏の思い出を作りたい家族の方。

是非、保津川下りにお越し下されたばうれしく思います。


夏のお盆シーズンが終わり・・・

2009-08-20 09:09:57 | 船頭
夏シーズン一番の人出となる‘お盆’を無事に終えた保津川。

大勢の観光客で賑わいをみせた乗船場も、昨日あたりから
落ち着きを取り戻してきました。

今年のお盆は、期間中に突然のゲリラ豪雨に見舞われ、午前中に
増水川止めになる事態もおこりましたが、その後は天候も安定し
順調に出船数を確保するができました。
また、分散型のレジャー形態が浸透してきたのか?2~3年前に
よくみられた様な「一日集中型の混雑による完売」もみられず
良好な配船サービスも確保できたものと感じています。

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、お盆を過ぎると
厳しい暑さも少し和らぎ朝晩過ごしくなってきたようにも感じます。

個人的にもやっと一息つける時間が取れるようになるので、
近くの温泉に行き、お盆疲れを癒してこようと思っています。

これから夏のシーズンで酷使した体のメンテナンスをしっかり
行い、秋の観光シーズンに備えていきたいと思います。

‘お精霊さま’をお見送りする「五山の送り火」

2009-08-15 21:39:08 | 京都情報
明日16日(日)の夜、京都では‘お盆行事’であり
京の夏の風物詩でもある「五山の送り火」が行われます。

「五山の送り火」は京都市内を囲む五つの山に
「大文字」「船形」や「鳥居形」「妙」「法」「左大文字」の
五つの文字や形を松明の火で浮びあがらせ、お盆に帰ってこられた
‘お精霊’さま(おしょうらい)を再びやすらかに冥府へと見送る
伝統的な信仰行事で古くから京都の庶民の間に浸透し今に伝えられています。

起源は諸説ある中、室町時代に足利義政が創始したという説が有力で
「大」の文字が炎で描かれる妙意ヶ岳が裾野の銀閣寺領だった事や
「大」の字が銀閣寺と同寺派・相国寺の方を向いている事などから
同説が有力視されているようです。

私の育った京都市北区の衣笠地区からは山裾に金閣寺がある
大北山の「左大文字」が間近に見え、文字を彩る松明の炎まで
くっきりと見え、お精霊さまがお上がりにある姿をイメージしながら
眺めていたの思い出します。

また東山の妙意ヶ岳「大文字」や「法」の火も見える地域だったので、毎年
「五山送り火」の日は家族総出で眺める夏休みのビックイベントでもありました。


送り火に使用される護摩木や松割木などは前日15日から16日午前中から、
各五山に設けられた奉納所で奉納受付が行われ、それらの木は
当日の午後から山上に運び炎を燃やす火床が組まれます。

山の斜面に栗石をコンクリートで固めて作ってある
高さは30cm~3mの火床に係の人が一人に一箇所ずつを担当し、
高さ約1mに積み上げた奉納松割木を、乾燥した松葉を入れて
燃え上がらせます。


長い京都の歴史の中、幾多の苦難な時代も民衆の‘祈りの火’でもある
「五山の送り火」は一度も途絶えたことがなく代々地元住民に支え守られ
支えられてきました。

京都の夏の夜空に幻想的に浮かびあがる炎の文字。
多くの人の祈りと願いが込められた炎の輝きを
ご覧下さい。

☆明日は嵐山でトロッコ列車と保津川下りのコースを
楽しんだ後、夜は「五山の送り火」で去りゆく夏を
偲んでみてはいかがでしょう。

☆各五山の点火開始時間
●大文字(東山如意ケ嶽)   午後8時 
●妙法(松ヶ崎西山・東山) 午後8時10分
●船形(西賀茂船山)    午後8時15分
●左大文字(衣笠大北山)  午後8時15分
●鳥居形(嵯峨曼荼羅山)   午後8時20分

今日は最高の人出でになるか?保津川下りの‘~お盆~’。

2009-08-15 08:54:09 | 保津川下り案内
さあ、例年通りなら今日は保津川下りのお盆シーズンで最高の人出になる日。

お天気もよく、水量も多め。

川下りを楽しむには最高の条件になっています。
待ち時間も発生するかもしれませんが、幸い水量が多いこともあり、船頭の回転率も上がるので、極力待ち時間を短縮できると思います。

我々船頭も今日は4回目を下る事になりそうな予感…

頑張りますのでよろしくお願い致します

押忍!男組〓斯道会はっちん

緊急連絡!保津川下り、運航を再開致します!

2009-08-14 12:38:59 | 保津川下り案内
朝から‘川止め’となっていた保津川下りですが、水位が安全運航規定範囲まで減水したことから川下りの運航を再開致します。

昼1時から再開です。

今日は最高の水量となっており、スリルと迫力満点の川下りが楽しめます。

お時間の許される方は是非、お越し下さい。

緊急連絡!保津川の水位が急増水!只今‘川止め’です。

2009-08-14 08:40:18 | 保津川下り案内
今朝方、上流にあるダムの放水が行われたため、保津川の水位が急激に上昇、只今のところ、川下りの運航を中止しております。

昨夜、上流地域で集中豪雨があり、ダムの安全貯水値を超える可能性があり、放水を開始した模様。

今朝、保津川下りを予定し向かわれている方や予約して下さった方には、誠に申し訳ありません。

この様な事態ですので何卒、ご理解頂きます様、よろしくお願い申し上げます。
また、水位減少次第、運航を開始する予定でありますので運航可能になり次第、ブログにてご報告致します。

今年もトロッコ保津峡駅で「09夕涼みたそがれコンサート」が開催!

2009-08-13 22:15:21 | 京都情報
嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車では今日12日から16日まで
「トロッコ保津峡駅ホーム」で「夕涼みたそがれコンサート」
を開催されています。

毎年、トロッコ列車から「ひと夏のプレゼント」として
開催されている「夕涼みたそがれコンサート」。
このコンサートを鑑賞する為、臨時列車が保津峡駅まで走ります。

舞台となるトロッコ保津峡駅ホームは、雄大で緑豊かな山々と
眼下を流れる保津川に囲まれた美しい自然の中の駅。
この景色を借景にクラシックやジャズ・ポップスなどの各種グループが集結。
今年も関西で活躍中の実力派ミュージシャンたちを揃え
夕暮れの保津峡に美しい名曲の音色が響き渡ります。

明日は今、日本のジャズ・ポップ・インスト界で最も注目を
浴びている『jaja(ジャジャ)』が出演されます。

8月12日(水)~8月16日(日)の18時~18時50分までの5日間演奏されます。

雄大な大自然の中で美しい音楽に耳をかたむけ、
日常を忘れるほどの「癒し」のひとときを
過ごされてはいかがですか?


(本日は雨天の為、トロッコ嵯峨駅横に隣接する「19世紀ホール」にて開催されました。)

真夏の暑さに‘涼’を求めて、お盆シーズンの開幕!

2009-08-12 23:33:37 | 保津川下り案内
今日は久しぶりの好天に恵まれた為か?、保津川には朝から大勢の
お客さんがお越し下さり、約80艘の船を流すことができました。

嵯峨野からトロッコ列車でお越しになるお客さんも予約券の方だけで
平均150名をキープするなど、やっとお盆シーズンの到来を感じられる
一日になりました。

今シーズンは心配な要素がいくらかあったのですが、
お盆期としては順調なスタートを切れたのではないかと
思っております。

運航状況も特に目立った混雑も無く、良好な流れとなりました。
明日の当日券も十分にあり、スムーズな乗船状況となるでしょう。

毎年、14,15、16日の3日間は混雑が予想されピークは
15日あたりだと思います。日程にゆとりのある方は、なるべく
この日をはずしてお越しになって下さい。

また、只今、駐車場が工事の影響で使用スペースが少なくなっております。
なるべく公共の交通機関をご使用下さい。お車で来場される方はご注意下さい。

さあ!保津川のお盆が はじまり はじまり・・・


今年の‘お盆’シーズンいかに?保津川下りの夏。

2009-08-11 22:53:26 | 保津川下り案内
いよいよ世間さまは明日あたりから‘お盆休みでしょうか?

毎年、世間さまがお盆休みに入ると我々の仕事は大勢のお客さんが
お越し下さり、活気ついてきます。いや、くるはずです・・・

しかし、今年は‘あのインフルエンザ騒動’からどうも様子がヘン。

なかなか上向かない景気状況やETC割引による観光地の分散化に加え、
連日のゲリラ豪雨に見舞われるなど、保津川遊船は苦戦を強いられています。

昨年なら約80艘以上の舟が流れるような時期ですが、
今年は70艘に届かない日が殆ど。

明日以降、どのような流れになるか?注意深く様子を見ていきたいです。

今は川の水量も多く、嵐山までの所要時間は約1時間30分以内。
という長時間コースとなっております。

例年なら14~16日あたりは平均一日100艘をこえる舟が
流れお盆の混雑がピークとなります。

14~16日に乗船を予定させれている方は朝10時頃までに
保津川の乗船場にお越しになることをオススメします。

また、14~16日前後の日なら例年、スムーズな
運航状況となっているので、これらの日もオススメです。

また「トロッコ列車と保津川下り」のセットコースも完売が予想されるので、
空き席情報を事前に嵯峨野観光鉄道に確認される方がいいと思います。

もしトロッコ列車に空きがない場合は、保津川下りまで
JR嵯峨野線で亀岡駅までお越し下さい。
JR嵯峨嵐山駅から園部方面へ乗り、3つ目の駅が亀岡駅です。

時間にして約10数分で着きます。
亀岡駅北口から出て、徒歩で5分ほどです。


渓谷を渡る涼風と躍動感ある保津峡の景観、豪快な水しぶきが
舞い上がる爽快な川下りをお楽しみ下さい。

詳しいお問合せは下記まで。
保津川遊船企業組合℡0771-22-5846まで