保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

写真集・朝日に映える保津川下り乗船場のもみじ。

2009-11-30 18:41:13 | 船頭
今日で11月も終わり、明日から‘師走’です。

少し遅れた紅葉も今がまさに見ごろのピークです。

紅葉シーズンの終焉を伝える保津川下り乗船場の‘もみじ’たちも
燃える様に葉を赤く染めてきました。

眩しい朝日を浴び、輝く最後の‘いのちの炎’が燃えます。

ここからは言葉はいらないですね。

ゆっくり、ご覧下さい。








「M-HERO」のイベントに参加した夜。

2009-11-29 22:50:38 | 素晴らしき仲間たち~
昨夜、金襴師・廣瀬正樹氏が率いるファッションブランド「M-HERO」が
主催するイベント「BーHERO」に参加しました。

今回のイベントは「M-HERO」の忘年会に、今月で「M-HERO」を
卒業するスタッフ・小山田さんの送別会を兼ねたものとして企画されたそうです。

まず「一次会」として京都・河原町三条のラウンドワンで恒例のボーリング大会。
5階ワンフロアーすべてのレーンを貸し切っての大会には20~30代前半の若者を中心に
約80名が参加、ランダムに振り分けられたグループに別れ、計3ゲームのスコアーを競い合いました。

はっちんのレーンには美しいお嬢さん方2人と私の3人組。
お互い初対面なのですが、そこはM-HEROでつながる者同士、
すぐに打ち解けて、和気あいあいボーリングの腕を競い合いました。
ボーリングをするのは約5~6年ぶり?結果はあえて報告しませんが、
楽しいゲームをさせていただきました。


二次会は22時30分から、麩屋町四条にある居酒屋「あんじ」に場所を移して開催、ボーリング大会から引き続き参加する人に
二次会から参加する人が加わり、1階、2階フロアーを貸し切っての大宴会です。

ボーリング大会の結果発表と好成績者の表彰式が一通り終わった後、賑やかに語らいの場へ。
鮮魚系の美味しい料理とお酒に舌鼓を打ちながら、M-HEROを愛する者同士、
笑い声の絶えない楽しい会話がそこらかしこから聞えてきました。

そして0時をまわった頃から、小山田さんの送別会へと移り、参加者みんなで
これから新たな‘夢’へ向かって挑戦する彼に熱いエールを贈ったのでした。


特別ゲストとしてシンガーソングライターのたなかきょうさんも、彼の友人の
一人として登場し、この日の為に書き下ろした新曲を披露されていました。
また、廣瀬氏の計らいで、彼がファンだという某ミュージシャンからのビデオレターでのメッセージが流れる
サプライズ企画も飛び出し、会場の盛り上がりが最高潮!
そんな中で小山田さんの目にキラリの光るものが流れているのを、
みんなは見逃してはいませんでした。

参加者の気持ちがひとつになり、ひとりの男の門出を心から祝っている、
若者らしいそんな送別会だと感じました。

笑いあり、涙ありのイベント・B-HERO。

気が付けば時計は深夜の2時をまわっていました・・・・

亀岡へ帰ったのは3時・・・

とてもハードな京都の夜でしたが、また、多くの刺激を受けた夜でもありました。

そして、スタッフからも強い信頼を得て、これだけ多くの若者に支持されている
京都のニューファッションリーダーM-HERO廣瀬正樹はやはり凄い男です!

‘夢はみるものではない、叶えるものだ’

この言葉通りに実現していく廣瀬正樹の生き様に、若者たちは‘カリスマ’をみるのでしょう。


廣瀬正樹、かっこいい’という言葉がこれほど似合う男はいない。
本当にそう思えるのです。





リアルタイム・保津川下り乗船場の‘もみじ’

2009-11-29 08:18:22 | 船頭
今朝29日の保津川下り乗船場のもみじです。

今日は朝霧もなく、眩しい朝日が照りつける澄み渡った朝です。

お日様の光を浴び赤く浮かぶもみじの葉。自然のライトアップですね。


人工灯による夜のライトアップも綺麗ですが、お日様の光には暖かい鮮やかさを強く感じますね。

さあ!紅葉の見ごろもいよいよ、ピークに入ります。

今年最後の紅葉、お見逃しなく!
押忍!男組〓斯道会はっちん

晩秋のとき、嵐山の紅葉は赤く。

2009-11-26 22:56:01 | 船頭
今日撮った嵐山の紅葉です。

遅く色づいた紅葉が今、燃え上がるような赤さで色づき、観光客の目を楽しませています。

保津峡の紅葉は朱色と黄色が主となって色づいていますが、嵐山は少し違う様です。

赤く燃える木々の下では、大勢の観光客や写真愛好家の方がカメラを持ち、撮影されています。
新緑から紅葉まで、今年最後のいのちの炎を燃やす葉をしっかり納めておきたいですからね。

嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車沿線の若い‘もみじ’も生き生きと赤さを主張!
嵯峨・嵐山から亀岡までの沿線は赤の空間。車窓から見る紅葉と川の深い緑がきれいに交差します。
今、トロッコ列車最終便・16号(トロッコ亀岡17時18分発)では紅葉のライトアップをご覧いただけます。
渓谷の夜、深く広い闇の中に赤い紅葉が幻想的に浮かびあがります。

時間の許される方は是非、乗車してみてはいかがでしょう。

保津川の秋風景、乗船場の紅葉。

2009-11-25 22:55:26 | 船頭
京都府亀岡市にある保津川下りの乗船場にある紅葉です。

下流部の保津峡や嵐山の紅葉はもうすっかり見ごろを迎えているのですが、
乗船場はまだ色づきはじめたばかり。

葉先が赤色に染まりつつある程度で、まだ緑の葉も多く色づくのを待っています。

赤から朱、黄、黄緑、緑という五色が織り交ぜられた華やかな葉は、きれいに
コントラストを描き出し、お越し下ったお客さんも目を楽しませてくれます。


乗船場の紅葉が赤く染まってくると、保津川の紅葉シーズンも佳境に入ります。

去り行く秋を紅葉の色に感じながら‘優雅’な舟旅を過ごしてみてはいかがでしょう。


今日の紅葉・・・保津峡の風景

2009-11-24 16:32:38 | 船頭
今日の保津峡の風景です。

秋の連休が終わっても保津峡の紅葉はまだまだ見頃。

今年の紅葉は赤より、朱や黄の色が多いように感じます。
毎年、保津峡の紅葉を見てきましたが、今年のように薄紅葉は見たことが記憶がないですね。


今年は10日までに楓の葉が色づき「今年の紅葉は早いのかな~」と思っていましたが、
色づく時期に長雨続き、その後も曇り空ばかりで、土壌の水分がはけず、また日照時間の短さが原因ではないかと思われます。

色づくタイミングも時間差があり、まだ緑葉まであります。
今、緑葉の楓は紅葉してもあまり赤くはならないので、おそらく朱色紅葉でしょう。
でも、山は色とりどりの装いで、華やかな風景で、絵心のあるお客さんからは
「この風景のほうが、色使いに工夫ができて描くのには面白い」というお話でした。

色の専門家の目は自然を感じ取るのに、とても参考になるものです。

その年の気象条件や環境の変化を、紅葉は正直に描き出します。

毎年、美しい紅葉を眺められる、環境を守っていきたいものです。




十三詣りのお約束とは?嵯峨の虚空蔵さん・法輪寺。

2009-11-22 20:55:33 | シリーズ・京都を歩く
嵐山・渡月橋右岸すぐの山裾に「嵯峨の虚空蔵さん」として親しまれ、十三まいり
で有名な「法輪寺」があります。

虚空蔵さんとは正式名称を「虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)」といい、法輪寺のご本尊さま。
古くから智恵と福徳を授け、芸能や工芸の技上達にもご利益がある仏さまとして篤い信仰があります。

京都では子供が十三歳になるとこの法輪寺へ「十三まいり」をする風習があり、特に陰暦3月13日前後には多くの参拝者で賑わいます。


西暦300年頃にあった「葛野井宮」という宮を前身としており、その後にこの地を拠点に活躍する豪族・秦氏が
この宮を訪ねてやって来て、住み着いたとも云われる寺です。
本堂は和銅6年(713)に元明天皇の勅願により行基が開創し建立しました。
現在の本堂は江戸末期(1864)に蛤御門の変により焼失した後、明治17年(1884)に再建されたものです。
虚空蔵さんが丑寅の護り本尊なので、本堂手前の両側に「阿(あ)型の虎」と「吽(うん)型の牛」の像が護っています。

「法輪寺」と名称は弘法大師の高弟道昌僧都が「葛井寺」から改名したもの。


本堂へは渡月橋右岸すぐにある料理屋華洛さん横の細い参道からのコースと旅館街を抜ける山門から入るコースがあります。
山門から入ると傾斜のある長い石階段を登らなくてはなりませんが、色鮮やかな紅葉が迎えてくれてなんとも趣きある風景です。

参道を登り切ると左側に多宝塔、正面に本堂が迎えてくれます。

本堂右側にある小さな門をくぐると京都市内が一望できる舞台が広がります。

ここからは比叡山など東山三十六峰や愛宕山、北山の峰まで見渡すことができ絶景です!

眼下に目を移すと渡月橋がまっすぐこの法輪寺に伸びているのが見て取れます。
渡月橋は亀山上皇が月見の際に名づけた名称で、それまでは「法輪寺橋」と呼ばれ、この寺へ行く為に架けられた橋と云われています。
京都では十三詣りをした帰り、渡月橋を渡り終わるまでに振り返ると、せっかく授かった智恵を返してしまうことになるという言い伝えがあります。
これは昔、十三歳を成人年齢と定めていたっことで「大人は言いつけを‘必ず守らなければいけない’」という
約束事の大切さを新成人に教える為のものだったと云われています。


境内には今でも皇室で使用された針を納める「針供養塔」や子供の健やかな成長を祈願する「人形塚」、
雷・稲妻の神様で電気・電波の神様を鎮守する「電電宮」が、彩り鮮やかな紅葉が包まれすっかり秋色の佇まいとなっています。

平安時代には勝験無双の寺として多くの参拝者に賑わい、和泉式部も足げに通ったという逸話もある古刹です。

連休最後の明日、嵐山散策をお考えの方は是非、訪れてみてはいかがでしょう。

☆嵯峨の虚空蔵さん 法輪寺
「住所」京都市西京区嵐山虚空蔵山町16
「拝観時間」9:00~17:00
「入山料」無料
「休山日」年中無休
 








明日「映像‘09 間人(たいざ)の女 ~魚売りのおばちゃんとその家族~」をご覧下さい。

2009-11-21 17:05:47 | 素晴らしき仲間たち~
明日22日(日曜日)の深夜24時50分から、友人の米田記者が制作した
「間人(たいざ)の女 ~魚売りのおばちゃんとその家族~」が
MBS毎日放送の「映像‘09」で放映されます。

今回は、日本海に面した小さな漁師町・京都府京丹後市間人(たいざ)で魚の行商をする下戸友子さん(65)とその家族が懸命に生きる日常を追います。

下戸さんは5年前、鮮魚店を一緒に営んできた夫に先立たれ、残された借金の返済
の為、一念発起して「魚の行商」を始めます。

雨の日も風の日も、船が出れば必ずせりで魚を買い付け、手押し車で
売り歩く日々。
そんな下戸さん家族に今年春、息子の嫁がフィリピンからやって来ます。
生活習慣も異なる新しい家族とともに小さな港町で生きるおばあちゃんの物語。

行商が消え行く今、60歳半ばにしての再出発し奮闘する姿に、
商いとは?家族とは?そして「生きる」とは何か?を問いかけます。

深夜ですが、お時間の許される方は是非、ご覧下されば幸いです。

「映像’09」は毎回「地域に密着したドキュメンタリー」という原点を踏まえ、
様々な問題提起を通して、現代のありのままの姿を浮き彫りにします。
放送後の影響力も大きいといわれる番組で、視聴者並びに放送業界にも高い評価を受けており、観る者に様々な感情を抱かす番組です。

☆「映像’09」
『間人(たいざ)の女 ~魚売りのおばちゃんとその家族~』
放送日:11月22日(日)
時間: 24時50分~25時50分

*同番組(毎日放送)は関西ローカル放送です。

連休の保津川と嵐山の情報です。

2009-11-21 16:23:42 | 保津川下り案内
晩秋最後の連休です。

初日となった京都嵐山では、渡月橋の上が観光客で溢れ、歩行者天国状態になっていました。

渡月橋は、地元の住民にとっては対岸地域へ向かう貴重な生活道路でもあり、
車も通行します。
歩行者、車、両方の安全を確保する為、渡月橋では歩行者に「左側通行」規制が布かれていました。
これは連休中の間、実施されます。

また、車への道路規制も実施されていて、渡月橋への進入は左折ラインのみで
右折ラインは通行止めとなっております。車でお越しの方はご注意下さい。

とにかく、この連休は大渋滞となっておりますので、車での嵐山進入は避けられた方がいいと思われます。


公共の交通機関をご利用下さる場合、
JR京都駅からだと、JR嵯峨野線(山陰線)で嵯峨嵐山駅下車。
大阪方面の方なら阪急電鉄・桂線で阪急嵐山駅下車。
京都市内なら嵐電でらんでん嵐山駅で下車されるコースもあります。

保津川下りへはJR嵯峨野線・亀岡駅下車か、トロッコ列車・亀岡駅下車で
お越し下さい。
トロッコ列車嵯峨駅と嵐山駅で「トロッコ列車と保津川下り」のセット券を販売しております。

ゲットできれば、混雑の日でも確実にお乗り頂くことができます。

この連休は是非、保津川下りと嵐山で燃えるも紅葉をご堪能下さい。


明日から秋最後の連休です!

2009-11-20 21:01:35 | 船頭
秋の紅葉シーズン後半、明日から連休に突入です!

今年の保津峡は早く色づいた楓の葉が散り一方、まだ緑色ままの葉をした木々も多く時間差型の紅葉となっています。

例年、一気に赤く色づき、山が燃え立つような紅葉風景になるのですが、天候不順による雨や気温の影響でしょうか?
今年は素朴感漂う山景色を見せています。


この連休は、保津峡ならではの自然に鍛えられた野趣に富んだ紅葉を
是非、高瀬舟に揺られながら優雅なもみじ狩りを満喫して下さい!

午後からの渓谷は少し冷えて参ります。

午後からの出船を予定されている方は、コートやジャンパーなど暖かい服装や、
マフラー、ひざ掛け(毛布系)手袋、ニット帽子、耳当て、貼るカイロなどの
防寒対策を万全にされお乗りになるといいと思われます。