保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

明日1日(土)から嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車が運行開始です!

2008-02-29 18:36:02 | 京都情報
寒い日々が続く中、時折、差し込む日差しの
暖かさに春の訪れを感じさせる今日この頃。

京都の保津峡でも、3月1日(土)から
「嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車」が
冬眠から目覚め、運転を開始されます。

トロッコ列車が走り出すと保津峡の‘春’気分
は一気に盛り上がってきます。

JR嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅~トロッコ亀岡駅の
7.3キロ間を、1時間に1往復しながら、四季折々の
美しい保津峡の景色を車窓から眺められる人気の列車です。

一日の通常運行便は午前9時台~16時台の8本。
定休日は水曜日但し祝日は例外。

列車内では、記念写真のサービス(有料)やマスコットの
トロッキーや酒呑童子などのオリジナルキャラクターも
登場して、観光客を最高に楽しい気分にさせてくれます。

保津峡の雄大なパノラマに抱かれ、峡谷を渡る爽やかな春風と
新鮮な空気をいっぱい吸い込み、硬くなった体のスジを
思いっきり伸ばしてみてはいかがですか?

もちろん、トロッコ列車で亀岡まで来られた帰りは
保津川下りという、京都洛西の黄金コースも再開!
列車と船をセットした贅沢な旅を今年もお楽しみ下さい。

保津川下りは3月10日まで、冬使用の‘ポカポカ暖房船’
なので、少し寒い日でも安心!

トロッコ列車と保津川下りのセットで、
一足先に春の保津峡を満喫してくださいね。

あの、笑っていいとも!にあの人の名が!!

2008-02-28 23:50:19 | 素晴らしき仲間たち~
本日、オンエアされたフジテレビ・笑っていいとも!
のテレホンショッキングに俳優・酒井敏也さんが
ゲストで出演され、その画面の後ろにな、なんと、
「馴染みのある名前」が映っていたのです!

その人こそ、我らが押忍!男組の組長・加藤寛治さん。

組長は酒井敏也さんとは岐阜県土岐市の同郷で
中・高の先輩、後輩という固い絆で結ばれている方。
酒井さんが京都にお越しなると、必ず組長の家へ
挨拶にいかれるほど、慕われておられます。

その加藤組長が、今日は敏也さんのいいとも!出演を
祝って、大きな花束をフジテレビに送られたのです。

その花束が、大きく画面に映し出されました!
もちろん、名前もくっきりです。

敏也さんは番組終了後、即、加藤さんにお礼の電話を
入れられたそうです。麗しき先輩、後輩の絆!

ちなみに敏也さんの紹介者は宇多田ヒカルさんだそうです!

加藤寛治さんは只今、東映京都で俳優をされておられ、
極妻シリーズやテレビの水戸黄門など時代劇によく出演
されています。個人的には北大路欣也さんととても親しく、
いつの日か、あのラストサムライの福本清三さんの様に
「いつか誰かが見ていてくれる」とばかりに、スポットが
当る日が必ず来ると信じて、我ら押忍!男組一丸となって
応援しております。
また、加藤組長の人脈の幅は凄く、W大政経学部の人脈
や国政の政界人脈も豊富。なんとも奥の深い方です。

このブログをご覧の皆様も、是非、応援してあげて下さい。

雪の保津川下り、静寂と幽玄の世界への誘い・・・

2008-02-26 17:13:53 | シリーズ・京都を歩く
保津峡の雪景色はなんともいえない印象的な空間だ。

雪にけぶる山々の純白さが、峡谷に流れる静寂さを
より一層深いものに感じさせてくれる。

まちの喧騒や日常の暮らしが、今、同じ時を
流れていることすら、疑わしくなる。

何もない渓谷の深い静寂は、自分と向き合う時間を与えてくれる。
何も‘ない’ということは・・・すべて‘ある’ということ。
何も‘ない’ということこそ、すべて‘ある’ということだと気付く。

この大自然の中ではほんの点に過ぎない存在の私。
しかし、それはけして‘孤独’ではない。
自分自身が自然であるから、孤独ではないのだ。

保津川の清い流れと峡谷に漂う深い静寂が、
新しい自分に出会わせてくれる。

文明の進歩を拒否するかの様な、手こぎの和船に揺られ
‘自分さがし’の旅がはじまる。

身を切る様な冷たい風と静寂の峡谷を
船をこぐ櫂の音だけが響く。

この静寂感を破らないためか?
日頃の饒舌さは身を潜め、寡黙になる船頭衆。
ビニール越しに見る船頭との間に流れる微妙な緊張感。
でもそれがまったく否ではない。
厳しい自然と対峙する‘凛’とした
緊張感はなぜか心地よくさえある。

雪の保津川の川舟は、鮮烈な印象を胸に残してくれる。
それはけして過去のノスタルジーではない。
今、このときに、全く異なる空間が存在しているという
‘錯覚’を楽しむ。
この光景は銀世界の極地。
見る者を幽玄の世界へと誘う。
冬の京都の趣きがここにも確かに、ある。
文明社会で忘れかけていた、ひと本来の豊饒な感性が
揺り起こされ、誰をも詩人にする。

保津川の自然の前では、自分はなんとちっぽけな存在なのだ。
でもそれは絶望ではなく、自らの内にいのちの灯火を
見つけたという‘感動’。
白銀の世界に映る、赤く燃えるいのちの炎。

いつもの京都に物足りなく感じたら、
是非、冬の保津川を訪れてみるといい。

日常、呪縛から解き放たれ、暫し、ありのままの自分を
眺めてみるのもわるくない。

ここには全過去、全現在、全未来が、
‘いま’‘ここ’にのみあり、
自己として実在している。
そのことを保津川の自然は教えてくれるに違いない。

最近、家族で話していますか?

2008-02-25 22:28:36 | 船頭の目・・・雑感・雑記
人の人生は‘種’を蒔きながら歩く様なもの。
と聞いたことがあります。

その蒔いた‘種’が後で生えてきて、人は
幸せや不幸に遭遇していくのかもしれません。


最近我が家では、来春中学生になる息子が
PCを操作する様になり、それまで私の指定席
であったデスクトップのPC前を長時間
占拠しだしました。

我が家にはPCは1台。

今まで、PCを操作したいと思えば
いつでもできたものが、最近は早い者勝ちで
連日、争奪戦を繰り広げる様になったのです。

このブログも更新したいのに、彼が終わるのを
待っている間に、その時を逸することも度々。

無理やり退かすのも、なんだか大人げないので
とりあえず「必要性の高さ、早い者優先」という
順序で、ルール決めたのですが、それは間違い
であったと気が付くのに時間はかかりませんでした。

小学生だと侮っていたら、彼らのPC操作術は
なかなかのもので、私が知らない技を使用して、
「授業の調べもの」などと言いながら
長時間マウスを動かせ楽しんでいるのです。

「もう~いかげんにしろ!」などと最後は
父親風をふかし力技で退かして、ブログの更新に
掛かろうとすると、今度は妻に
「それって今、絶対にやらないといけない事?」
と鋭いつっこみを入れられる始末。

確かに趣味の範囲ではあるが、私にとっては
もはや一つのライフワークにまでになった
「保津川下りの船頭さん」ブログ。
書き込みにはいつも、それなりの時間を費やしています。
その姿を家族はどんな気持ちで見ていたのでしょう。

家族との会話よりPCの前にいる時間が長くなりがち
だと、いうことは2年前ごろから気が付いていました。

私のこの姿勢が最近、子供達に伝染し芽を出し始めたのか?

親の姿を子供は真似る。

子供は自分を映す‘鏡’なのです。

‘鏡’は気が付かなかった自分の姿を
しっかり映し出します。

私の育った家には、毎日、今日あった出来事
などを聞いてほしくて一生懸命話をした、
楽しい団欒の時があった。

そうなのです!

PCの争奪戦などするよりも、もっと大切なコミニュケーション。

危うく、忘れてしまうところでした。

皆さん、家族と一緒に過ごす時間を大切にしましょう。

それこそが、なにより幸せの‘種’になると思うのです。


全関西ジュニア空手道選手権大会へ挑戦!

2008-02-24 22:27:07 | 空手・格闘技
今日24日、大阪府摂津市にある摂津市民体育館で
国際格闘武道協会主催の2008年度
「全関西ジュニア空手道選手権」大会が開催され、
我が斯道会空手からも6名の少年ファイター
が出場し熱戦を繰りひろげました。

全関西と銘打つ大会らしく、直接打撃制を採用する
25流派が集結、遠くは山口県や四国地区からも
エントリーがあるなど、ハイレベルな大会。

年少~小学6年生を対象とした空手大会ですが、
どの子も大会経験豊富な道場選りすぐりの精鋭揃い。
子供だといって侮ってはいけません!
タメを効かせた左右のふり打ちに、スプリングの利いた
パワフルな蹴りのコンビネーション。
その体の回転の速さには目を見張るものがあり、
大人顔負けのテクニックです。

我々斯道会のファイターも懸命に戦いましたが、
今回は惨敗で、よい結果が出せませんでした。

敗因はたくさんあります。
我が道場の選手たちの戦いの攻防のなかで
多くの課題を見出すことができました。

しかし、これは選手たちだけの課題ではなく、
指導する私自身への課題でもあります。

今年度最初の大会は、かなり厳しいスタートと
なりましたが、失敗から反省点を見出し、それを
克服していくことがよりよい成長への確実な道でも
あると考えます。

今後も生徒達と一緒に、今回の大会で気付いた
多くの課題を乗り越えるための研鑚と努力に
励みたいと思います。

私の空手道修行はこれからも続きます。




吹雪の中、我が家への遠い道のり~

2008-02-23 23:38:20 | 船頭
友人のお父上がお亡くなり、今日その
御霊うつし(お通夜のこと)に参列する為、
痛い足を引きずりながら、電車を乗り継ぎ
京都市内で最も東にある山科区へ行きました。

夕方の6時に亀岡を出発した時、もの凄く
冷たい風が吹き荒れ、夜は吹雪になるかも?
という一抹の不安を抱きながら、電車に乗り込む。

式を無事に終え、亀岡へ着いたのが午後9時20過ぎ。
電車が30分遅れたことによる、予想外の時刻。

駅を降り立つと、やっぱり!一面、雪景色です!

足を庇う為、不覚にも駅まで自家用車で行っていた私。
コインパークに駐車していた私の車はこのとおり~

雪だるまになっていました~

もちろんタイヤはノンスタッドレス!

しかし路面の雪はまだ浅く今、積もりだしたところに見えます。
「この状態なら、まだ走れる!」
そう判断して、車を始動~

手に汗握る緊張感、なんとか国道9号線までは行けた。

さあ~ここからが本番、家まで続くなだらかだけど、
長い坂が待っています。

吹雪は一段と強く荒れだし、国道の信号を待っている
わずかな間にも、雪はどんどん路面に積もっていきます。

無意識のうちにハンドルを小刻みに叩いている私。
約1分ほどの時間がとても長く感じられました。

そして、もっとも難所である坂にやってきました。

その後は・・・・

今年の冬、雪の降る日の多さは本当に想定外。

やはり、自然は我々の想像を越える大きな存在なのですね。

無念!足の負傷で川掃除リタイア!

2008-02-22 17:09:30 | 船頭
保津川遊船が実施している川の清掃活動も今日で3日目。

「徹底的なごみ回収を!」を合言葉に頑張る船頭達。
確かに川下りの船が流れる区間という、自らの仕事場の
清掃活動ですが、嵐山までの16キロという全区間を
徹底的に清掃するということは、義務というだけでは
できるほど生易しいものではありません。

川で生かさせて貰っている者の感謝の気持ちのあらわれ、
保津峡という自然への当然の‘恩返し’という気持ちが
心の根底に流れていないとできないものだと実感します。

私も微力ながら、連日勇んで川掃除に励ませていただいて
おりましたが、気持ちだけが空回りしたのか、
左膝関節のじん帯を痛めてしまったようです~

なんでもない段差のある岩場を歩いている時、左膝関節
の外側に痛みが走り、その後は左足に体重を掛けることは
もちろんのこと、膝関節を曲げることさえも厳しい状態へ。

とはいえ、みんなが一生懸命清掃しているのに
「痛い」からといって休憩ばかりする訳にはまいりません。

岩場や川岸のごみを拾う時にも、激痛が左足全体を駆け巡ります。
やせ我慢で大丈夫なふりをしていましたが、さすがに身も心も
限界になりその日の行程が終わった時に担当者に
明日以降の代役をお願いしました。

川の環境保全を担当するエコ・グリーンの責任者として
まったく情けない限りですが、自分の体でも
これだけは仕方ありあませんね。

今年度の川掃除は無念のリタイアへ!

日頃から歩きなれた保津川の岩場。
いままでこんなことになった経験は一度もないのに
先日の腰痛といい、最近、自分の体の変化を
感じる事が多くなりました。

先輩達の苦労が体でわかる歳になったのでしょうか?

いよいよ、本物の心・技・体を練れる時期を
迎えた、ということなのかもしれないですね。

保津川の川掃除が始まりました。

2008-02-21 00:06:58 | 船頭
春の観光シーズンを前に美しい景観維持を
図る為、保津川遊船恒例の川掃除が
今日から開始されました。

掃除は保津川下りの乗船所を出発点に京都・嵐山まで
の16キロ両岸を船頭が徒歩で清掃する活動で、
毎年この時期に実施されています。
今年は24日(日)までの5日間実施を予定しております。

さあ!今日はその初日!

深い霧がかかる寒い朝となりましたが、船頭たち23名は
川の両岸を二手に分かれ、川岸や河原に漂着している
河川ゴミを拾いながら下流の嵐山を目指します。

拾われたゴミは、土嚢袋に詰められ川岸に集め、後から
下って来るゴミ専用の川下り船が回収して下流へ。

今年も川岸に溜まるゴミは例年通り!

ペットボトルに空き缶、スーパーのビニール袋
農業用肥料のビニール、トレイ、そして大物のバイクや
自転車、家電廃品。
毎度言っていることですが、どのゴミも使用者一人一人が
ゴミ箱に捨てていればここにあるはずのないゴミばかりです。
なにも難しいことではなく、ほんの少しの心遣いと
ゴミ箱へ捨てる習慣さえつけば簡単にできること。

しかし!現実はこうです!


渓谷の入口付近だけで軽トラ4台分のゴミが出ました。

道中、イバラのトゲに行く手を遮られ、傾斜の険しい崖を
滑り落ちそうになりながら、引っ掛かっているゴミを取ります。
ゴミを拾うたびに重みを増し、腕に食い込む土嚢袋。

本当に川掃除は半端な仕事ではありません!

今後の抑止力の為になるか?わかりませんが、
不法投棄のたて看板の写真をアップしておきます。
川へ不法投棄をしている皆さん!
川へゴミを捨てる行為は立派な犯罪ですぞ~

投棄している事が発覚すれば、
個人なら5年以下の懲役または一千万以下の罰金!
法人なら一億円以下の罰金ですよ!!
自分の所有する土地であってもですよ~
絶対に不法な投棄はやめて下さいね。

初日だけでも足場の悪い所を相当な距離歩き、
大量にゴミを回収したので、足がだるく、さすがに
疲れていますが、保津川の美しい景観を守る為です。
明日も頑張って川掃除するとします!

追伸 今回、ゴミ掃除をしていて気がついたのですが、
   毎年必ず、たくさんのビニール系のゴミが漂着している
   保津小橋の橋脚に、今年は全くゴミが見当たりません
   でした!

   はっきりしたデータを取った訳ではないので断定は
   できませんが、これは昨年から上流で、毎月定期的に
   清掃活動をしているNPO法人・プロジェクト保津川の
   活動の成果が出てるのではないでしょうか?
   市民活動の必要性とその実績の証にもなるので、
   今後も注目して観察していきたと思います。
   している

2008・京都輸入車ショウに行ってきました!

2008-02-20 00:09:53 | 京都情報
京都・岡崎にある京都勧業館「みやこめっせ」で
このほど、2008・京都輸入車ショウが開催されました。

今回は30年前に日本中の子供を虜にしたスーパーカーブーム
の代名詞だったランボルギーニ・カウンタックやミウラ、
ポルシェ930ターボなど往年の名車が一同に揃うとのこと。

ブーム当時小学生で「直撃世代」にあたる私はっちんは、
「この機会を逃すものか」と早速、家族を誘い行って参りました。

展示会場の受付を済ませると、ありました!
伝説のスーパーカーが目の前にズラ~リと勢ぞろいしています!
そしてあの頃、夢にまで出てきたランボルギーニカウンタック発見!!

幻といわれたミウラも確かに手が届きそうな所に存在してます!

往年のスーパーカーと感動の再会、しっかり各車前で
記念写真を撮りまくったのは言うまでもありません。

スーパーカーとの再会に一息つけると、展示会のメイン
である現代の輸入車ショウの見学を開始!

初めて告白しますが、実は私、隠れ外車ファン。

若き頃は「アルファロメオ164」や「SAAB」を
愛車にした時期もあり、その加速力と重厚感に魅せられた一人。

輸入車ショウの楽しみは、なんといっても展示されている
各有名メーカの車のシートに座ることができることです!

早速、この日一番のお目当てで、楽しみにしていた
「アルファ」のオープンカーに乗り込みました。

「そうそう、この感覚や~」と独り言を話ながらも
ハンドルを握る手は微かに振るえ、胸も踊る気分でした。

その後、メルセデス、ポルシェ、マセラティ、アウディ、
ハマー、キャデラック、サリーン、ルノー、プジョー
など、すべてのメーカを回り、買う当てもないのに
パンフレットをいただいてきたのです。

少年の頃、夢にみた外車。
もう今後再び、乗ることはないと思います。

輸入車はやはり、大人になった今も夢のままです・・・

でも、夢だからこそ、ロマンがある。

ロマンに生きる私には、いつまでも夢のまま
でこそ、ふさわしい。


我が斯道会空手、演武会!

2008-02-16 22:06:43 | 空手・格闘技
今日16日は、私はっちん主宰する空手道場・斯道会が
練習場所でお借りしている亀岡市立東部文化センターの
年に一度の祭典「文化センター祭」が開催され、
我々斯道会も空手演武を披露させていただきました。

昼の演目一番手として午後1時から始まった演武会には、
斯道会空手道場の子供達、総勢40名を超える生徒さんが
参加下さり、日頃の練習の成果を元気よく発表してくれました。

今回の演武会では空手の伝統文化遺産とまでいわれる
「型」を中心に発表することに。
特に学年、経験を考慮したグループ編成をすることで、
レベルを一定化し、見た目にもまとまりのある
団体型演武を演じることを今回の狙いとしました。

また、空手型独特の張り詰めた緊張感を演出するため、
例年、取り入れているBGMを一切排除しました。
このことで、技術面に加え、静かな空間の中で精神統一し
集中力を高めるという内面力を養う体験も組み込みました。

学年や経験でグループ分けをし演じる型の難度を
調整したことで、先輩や性別に関係なく型の完成度を
競えるので、各グループとも気合の入った演武会と
なったことが一番よかったと思っています。
今後の練習への励みなってことだと思います。

そして最後は空手演武の‘華’試し割りです。

今回は高 大樹初段(中学2年)が6分板割り、
私がブロック割りで、演武会の締めとしました。

演武会終了後の反省会では、持てる力を出し切って
演じたという達成感と緊張から開放された安堵感で、
出演者みんな、満面の笑顔を浮べていました。

日々の厳しい練習の成果を、大勢の観客の前で
堂々と演じた我が道場生たちを、私は誇りに思います。
このような素晴らしい門下生を与えていただいた
私は本当に果報者です!

出演者のみんな!
今日の演武会で体験した‘技’と‘心’を
自らの自信として、これからの空手の稽古、
そして日々の生活に活かしてほしいと願います。

会場にお越し下さった観客の皆様、また出演者の保護者の皆様、
そして発表の場を提供いただいた同文化センターの皆様
誠にありがとうございました。
当ブログにて御礼申し上げます。

 押忍! 豊田。