我が家でも昨日は、娘マリが小学校を卒業しました。
いつまでも小さいと思っていた娘も、この春から中学生です。
昨日の卒業式は、彼女のこれまでの生い立ちが思い起こされ
なんとも感慨深いものがありました。
娘は、出産予定日より約1ヵ月半早くこの世に生まれてきました。
生まれてきた時はまるで「鳥ガラ」のように細くて
小さな小さな‘赤ちゃん’でした。
呼吸するのも大変そうで、まさに「生まれてきたこと」
「生きていること」だけでも‘幸運’な子でした。
NICUのカプセルの中で、懸命に生きようと頑張っていた
姿が、式の最中も思い出されました。
そんな子が昨日小学校を卒業し春から「中学生」
真新しい中学校の制服を着て、卒業証書を授与される姿を
見たときは胸にこみ上げるものがありました。
お調子者で慌てん坊、いつもハラハラと心配は尽きないのですが、
「生きているだけでいい・・・」と願ったあの日のことを覚えている
から、そんなことは大したことではないと感じます。
これからも、いろんなことがあるでしょうが、
‘希望’と‘ロマン’をもって生きてほしい。
ちなみに我が息子も今年、中学校を卒業しました。
受験前に利き手の指を骨折するという、最後まで
お騒がせぶりを発揮していましたが、第一志望に
何とか合格、京都市内へ通学し、高校生活を始める。
こちらの式は、私がPTA会長だったので、祝辞として
檀上からしっかり自分の思うメッセージを贈っておきました。
いわゆる、校長とPTA会長で合わせて30分のスピーチをし
噂となった‘伝説の卒業スピーチ’(?)です。
まあ、この話はまたの機会に譲りたいと思います。
それでは、
子どもたちよ、卒業おめでとう!
生きていることは素晴らしい!