保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

熱い友情に感謝!はっちんbirthday!!パート1

2006-02-27 19:12:40 | 船頭の目・・・雑感・雑記
子供の頃、指折り数えて待っていた誕生日。

「誕生日のプレゼントは何かな?ご馳走はでるかな?ケーキは?」
などのと、小さな胸がワクワクドキドキするお楽しみのイベントです。

いつも感動を与えてくれた「誕生日」。
まさか!!!この歳になり幼き頃以上の感動を味わえさせて
もらえるなんて!!

そんな出来事が昨日、私の身に起こったのです!

私の大切な友人達が、密かに私のバースディパーティーを企画し
何も知らされてない私を「驚かす!」というドッキリ企画だったのです。

企画の中心立案者は某新聞社記者のはかせさんと京懐石「門」の西田さん。
二人は1ヶ月以上も前からこの計画を煮詰めており、そのための準備を
我が妻も引き入れて、水面下で着々と進めていたそうです。

昨日なにも知らない私に一本の電話がかかってきたのです。
電話の主は「門」の店主西田浩二さん。
「明日が定休日で生の食材を使い切りたいので、今日家族で
門にご飯を食べに来てください。ご招待します」という連絡でした。

昨日は空手の大会もあり、夜は家族で外食する予定だったので
門さんに行く事にしました。

お店に着くと私たち家族はVIPルームに通され
「今日は結婚式の二次会があるので隣りのフロアー全部
は貸切ですが、お気になさらず、ゆっくりお食事ください」と西田さん。
室内にはジャズピアノとウッドベースの生演奏奏者の方や
カメラ取材班、それに大型のスクリーンまで用意され
皆さん二次会の準備にお忙しそうでした。

「凄い規模の二次会やな~」と能天気に西田さんに話す私でした。

しばらくすると、招待客が続々と入場されたのでしょう、
賑やかな話し声が 隣のフロアーから聞こえています。

そこに!!!浜田省吾さんの「光と影の季節」の生演奏が鳴り響きました。
すると私のいるVIPルームの扉が勢いよく開かれ、聞き覚えのある
司会者の声が・・・
「はっちんさん!誕生日おめでとうございます!!」
これは間違いなくはかせさんの声でした。


一瞬何が起っているのか?事の次第を理解できないでいる私の目に
飛び込んできたのは、結婚式の二次会の席に座っている「浜省の会」
のメンバーでした!
みんな「おめでとうございます!」と大きな拍手で迎えてくれました。

なんと今の今まで「結婚式の二次会」だと思っていたパーティー
の準備は、実は私はっちんのバースディ・パーティーの
準備で、招待客と思っていたのは私の誕生日のために
態々、集まってくれた浜省の会のメンバーたちだったのです!

頭の中がしばらく混乱して、この現実を受け入れるのに
少し時間が掛かりましたが、駆けつけて着てくれたメンバー
ひとりひとりの顔を正確に確認出来る頃には、
感動で胸が震え、目頭が熱くなってくるのを感じました!


妻も首謀者の一人で、19時に私を自然な形で「門」まで
連れて来るという重要な使命を担っていたようです。
また、会場に来てくれた人達とも、それまでに会う機会があった
にも関わらず、誰一人、このシークレット企画を洩らさなかった
チームワークにも脱帽です。

結局、この1ヶ月の間、何も知らなかったのは私一人。

みんなの気持ちが嬉しくて、熱い感動に胸が震えたこのサプライズ誕生日は
浜田省吾メドレーの生演奏が流れる中、門オリジナルの芸術品のような
京懐石のフルコースがテーブルに運ばれて始まったのでした。

でも・・・サプライズはこれだけではなかったのです!!!
さらに驚くべき演出が隠されていたのでした!
                      (つづく)

押忍!男組結成!!!

2006-02-26 00:23:19 | 船頭の目・・・雑感・雑記
この度、夢とロマンに生きる男の会「押忍!男組」が
結成され、その第一回の総会が京懐石・門で開催されました。

初代組長に東映京都スタジオの加藤寛治さんが就任し、
夢を掲げ生きていく男たちの交流と協力体制を推進する予定です。

メンバーも50代から20代と幅広く、仕事も肩書きも
色んな業種の人が集まり、今後、楽しい異業種交流会に
発展していく予感です。

400年開幕イベントの演目決定!

2006-02-25 22:58:34 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
3月12日に開催される「保津川下り400年記念・春の開幕」
イベントが、いよいよあと2週間と迫ってきました。

本当に時間が経つの早いものです。新年明けてからこの2ヶ月、
イベントの準備に奔走していたわけですが、やっとイベントステージ
の演目内容が決定しました。

当日は遊船駐車場をイベント会場として開放し、朝九時から
400年の記念式典がスタート、その後ステージにて各種イベントを
行い、1日中賑やかで楽しいお祭にしたいと思います。

午前中は400年記念の鏡割りの後、地元保津の小学生と市民が
コラボレーションする「美穂津太鼓」の演奏で新世紀保津川下りの
スタートを切り、「角倉了以の物語・保津の夜明け」の大型紙芝居
で保津川下り誕生の歴史にもスポットを当てたいと思っています。

午後からのステージは正午から再開され、先ず地元亀岡
の東輝中学校吹奏楽部60名による迫力ある演奏でスタート。

2番手に市内ゴスペルグループ「JOIN・JOY」の美しい
歌声で花を添えていただきます。


3番手は南京玉すだれで年代を越え楽しめる演技をお願いしてます。

そしてこのイベントの話題を独占しそうなのが「東映時代劇ショー」です。

このブログでもお馴染みのナイチンこと内藤和也さんや
京都迷宮案内のレギュラー山根誠司さん、東映京都の
プリンス岩須透さん、個性派若手俳優の松本英之さんという
東映京都を代表する4人の役者さんが総出演し、
時代劇ショーを見せてくれる予定です。
東映太秦映画村でも人気の時代劇ショーです。
プロの殺陣と楽しいストーリーで見応えがあると思います。
また、会場から希望者を募り、チャンバラ教室も予定されているので
プロの役者さんとチャンバラ体験をしたい人は是非、名乗り出てくださいね。

最後のステージはよさこいダンスの「亀へん」です。

昨年の24時間テレビにも出演するなど、今や京都や関西地区で
引っ張りだこという人気のよさこいダンスユニットです。
よさこい踊りの伝統を守りながらも若さ溢れる激しいダンスで
若者に絶大な人気を誇っているグループです。

この勢いあるダンスと音楽で、400年開幕イベントの
トリを飾って頂き、熱く盛り上がった余韻を胸に残したまま、
新世紀保津川の船出にしたいと考えてます。

保津川を美しく!川掃除を完了。

2006-02-23 22:28:55 | 保津川エコ・グリーン委員会
保津川峡谷を美しく!を合言葉に、船頭総出の川掃除作業を
実施していた保津川遊船では、本日、最終地点・嵐山までの
16km全工程を終了、川岸の全てのゴミの清掃を完了しました。

川掃除作業は毎年、春の観光シーズンを前に亀岡市の委託を受け
遊船組合が実施しているもので今年は21日から作業を開始していました。

特に今年は保津峡開削400年の年に当る事から、河川美化の
意識の向上と啓蒙のスタートの年と位置付け、
例年より更に念入りに作業に取り組みました。

川両岸・16km間の「全てのゴミを拾い持ち帰ること」を
目標に取り組まれた今年の川掃除には3日間で延べ100名の
作業者が参加し、嵐山までの16km間をゴミ袋を担いで歩いたのです。

最終日となった今日は、前日まで雨が降っていたこともあり、
足場も悪く、川掃除には悪条件でした。
傾斜のある崖を登る時も、苔や岩質によっては長靴がすべり
落下の恐怖との戦いでもあります。
高い所では20m近い切り立った崖もあり、落ちれば
怪我はもちろん命の危機さえある危ない作業です。
しかも片手はゴミの入った重量のある土嚢袋を待って
いるので正味残った片手だけで体を支えているようなもの!
「怪我人を出さない事」が第一なのでみんな慎重に作業に当りました。

川岸の道も狭い傾斜があり、歩くだけでも大変な箇所も多いのです。
足腰の疲労も溜まってきますが、保津川峡谷を美しくする為
みんな頑張りました。

こんな大きなゴミ袋がそのまま捨ててあります。
水を含んでいるので重さは相当なものです。
空き缶などはその殆どに砂が詰っているので、袋に20個も
入れると一人では持ちきれない重さになります。

川岸すぐ傍のゴミは、足場もなく歩いては取れないことが多く、
船を使い、網や竹棹ですくい拾い上げます。
今日は川の流れが早く、船を流す操作も難しいのです。

嵐山に近づく頃には船がゴミ袋の山で一杯になってしまいました!
今日川掃除作業に出た船は2艘ですが、2艘目もこの船と同じ状況でした。

嵐山に着いた船のゴミは、船上げ場で待っている2tトラックに
積み替えられ、亀岡の埋め立て処分場まで運ばれます。
しかしこのトラック満載のゴミ袋の山は、今日一日だけで出た量です!
この3日間で約6t以上のゴミが保津川から出た計算になります。

保津川では去年よりボランティア隊を編成して、定期的に
川のゴミ掃除に掛かってきましたが、数ヶ月経つと
もうこれほどのゴミが流れてくるのです。

川の景観美化は上流部はもちろん川に関わる全ての人の
意識モラルの向上でしか守るすべはなさそうです。

今、私達に出来る事はこのような美化運動という、
掛け声だけでなく、実際の行動を通して、河川環境を守り、
意識レベルの向上を働きかけていく事だけでしょう。

命を支える‘水’を守る為、志高く使命感を持ち活動して
いきたいと思う次第です。




伝説の陰陽師・安部晴明の修行場が亀岡に!

2006-02-22 23:54:05 | シリーズ・京都を歩く
平安京とは桓武天皇が怨霊から逃れる為に
造営したと云われるところ。

平安の世の京の都は権謀術数と政権抗争に明け暮れ、
その犠牲のなった死霊に怯える魔界と化していたそうです。

そんな時代に天皇家や時の権力者から重用とされ
日本史を闇の世界から支配したといわれるのが陰陽師です。

その陰陽師の中でも、最も有名で力があった云われる
陰陽師がご存知、安部晴明。

その晴明が天文学を修行したと云われる山が亀岡にあるのを
ご存じでしょうか?

京都方面から国道9号線で亀岡市に入り、市役所の高い建物が
見えてくる所にマクドナルドがあります。その交差点を左折
するとモニュメントが立っている山が見えます。

この山こそ、あの伝説の陰陽師・安部晴明が修行したと
伝わる「安行山(あんぎょう)」です。

「安行」とは「安部晴明安行」という正式名から付けられた名前だそうです。

稲荷の赤鳥居が無数に並ぶ階段を最上段まで登りきった
頂上に「亀岡晴明神社」があります。

晴明は空気が澄み星座の観察に好条件だったこの地を選び
天文学の修行に勤しみ、日本の暦をつくったと伝えられている所です。

祠は小さく古いものですが、社の柱には晴明のトレードマーク
の五芒星が掘ってあり、確かに陰陽道のエネルギーの様なもの
を感じられる不思議な所です。


また、この山には稲荷神社も同じ敷地内にお祀りしてあり
晴明が稲荷信仰と深い関係であったことが窺えます。
稲荷とは「稲が成る」という言葉が変形して出来たとも
云われ、当時は天文学が農耕の目安となっていたのかも
しれないです。

フィクション化された晴明とは異なり、
天文学を極め当時の権力者の農業政策を指示した
と思われる学者・晴明の顔が垣間見えてもきます。

晴明はその基礎となる学問・占術をこの地で会得したのでしょう。

人ひとりとしていない、その空間に立っていると、
晴明の息吹が感じられそうで不思議な気分になりました。


亀岡には「安部晴明」にまつわる伝説が多くあります。

いつもラジオの渋滞情報でお馴染みの「国道9号線・加塚交差点」
も晴明が葬られたと伝わる「安行の塚」=安町加塚と呼ばれる様に
なったそうです。

京都の晴明神社などの隆盛とは大きくかけ離れた
ホントに小さな祠があるだけの寂しい「亀岡晴明神社」ですが、
不思議なエネルギーと平安のロマンを体感した気がします。

明日からやたらと勘が鋭くなっていたら・・・

スピリチュアルはっちんの誕生かも。



新・京都迷宮案内にナイチンが出演します。

2006-02-21 15:25:04 | 映画・芸能界
毎週、TV朝日系列で放映されている
「新・京都迷宮案内」に我が浜省の会のメンバー
ナイチンこと内藤和也さんが魚屋のオヤジ役
で出演されます。

ナイチンこと内藤和也さんは、東映京都スタジオ所属の俳優さんで
今回の「新・京都迷宮案内」など現代劇をはじめ「水戸黄門」や
「八丁掘りの七人」など時代劇にも役付きで
出演され、あの「男たちの大和」にも出ておられる
実力派の役者さんです。

また、ナイチンは東映太秦映画村で人気の「時代劇ショー」
の主力メンバーなので、映画村でお会いになられた方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
殺陣シーンでの立ち回りにも定評があり、京都の小劇場でも
よく公演さている「劇団シネバットボーイズ」の主力メンバー
でもあり、昨年は自主映画の制作にも携わり幾つかの映画祭に
作品を出展するなどマルチな才能の持ち主でもあります。

このブログでは「浜省の会」のムードメーカーとして
知られた存在の方でもありますね。
(上の写真はナイチンが浜田省吾さんのアルバムのジャケットを
 カバーしているカット)

「新・京都迷宮案内」は橋爪功さんが演じる新聞記者が、
京都で起こる事件を「その心の底に潜む闇」に焦点を当てて
解き明かしていく人気のドラマシリーズです。

新聞社が舞台となるドラマということもあり、
はっちんも楽しみに観ている番組です。

今回は主人公の杉浦記者が遊軍記者となり、
事件の裏に潜む人間模様を追いかけるています。

ナイチンのシーンはそんな長くはないようですが、
我々浜省の会メンバーみんなで声援を送りたいと思います。

「新・京都迷宮案内」
毎週木曜日 午後8時~50分
全国TV朝日系列で放映

冬の大階段で保津川チーム、大健闘!!!

2006-02-20 00:29:13 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
京都の冬の風物詩行事・京都駅ビル大階段駆け上がり大会が
18日の土曜日、駅ビル室町小路広場前・大階段で行われ、
我が保津川遊船チームが出場、角倉了以や江戸時代の船頭に扮装
するなどして大いに会場を盛り上げました。

天気はよかったものの、まだ2月。吹きぬけていく風が
冷たく感じる会場には朝から大勢の応援団や観光客が集まり、
会場は最上階まで超満員です。


会場には「ローム」や「月桂冠」「京セラ」「堀場製作所」
など地元を代表する大手企業さんの横断幕やのぼりが
所狭しと並べられており、この大会に寄せる京都の意気込みが
ヒシヒシと伝わってきます。

その中にあった!我が「創業400年・保津川下り」の横断幕とのぼり!
恐らく歴史ではどの企業にも遅れはとっていないはず!
とのなんとも根拠のない自信ながらメンバーはやる気十分。


これが今大会、最も会場の視線を集めた(?)
最強・保津川下りチームのラインナップだ!
右から400年の主役・角倉了以役の村田さん。
船の模型に乗り込み棹を差す江戸時代の船頭役の井本さん。
ミノをまとい船の引き綱を持つ江戸時代の船頭役の河原林さん。
そしてチャーミングな女船頭役の山内さん。

前日から手つくりでこしらえた船、東映京都撮影所の衣装部
からお借りした当時の衣装をまとい、気合十分で順番を待ちます。


保津川下りチームがエントリーした「特別レース」は、
京都府の観光振興を兼ねた企画で、レース出場前に
壇上へ上がり、PRの時間もいただけました。
「保津川下りの歴史や観光」について詳しく話させて貰えたので
アピール度は満点!あとはレースを待つのみです。


我々、応援団もスタートラインすぐ真横に陣取り、懸命の声援を送ります!


やはり先頭はこの人、角倉了以役の村田さん。
会場からは「りょうい様~」という黄色い声援も!!
その声援に両手を広げて応える了以様です。
おん歳、69才の村田さんですが、さすが現役の船頭さんです。
結果は最下位でしたが、あの大階段を完走されました。


保津川の船を腹に巻いての出場は井本さん。
前日、奥さんが古着に見せる為に継ぎ合わせたというハンテンを
身にまとい、スタートラインに立ちます。
なぜか?船からは「開削400年」ののぼりが・・・
あの姿で大階段を完走したのは大したものです。
会場は大ウケでした。


三走者は女性ばかりのレース。
我が保津川チームからは女船頭の山内さんが登場。
普段は事務員をされている山内さん。
今日は400年の歴史始まって以来初めての女船頭役で出場。
でもイナセで怖いくらい似合いすぎてます。
櫂を引く紐のワンポイントもグッドです。
ルックスコンテストなら一位かも?



そして、シンガリを務めるのは、船の引き上げ船頭に扮する河原林さんです。
スタートラインに立った瞬間、このポーズは決まりすぎ!
この引き綱は50年前、下った船の引き上げに実際使っていた縄です。
昔は雨降りなどにミノを肩から被っていたのです。

ここまではご愛嬌レースでしたが、彼はマジに走る気が満々。
スタートから猛ダッシュ、最後まで熾烈な一位争いを続けましたが
最後階段の歩幅が合わず、タッチの差で2位でした。
でも、日頃から大自然の中で培われた、保津川の船頭の底力を
大勢の観客にアピールしてくれました。

結果は総合4位という成績でしたが、ユーモアありセンスよし、
しかも本気を出したら、俊足ありと奥行きの深さを
存分に見せ付け盛り上げてくれたメンバー達。
ご苦労様でした。

保津川下り400年の今年、本当にいいスタートを切ることができました。

ご協力頂いた亀岡市様、東映様、府観光協会様また、
機会を頂いたKBS京都放送様、本当にありがとうございました。
この場からでありますが、お礼申し上げます。

目指せ優勝!保津川遊船チーム!

2006-02-17 21:36:07 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
いよいよ、明日です!

保津川遊船チームが出場する
「JR京都駅ビル・大階段駆け上り大会」

仮装の準備も今日には完了し、明日の本番に備えます。

ネタはまだ明かすわけにはいきませんが、メンバーは
かなり趣向を凝らした仕掛けをしているみたいですよ~

亀岡市さんからも、本番の応援を盛り上げる為に
「祝・保津川開削400年」という美しいレイアウトを
施した立派な横断幕を用意してもらいました。

また、衣装も東映京都スタジオのご厚意により、
江戸時代の船頭ファンや角倉了以の衣装をお借り
することができ、リアルに再現できることになりました。

あとは、本番を精一杯盛り上げ、仮装部門の優勝を目指すのみです!

「保津川400年記念事業」の先陣を切るこの大階段駆け上がりレース。
‘優勝’で飾り、今年一年のスタートとしたいものです。


JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会に保津川400年チームが出場!

2006-02-16 15:37:49 | 京都情報
「京都の冬の風物詩」はいろいろありますが、
最近、冬の京都人気イベントといえば、
JR京都駅ビルの大階段駆け上がり大会でしょう。

この第9回目となる「JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会」
が今年も2月18日(土)に開催され、我が保津川遊船チーム
も400年の記念行事として出場することになりました!

遊船チームがエントリーしているのは駆け上がりの速さを競う
レースではなく、特別レースと呼ばれる仮装アピール度を
競う方のレース。

仮装の扮装も、保津川400年をアピールするため、
角倉了以や昔の船頭、筏師、それに女船頭が登場、
4名チームを編成し、川を砕いたり船の模型を被ったりしながら
「保津川上り」を演じることで、今大会の優勝を目指します。

「京都の冬の風物詩」としてすっかり定着し、毎年盛大に
開催されるこの駆け上がり大会は、主催者のKBS京都放送や
大阪サンテレビのTV放映もされ、会場となる大階段には
各レース出場チームの応援団や観光客など約1万3千人の
大観衆で埋め尽くされるそうなので「保津川400年」を
アピールする絶好の機会になりそうです。

私ももちろん応援団として駆けつけ、出場メンバーを
盛り上げていきたいと思います。

お時間が許される方は是非、18日にJR京都駅ビル
室町小路広場・大階段にお越しくださり、
保津川遊船「400年」チームをご声援くだされば嬉しいです。


「第9回JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会」
日時:2月18日(土曜日) 開会式・午前11時~午後15時15分
場所:JR京都駅ビル室町小路広場・大階段
主催:KBS京都放送 

保津川遊船チームが出場する「特別チーム」は
午後12時50分頃から開始される予定です。

冬の京都・大原三千院で初午大根焚き

2006-02-16 00:00:33 | シリーズ・京都を歩く
冬の京都といえば「京都~大原三千院 恋に破れた女がひとり~」
の歌で有名な大原・三千院を思い浮かべる方も多いと思います。

延暦年間、あの伝教大師・最澄 によって建てられた草庵が
その前身といわれる古刹の山寺です。

京都に住みながら、はっちんがこの大原三千院を尋ねたのは
今回が生まれて2回目。
しかもその1度も小学生の頃なので、正直殆ど覚えていません。

その日三千院では「幸せを呼ぶ 初午大根焚き(はつうま だいこんだき) 」
という行事が開催されているという情報を聞きつけ、
久しぶりに家族で大原の地を訪れることになりました。

比叡おろしが吹く大原は、寒さが厳しい京都の中でも、最も冷え込む所です。
歌の様に「恋に破れた女の人がひとり佇む」にはお似合いの所かな~
なんて思いながら訪れたはっちんでしたが、三千院の山門をくぐると
人、人、人・・・観光客があまりにも大勢拝観されていたのでビックリ。
これも初午大根焚き目当てなの参拝者なのか?
何れにしても、こんな山里のお寺にこれほどの観光客を
引き寄せる力はさすがは「三千院」です。

金色不動堂前の境内で開催されていた初午大根焚きは
参拝者の皆さんの無病息災、開運招福を祈願し、毎年2月の
初午にあわせて開けれているもので、地元大原で有機栽培により
できた大根を使用し、振舞っておられるそうです。
その上、この大根は出世金色不動明王のご加護を戴ける様に
特別祈祷がなされているというありがたい大根です

お椀に出てきたのは、大根平均サイズの約3分の1はあろうかという
太い大根を炊き込んだもの。こんなに太い大根なのにしっかり内部まで
味が染み込まされていたのには驚きました。
一つ食べたら空腹を癒すのに十分のボリュームです。

大根を戴いている時、お寺のお坊さんが話し掛けて来られました。

お坊さん曰く「あまりに幸せそうなご家族なので、来年のうちの
ポスターに使用したいのですが・・」とのこと。
「え!天下の大原三千院さんのポスター・・・恐れ多い」
と拒んだものの、お坊さんに頭を下げられるとムゲに断ると
バチが当ると怖いのでお受けしました。

子供たちは面白がっていましたが、親の方はかなり不自然な食べ方だった
らしく、お坊さんから「もっと自然に普通に食べて下さい~」と
ありがたいアドバイスも頂きました。
何とか写真撮影は無事終了。

その後、お坊さんと三千院の由来や大根焚きの企画の話など
色々聞かせて頂くことが出来たので、内容の濃い三千院参拝
となったと今は喜んでいるところです。

聚碧園(しゅうへき)と呼ばれるお庭です。
靴を脱ぎ拝観できる客殿・見所台から望む庭園の風景は
その静寂の中に永遠の満ちた水を抱える池が広がり、
優美で立体感のある空間が迫ってきます。

心静かにこの庭園を眺めていると、心が浄化されるのを
確かに感じることが出来ます。

街の雑踏を暫し離れ、山深い里・大原の三千院に足を伸ばし
自分の心と対話する、そんな心安らかなひとときを
過ごしてみてはいかがでしょうか?