保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

はっちんの船頭ブログ、今年もお世話になりました。

2009-12-31 13:02:50 | 船頭
はっちんのブログをご覧の皆様へ。

今年も我が「保津川下りの船頭さん」ブログをご愛読いただきありがとうございました。

今年も無事に一年を終えることができますことを‘神様’に感謝するとともに、
いつも温かい心でお付き合い下さっている、多くの方々のご声援、ご支援の賜物
と厚く感謝申し上げます。

ブログを始めて早5年が過ぎました。
一昔前には想像もできない不思議な世界「ブログ」により、毎年、多くの人達との
素敵な出会いも増え、人生の貴重な‘財産’が築かれていく実感を味わっています。

ブログも長く続けているといろいろと試行錯誤をしたり、暗中模索の中、
自己嫌悪になる時期もありましたが、そのたびに人の温かさに触れ、
自らも成長し人生に深みを持つことができた気がしています。

「自分の歩いた道」の記録を書き残していく「自分史」として
これからもコツコツ地道にと保津川の事や京都の事、また私自身の思う事などを
書き綴っていきたいと思います。

来年も皆様の変わることのない、ご指導とご鞭撻を賜りながら、
より一層の努力研鑚そして‘感謝の心’を忘れずに
‘ロマン’を持って熱く生きていこうと思います。

来年も変わらずお付き合いのほど宜しく御願い申し上げます。

年末年始も寒い日が続くとの事ですが、
皆様、くれぐれもお体をご自愛くださり、
よい、お年を。


  保津川下り 船頭  はっちんこと豊田知八

トロッコ列車が今シーズン最後の運行を終えました。

2009-12-29 18:56:12 | 京都情報
私達、保津川下りとともに、年間通じて保津峡谷のを盛り上げて下さっている
嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車さんが、本日29日を持って今シーズンの営業を
終了されました。

嵯峨野観光鉄道さんは毎年約90万人の乗車客が訪れる京都・嵐山でも
人気のトロッコスタイルの観光列車。

特に嵯峨・嵐山からトロッコ列車で保津峡を上り(正確には下り線と言いますが・・・)
亀岡方面からは保津川下りで渓谷を下るというコースが今や、京都観光の
定番のひとつになっています。

嵯峨野観光鉄道では、年明けから列車本体のメンテネンスと線路の保線作業に
かかり、来春3月の営業開始へ備えます。

年当初から3月までの間、保津峡の観光は保津川下りのみとなり、
少し淋しい感はありますが、3月の列車運行開幕まで、我々の手で
保津峡観光を盛り上げ、守って参りたいと思います。

今年一年、お世話になりました。
来年も保津峡観光を盛り上がる為に宜しくお願いします。



☆嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車の平成22年度営業は3月1日(月)からです。

保津川下りは明日から「正月休み」をとらせて頂きます。

2009-12-28 18:57:35 | 保津川下り案内
平成21年度の保津川下りは本日28日をもって今年度の営業を終了し、
お正月休業に入ります。

今年、保津川下りにお越し下さったお客様ならびご協力頂いた関連団体、事業者
の皆様には大変お世話になりありがとうございました。
この場をお借りて御礼申し上げます。

今年度は新型インフルエンザやリーマンショックの影響で、春から
修学旅行生等のキャンセルが相次ぎ、近年にない厳しい事業運営が
憂慮されましたが、保津川下り観光を選択し足を運んで下さった
大勢のお客様や地元の方々、保津川ファンの皆さんの心強い応援の
おかげを持ちまして、何とか平穏に乗り切ることができました。

保津川下りにご尽力いただいた全ての方に組合関係者一同心より感謝申し上げます。

来年もより一層の技術研鑚とサービス向上に努め、さらに魅力ある川下りの
演出に努め、多くの皆様に楽しく感動的なひとときを提供できる様、
努力精進して参る所存であります。

今年度と変わらないお引き立を賜りますよう宜しく御願い申し上げます。


☆来年度の営業は1月5日(火曜日)午前10時より21年度の‘初出航’を致します。
 
新春の保津川へ、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。


保津川下り  船頭 はっちんこと豊田知八。

一夜で移り変わる街の風景を眺めながら・・・

2009-12-27 00:09:20 | 船頭の目・・・雑感・雑記
今年最後のビックイベントだったクリスマスも終り、いよいよ年の瀬が押し迫ってきました。

街中をキラキラ美しく飾ったクリスマス・イルミーションの灯も落ち、
一気に街はお正月へ‘和’の装い一色へ移ってきました。

ショッピングセンターの飾りも「ツリーから門松へ」模様替えがはじまり、
ディスプレイ屋さんも大忙しいといったところでしょうか。

ワクワク、華やいだクリスマスムードから、年の瀬へ向かう、
あわただしさの中に去りゆく年の姿を感じさせられます。

一年の中でこの時ほど、一夜で街の雰囲気が一変し、気持ちが
切り替わる季節はないと思います。

一夜にして‘洋’風から‘和’風へと街の風景を変化させるだけではなく、
神様も‘イエス様’から‘八百万の神々’へと変えても全く違和感なしに
受け入れてしてしまうの日本人独特の宗教観並びに精神構造を見る思いがします。

でもこのような精神構造を根底に持つ国民性だからこそ、日本人は有史以来、
中国や欧米などの最先端の科学技術や政治体制を謙虚に学び取り入れる姿勢が
生まれ、明治以降はアジアで最初の経済発展・技術的進歩を図ることが
可能だったのでしょう。
他国の宗教や文化であっても、いいものや楽しいもの、興味を引くものなら
こだわることなくすんなり受け入れ、自らの文化と融合させ独自のアレンジ文化を
創造してきたことは異論のないところであり、またいい所取りでいい加減な中途半端なものを
創るのではなく、世界に通用する完成度の高いものに創造していく
そのテクニックには脱帽さされます。

そういえば、
「その人種の歴史的に受け継がれた思考も遺伝情報に組み込まれ、今の人の心の動き作用する」
と遺伝子の専門家の方に聞いたことがあります。

日本という国は、古代国創りの時から‘八百万の神々’によって建国された
神話を持つくらいですから、色んな神様がその時代、場面に登場しても、よい
作用を起こすものなら、何の違和感もなく受け入れる「DNA」が組み込まれて
いるのかもしれませんね。

「精神的な支柱となる神聖であるべき‘祈る対象’をコロコロと
変えるのはいい加減な人種の表れ」という批判も確かによく耳にします。
しかし、この柔軟さとバランス感覚が健全である限り、世界中の不幸や悲劇の
原因となっている原理的な宗教紛争や狭少なナショナリズムも日本には育ちにくく、
常に広い視野で共通点を見つけ出し、その中から新しい感性や発想を生み出す
土壌が根づく精神は、これからの国際社会で最も求めれらる‘モデル’
となるのではないでしょうか?
現にキリスト教の聖地・バチカンにあるローマ法王庁では
「カトリックによる他宗教のとの対話」が積極的に行われていますし、
民族の壁を取り払う活動も世界的規模で広がりを見せています。

地球が迎える「新時代の主軸」となるひとつの精神モデルを、日本は
明確に示していける立場にあると考えるのは私だけではないはず・・・

街の装いがめまぐるしく移り変わる姿を眺めながら、日本人の持つ伝統的な
精神構造の‘コア’な部分を探るという、なんとも大げさな思考展開
となりましたが、慌しいこんな時でも、少し立ち止まり‘自分のアイデンティティ’
という、暇な思考遊びにふけるゆとりを持つのもまんざら悪くないと
感じるのでした。

クリスマスが教えてくれる‘大切なもの’。

2009-12-25 23:23:15 | 船頭
昨夜はクリスマス。

みなさん、今年のクリスマスはどのように過ごされましたか?

イブの夜・・・ふたりっきりのロマンチックなひとときを過ごされた人、
また気の合う仲間と賑やかに騒いだ人、家族そろって心温まるパーティーを
したという人、仕事で暮れてしまったという人などなど・・・

形は違っても、クリスマスは‘特別の夜’なのですね~

子供の頃や、若かりし頃のワクワク感は今もあせることがないから、不思議です。

日頃、食べることのない甘いケーキや洋食料理が食卓に並ぶ特別の日だった
子供の頃のクリスマス。
若い頃の一時、バブル景気を背景に「高級ホテルのディナー」を1年前から
予約するという同世代の浮かれた姿を横目で眺めていたクリスマス。
結婚し子供が生まれ自分の家族ができて、サンタになったクリスマス。

生きてきた時間の分だけ、‘クリスマス’の思い出があります。

子供の頃、目覚めると枕もとに置かれたプレゼント。

「どうしてクリスマスにはプレゼントがもらえるの?」
と問う私に、教えてくれた母の言葉が忘れられません。

「世界中には今、この時も悲しんでいたり、泣いている子供がいっぱいいる。
その『悲しみが消えますように』とサンタのおじさんが届けれくれるの」

クリスマスが教えてくれたことは、豪華なプレゼントより、
美味しい料理よりも、もっと大切なもの。

クリスマスを思い出すたびに心が温かく感じるのは、このせいかもしれません。

家族の愛情に包まれながら‘幸せ’の意味を教えてくれる‘聖なる夜’
それが私の‘クリスマス’なのです。

保津川遊船企業組合の新社屋新築工事・安全祈願祭が行われました。

2009-12-23 07:58:27 | 船頭
保津川遊船企業組合は昨日22日、京都府の推進する桂川河川改修事業に伴い
移転する「乗船場並びに社屋新築工事」の安全祈願祭を行いました。

午前10時から行われた式典には、亀岡市長をはじめ府や各団体、工事関係者など約60名が出席のもと、
400年の保津川の歴史に刻まれる「新たな船出」を祈願しました。

安全祈願祭は2部構成となり、1部を地鎮祭、2部を起工式として執り行われました。

地鎮祭には保津川ゆかりの神社・請田(うけた)神社の宮司が祭主を務め、
四方祓いや鍬入れなどの神事を厳かに執り行いました。

2部の起工式では、遊船組合の代表である小西勝理事長が挨拶に立ち、
『先輩から絶やすことなく受け継がれてきた川下りの伝統をしっかり守り、
この新社屋のもと、組合員一丸となって保津川下り、そして亀岡観光を
盛り上げていきたい!」と力強く宣言しました。


その後、栗山正隆亀岡市長はじめ藤城進府広域振興局長、桂川たかひろ府会議員から
保津川下りにかける期待とありがたいご祝辞を頂戴しました。

式典の最後は参加者全員で「コーヒ」カップ片手の今風の乾杯で
保津川下りの新たな船出の第一歩を祝いました。

遊船の乗船場と社屋は、組合が設立された1970年(昭和45年)に船頭衆の
力を結集して建てられたもので、その後増改築を繰り返し今に至っています。
しかし、氾濫を繰り返す桂川(保津川)の治水対策として計画された京都府の
河川改修工事事業の堤防嵩上げ(1.8m)工事に伴い、乗船場と社屋の移転を
求められていました。

その後、府と市との長期にわたる移転対策の協議が続けられた結果、
一定の合意を得て、今日、新社屋建築の運びとなったものです。

移転場所は今の遊船社屋から30m下流に位置し、遊船駐車場に使用していた所。

建物の規模は鉄骨2階建て延べ1138㎡、2階に乗船受付窓口や待合室など事務所機能
を整備し、1階はすべて駐車スペースなる予定。

河川工事で堤防が嵩上げされ、また川沿いに市道が整備されることから、
乗船客は2階から川へつながる陸橋式の歩道を使用して川岸の乗船場へ
降りていただくスタイルとなります。車椅子用のスロープも整備されます。

工期は来年の9月末を見込んでおり、新社屋での営業開始は2年後の2010年2月以降の予定です。

今後、地域では、桂川河川改修関連での新社屋周辺の河川環境整備も行われる
予定で、保津川遊船の新社屋を中心に新たな水辺空間及び亀岡観光の拠点
となるべく力を入れていく計画です。

このビックプロジェクトの船出を前に、まさに気が引き締まる思いです。

これからも保津川と保津川遊船への温かいご支援をよろしくお願い致します。

日本テレビ「ぷらり途中下車の旅」で保津川下りが紹介されます。

2009-12-22 06:51:59 | マスコミ出演
保津川下りで・・・‘ルイルイ’♪

26日(土曜日)、日本テレビ系「ぷらり途中下車の旅」で保津川下りが紹介されます。

同番組は毎週、旅人のタレントさんが東京近郊の電車一路線に乗り、ぷらり、のんびり、
と気ままに途中下車しながら、街歩きをする旅番組。

その街の美味しいお店や伝統的な技術を持った人、まちでの取り組みなどなどを
紹介しながら、その土地と路線の魅力を伝えていきます。

今回は年末特番として、東京近郊を飛び出し‘京都’へ!
京都近郊の路線の中で、私達の地元亀岡・丹波と京都を結ぶ
「JR嵯峨野線の旅」を紹介します。

旅人は‘ルイルイ’で有名な永遠のアイドル・太川陽介さん。
JR嵯峨野線から嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車に乗り込み、保津川下りで
嵯峨嵐山へUターンするコースを紹介して下さいます。

保津川下りの案内人は私はっちんと疋田船長とグッチこと堀口和文が担当します。

太川さんは‘保津川下り・冬バージョン’のお座敷暖房船に乗り、
凛とした張り詰めた空気が流れる冬の保津峡の魅力を紹介。
途中、同乗した観光客さんとの心温まるふれあいや、水上屋台船の
美味しい食べ物に舌鼓を打ったりとお座敷暖房船の魅力を満喫されたようです。

嵐山上流の緩やかな流れの場所では太川さん自ら櫂をひく船頭体験にも挑戦。
太川さんが櫂をひくたびに「ルイルイ♪」と同乗したお客さんから熱い声援が
飛ぶなど、楽しい京都での「途中下車の旅」となっています。

是非、冬のJR嵯峨野線の魅力満載の「ぶらり途中下車の旅」をご覧下さい。

☆日本テレビ「ぷらり途中下車の旅」 
 放送日時:12月26日(土曜日)午前9:30~10:30
 電車路線:JR山陰線・嵯峨野線
 旅案内人:太川陽介さん
*同番組は関東ローカル放送です。
  

神の愛を世界へ。23日はVOPのクリスマスコンサート2009

2009-12-21 23:33:40 | ゴスペル&ミュージック

23日(祝・水)にJR京都駅ビルの大階段・室町小路広場で
ゴスペルグループ‘voice of peace’の
クリスマスーコンサート2009が開かれます。

開演はPM5時00分~6時00まで。


多忙な日々に追われている間にもう、そんな時期なのですね・・・

今、不幸な境遇に悲しむ人、つらく苦しい中で戦っている人・・・
世界中の人々のもとに‘神の愛’がとどきますように、祈りと願いを込めて。
そして、今の幸せをかみ締め、感謝の心で、ともに歌いたいと思います。

多くの人の心が揃い集まり、そのメッセージが空を渡り、世界に広がりますように。

23日は、京都駅ビルに集合ですね!






一年の疲れを癒す日はまだ遠く・・・

2009-12-20 22:46:16 | 船頭
「師匠も走る」と書いて‘師走’とはよくいったものです。

分刻みのタイトな日々、ハードなスケジュールに追われている間に
もう、12月の下旬に突入なのです。

ブログも更新できないほど、時間がない毎日ですが、
それに反して書けるネタはどんどん貯まっていく一方なのです。

こりゃ~どんどんアップしていかないと年内に書ききれないかも?

そして今週はクリスマスウィーク。

家庭や外部でもクリスマスイベントが目白押しです。

またネタは増える一方ですが、書き込む時間はない・・・・

ここにきて真冬の厳しさを感じさせた寒波のピークも今週には和らぎ、
穏やかな天候に移っていく模様で、冬の保津川下りもまだまだ頑張らねば。

この調子なら、のんびり一年の疲れを癒せる日はまだ先になりそう・・・

とにかく年末まで息切れしない様、体に気をつけて走ってまいります~






「その男、副署長」最終回にナイチンこと内藤和也さんが出演!

2009-12-17 08:08:00 | 素晴らしき仲間たち~
今日17日にテレビ朝日系で放送される「その男、副署長」に
東映京都の俳優・ナイチンこと内藤和也さんが新聞記者役で出演されます。
(保津川400年イベントでの写真。写真の左から2番目がナイチン)

ナイチンこと内藤和也さんは、東映京都スタジオ所属の俳優さんで
同番組や「メイド刑事」など現代劇はもちろん「水戸黄門」など時代劇にも
多数出演される個性豊かな実力派の俳優さんです。

また、東映太秦映画村で日曜日に行われている人気の「時代劇ショー」の
主力メンバーでもあり、東映京都を代表する看板俳優の一人でもあります。

殺陣シーンでの立ち回りには定評があり「劇団シネバットボーイズ」の
メンバーとして京都を中心に、小劇場での公演も多く、また自主映画の制作なども
こなし、幾つかの映画祭に作品出展をするマルチな才能も覗かせます。

「私、東映京都の内藤和也さんのファンです~」
先日、旅行者を保津川下りにお連れ下さった観光バスの美しいガイドさんから
話かけれたことがありました。

彼の光る演技力、ユーモアあふれる演出は、いろんな人たちに注目されています。

是非、‘キラリ’と光る個性的な新聞記者・ナイチンの演技をお見逃しなく。


「その男、副署長」は毎週、船越英一郎さんが京都を舞台に大活躍する警察ドラマ

船越さん行きつけの喫茶店のマスター役で酒井敏也さんも出演されています。

今夜はその最終回です。

「京都の治安は船越が守る!」とまで京都人に言わせる名優・船越副署長が
最後にどんな難事件をどのように解決していくのか?楽しみですね。

☆その男、副署長 テレビ朝日系列
 放送時間:20:00~20:50まで。