保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

舞鶴学園の桑原学園長が亀岡市役所で講演

2010-09-04 23:52:32 | PTA活動関連
今日は午後3時から亀岡市役所内にある市民ホールで「京都府PTA家庭教育研修会」に
出席してきました。
この研修会は、我々亀岡市PTA連絡協議会の上部団体である府PTA連絡協議会の主催で
開催されたもので、市内PTAの会員さんの皆様に「府PTA連」という組織の存在と活動を
知って頂くために府内一円で開かれています。
また、2年後に京都で開かれる「日本PTA連絡協議会・全国大会」で、この亀岡市がサブ会場に
選出されていることから、亀岡市内のPTA活動の更なる活性化を目指す狙いもあります。

今日は府Pの主催ということで、私たち市P連のメンバーはいわばゲストという立場で気楽に
参加しました。私などは午前中に遊船の仕事をして、午後から参加というさらにお気楽参加です。

とはいえ、家庭教育の研修会です。講義の内容はお気楽ではありません。
今日の講師は児童養護施設「舞鶴学園」の学園長を務めてられる桑原教修先生です

このブログを以前からお読みの方なら気が付かれた方もおられるかもしれませんが、
私の友人であるMBS毎日放送報道記者・米田佳史さんが「映像08」という番組で制作したドキュメント
「家庭の再生 ある児童養護施設の試み」の舞台となった児童養護施設の学園長さんです。
様々な家庭的理由から幼くして親と離れて、児童養護施設に預けられた子供たちの姿を
追ったこの作品は現代社会の中で「家族とは何か?家庭とは何か?」を問いかけた問題作として、
その年(平成20年度)の日本民間放送連盟賞・テレビ教養番組最優秀賞を受賞しました。
今日の講演でも話されておられましたが、舞鶴学園では10年前から、
大勢の子どもが同じ建物内で暮らす「大舎制」をやめ、
6つの一戸建てにわかれて生活する「小舎制」を採用されたこと、
施設で育った子ども達が自立して社会に出た時の戸惑いや苦悩など、
実体験から出てくる言葉の重さに圧倒されながら拝聴いたしました。

そして、親は、家庭を壊すことなく努力をしなくてはならない、
どんなことがあってもわが子を手放してならないと切々と訴えられた。

自分たちが子どもの頃、親に掛けて貰った数々の愛情を思い出し、
その目線で自分達の姿を見つめ直さねばならないと強く感じました。

私たちはややもすると、家庭崩壊や子どもへの虐待、児童養護施設へ預けるなんてこと、
自分とは無縁の遠い世界のこと、他人事と思いがちだが、これらの親たちも最初は私たちと
何ら変わることない「子どもを愛していた親」だったはずだ。

それが、自らの身に降り掛かってくる様々な出来事に遭遇した時、
遠い世界の話が最も間近にある事を知るものなのかもしれません。
人間は弱い生き物です。完璧なんて人は一人もいやしません。
その視点から私たちは家庭のあり方、家族のあり方を考えていかねばならないと
この研修会で感じました。

「お母さん、俺のこと忘れたんかな?・・・忘れたと思うで・・・」
番組のなかで、施設に預け、一度も訪ねて来ない母のことを語った、
幼い子の言葉は今も耳に残っており、私の胸を締め付けます。

「お母さんを恨んでいるか?」と問う記者にその子は、

「恨んでない!」 ときっぱりと言いきった。

「それはなぜ?」

「…だって、お母さんだから…」と答える子。

この言葉に、子ども達から見た母親への気持ちが全て言い表されています。

この子は、母が自分を捨てたことを知っているのに…

わが子より、自分の幸せを優先した親たち。でも、これは特別な人ではなかったのです。

そのことをしっかり自覚した上、我々、親と呼ばれる者は、これらの子ども達の
言葉に込められた親への思いを胸に刻んでおかねばならないと思うのです。

親子で学校の水やり、夏の思い出。

2010-08-26 11:34:58 | PTA活動関連
息子通う亀岡市立東輝中学校では、夏休みの間、校内に植えてある
花壇の水やりを保護者が順番に行うのが恒例となっております。

夏休みの様な、長期の休暇以外は、毎日、生徒たちが手分けして水をやり
大切に育てている花壇。休みの間だけはPTA役員で守りをしようというわけです。

特に今年はこの猛暑!

お花たちにも、朝夕の水分補給は生きる為に欠かすことができません。

私もこの5日間、毎朝7時前から水やりに通いました。

校舎の玄関先を彩る花壇たち。左右両側、随所に設置されています。

30mは伸びる長いホースを一杯に伸ばし、一つ一つ丁寧に水をやっていきます。

花たちも心なしか、気持ちよさそうで、喜んでいる感じがします。

5日間の水やりには、同校に通う中3の息子と来年同校に入学予定の娘も
手伝ってくれました。

初日は、朝6時に起きることを、辛そうにしていた二人でしたが、
5日目には自分から起きて、着替えもすばやくしてスタンバイしていた二人。

水やりでも、手際よく段取りをして、ジョロとホースの二部隊に分かれて
効率的な水やりをやってくれて大変助かりました。

私はホースが絡まないように調整するだけでした。

娘などは、校長先生と教頭先生に「えらいね~来年は待っているよ」と褒めてもらって大喜び!


早起きして人に喜ばれることをする、大切さを花の水やりで
二人も十分学んだことでしょう。

なんでもない、夏の朝のひとコマですが、二人にとっては
おそらく、ずぅ~と忘れることのない「夏の思い出」に
なったに違いありません。

昨日は「おいしい~」市PTA本部会議。

2010-08-23 19:24:09 | PTA活動関連
まだまだ残暑厳しい日は続いております。

この暑さ、噂では「9月中旬まで」続くとのこと。

一昨日は、私がPTA会長を務める中学校の生徒さんが
熱中症で病院に運ばれる事態が発生し、お騒がせいたしましたが、
幸いなことに皆さん軽症ということで、大事に至らず安堵している次第です。
お互いに、体にはくれぐれも注意していきたいものです。

さて、昨夜は亀岡市PTA連絡協議会の本部会議を行いました。
こんな暑くでハードな毎日、仕事にPTA活動に頑張ってくださっている
本部役員の皆さまです。今回は通常の会議ではなく、納涼会も兼ねて
食事をしながらの会議を提案させていただきました。

場所は馬堀駅前にある亀岡牛ステーキが専門の「牛楽」さん。

今年度の本部役員も、3月末の引き継ぎから今日まで、力を合わせて
数々の行事や公務を進めてきましたが、一応、年度の折り返し点であり、また
あと一週間で夏休みも終わり2学期が始まることから、慰労と親睦を兼ねた
本部会議です。

今年度の市PTA最大のイベント「研究大会」についての実施計画案のまとめや
9月に実施される「京都府家庭教育研修会in亀岡」の説明などを約一時間ほど
協議したのですが、おいしそうな料理を目の前にした会議は進行が早い!

「ちゃっちゃあと決めて、早くお料理をいただきましょう!」とばかりに、
スムーズな審議進行となりました。でも、審議内容には手抜きはなし。

多くの会員さんに興味を持って貰える研究テーマと講師の先生をご用意させて
いただけると思っています。


さてさて、会議のあとは「亀岡牛」です!

今日は、特製のホルモンを使用した「もつ鍋」

こんな暑い時にもつ鍋?というなかれ。

暑い時は冷たいものを取り過ぎて、胃が弱っているもの。

こんな時こそ、暑い~ものが体に一番いいのです!

役員の皆さん、和気あいあいに歓談しながらおいしい料理とお酒に舌鼓。

気が付けば時計は午前0時前・・・

話も尽きませんが、皆さん明日もお仕事です。

なぜか?「年度終わりには役員皆で、沖縄旅行へ行こう!」という結論に達して、
今月の本部会議はここでお開きと致しました。

自分でいうのもなんですが、今年度の市PTA本部は本当にチームワークいいと思います。

この調子であと、半期、各種行事が目白押しとなって参りますが、
亀岡市の子どもと親のよりより教育環境をつくる為
役員一同、知恵をしぼり、力を合わせて、汗を流していきたいと思う次第です。

「社会を明るくする運動」の市民中央集会にて。

2010-07-03 22:31:04 | PTA活動関連
本日、午後2時から第60回「社会を明るくする運動」の市民中央集会が亀岡市の亀岡会館で開催されました。

この運動はすべての国民が、犯罪や非行防止と罪を犯した人たちや非行をした少年の更生、
立ち直る機会について理解を深め、犯罪のない明るい社会を築こうと開催される全国的な運動です。
元々は戦後の貧困の中、貧しさから犯罪や非行に走る人たちを立ち直らせ様と
東京の商店街の店主たちが始めた運動から端を発しています。

この亀岡でも「安全・安心な明るい亀岡」をテーマに毎年、この時期に開催される恒例イベントです。
このイベントのメインとなる市民中央集会では、毎年、市PTA協議会から母親代表委員会の委員長さんが
総合司会を務めることになっているらしく、今年も春から、そのための会議が持たれ、
市内PTAには120名以上の動員というノルマを頂き、協力しました。

集会は広報映画を鑑賞のあと、ゲスト講演者がお話をされるのが流れ。
今年は京都保護観察所長・寺戸亮二さんが「居場所のなかった少年」と題して講演。
「子どもにとって家庭は心から安らげるオアシスでなければならない」と観察官として
多くの非行少年を関わられた経験をもとに家庭環境と非行の関連性について自身の思いを話されました。

講演の後は市内小・中学生による人権や友情についての意見発表が行なわれました。
その発表者の中に私がPTA会長を務める東輝中学の船越萌里さんが選出されていました。
萌里さんは私が主宰する空手道場・斯道会の初期からの生徒で、幼稚園の時から指導している間柄。
左側が萌里さん。空手は黒帯手前、1級の腕前です。

「手紙のもつ力」と題した意見発表は「不登校になった友達」を粘り強く誘い続けた心情と
手紙によるコミュニケーションの大切さに気づいたこと、友情のかたちについて、
感受性豊かな彼女らしいタッチの文章表現で発表していました。
とても立派でした!

集会の締めは、市長はじめ来賓、同運動の役員の方々が「社会を明るくする運動」と染め抜かれたタスキを
掛け、壇上に上がり、華やかな式典が行なわれました。
集会等はいつも式典セレモニーから始まることが多いのに、最後に式典をするとは、
面白い流れだな~と会場のすみから眺めていたのですが、集会決議という‘宣言’があるのですね。
納得です。

最後に高らかに宣言して終わる!というのがこの集会なのですね。

恒例のパレードは雨天のため中止でした。


懇親会は和気あいあいに大盛り上がり!

2010-06-23 00:38:02 | PTA活動関連
亀岡市に限らずPTAでは、どこの学校も総会終了後に懇親会が催されます。

我々中学校でも18日の総会後夕方から懇親会が開催されました。


参加者は校長先生をはじめPTA担当の教職員と今年度のPTA役員21名。

もちろん実費ですのでご心配なく~


今年一年の円滑な活動を進める為には、なんといってもお互いの親睦を図り、
意思の疎通がなにより大切!ということで開かれる‘宴会’です。


会場は私が会長権限で、学校地区ブロック内にある京懐石の「門」さんに決定。

店内を貸切って、美味しい京懐石に舌鼓を打ちながら、和やかに
お話ができるようにはからいました。


意外かもしれませんが、先生方と保護者って日頃はあんまり深く
突っ込んで話すことってないものなのです。

この機会に学校や子どもの事などについて、お互いの思いや、聞きたかったことについて、
膝を突き合わせて、じっくりと話込める交流会も兼ねているのです。

皆さん、それぞれのテーブルで賑やかな歓談に花が咲いていたように感じます。

さて、お腹もいっぱいになり、話し疲れたら、次は二次会!

二次会はカラオケに決定。


最近カラオケに行く時間がなく禁断症状を発症していた私。

会長自ら先頭を切ったのでした。


私の歌声が呼び水となったかどうか?はわかりませんが、そこからは
賑やかな‘うた会’がスタート!

ボックス内は先生vsPTA対抗カラオケ大会の様相を呈してきました!
今日だけは無礼講~楽しむときはたのしむ!キメるところはキメる!
そしてシメるところはシメる!

これが大事なのは親睦会も教育も同じ~はず…


でも、とりあえず凄い盛り上がり方でした。


この元気さと団結力があれば、今年の中学校はいろんな事ができそうな予感です。


これからの私たちの動きにご期待下さい!

東輝中学校PTA総会にて。

2010-06-19 21:04:24 | PTA活動関連
最近は船頭の仕事より、PTA関係の業務に追われる毎日。。。
引き受けた限りは、これも今年一年の私の定めと思い、積極的に取り組んでいます。

さて、昨日は私がPTA会長を務めている亀岡市立東輝中学校の第一回定期総会が開催される日でした。

この総会は、今年度のPTA活動における「活動方針」と「事業計画案」並びに「予算案」を上程し
中学校の保護者会員の皆さまの承認を得る大事な会議なのです。

例年、中学校のPTA総会は小学校のそれと比べ、かなり参加者が少ない委任状が80%を
占めるといわれるものらしいのですが、今年はどういう訳か?100人収容できる会議室が
いっぱいになるほどの出席率・・・

これは驚くと同時に嬉しい誤算でもありました。
PTA活動の関心が薄まるといわれる中学校ですが、これほど多くの方が総会に足を
運んで下さったことは、役員として喜ばしいことで、今年度は「なにかできる!」
という予感を感じさせてくれます。

まずは開会にあたり会長である私はっちんの挨拶からスタート。

今年の活動方針である「自他ともにいきる」という精神についての説明と、今年度の
目玉事業としてこの2ヶ月間、練ってきた計画についても語らして貰いました。

いつもより、少し長めのスピーチになりましたが、出席者の皆さんへしっかりと
今年度の本部役員の思いを伝えるため、精一杯話させて頂いた次第です。

審議に関してはこの目玉事業をはじめ、各種新規事業を起していくため、
事業費を大幅にアップさせる積極的予算計画を組まして頂いたので、
その事について説明を求められることが十分予想されましたが、特にこれといった
意見や説明要求もなく、すんなり承認して頂きました。

総会終了後、参加して下さった会員さんから
「挨拶であれだけ熱意を込めて話して頂いたので、もう十分理解しました」
というご意見などもお聞きすることができ、私としてはただただ感謝する次第です。

さあ、この総会を無事に終え、いよいよ、22年度の東輝中学校のPTA活動のスタートです!

~ひとりがみんなのために、みんながひとりのため~

それぞれお互いが力を合わせて、ともに補いあい、助け合い、協力しあって「大きな力を生み出そう!」
というテーマに沿い、本部役員さんはもちろんのこと、各運営委員の方々、教職員の皆さま、そして
なにより生徒さんたちと「心をひとつにつなぎ」活発で実りのある活動を展開していきたいと思います。

そして、子ども達の成長の過程に、よりよき教育環境をつくりあげることが出来るように努力したいと思います。

今年の本部役員さん方とは、3月末の引継ぎ以来、協力して今年度計画を作成してしたきましたが、
皆さんとても仕事が早く有能な方ばかり、それよりなにより‘ハート’のいい方ばかりだということが
ありがたく感じています。

至らぬことの多い会長ですが、周りの方々に支えらて、辛うじて職を進めることが出来ているのが現実です。

市連絡協議会の会長職にもあるわけですが、やはり私の現場はこの東輝中学校の活動です。

中学生という多感な時期を過ごす子ども達としっかり向き合い、PTAはもちろんのこと、
学校、地域が総がかりで、地に足の着いた、子ども達の心に肉迫していく活動が展開できれば
こんな素晴らしいことはないと思った一日でした。

府PTA指導者研修会・南丹大会を開催しました。

2010-06-13 23:11:00 | PTA活動関連
いよいよ、梅雨入りですね。

湿った空気の中、しとしとと雨が降る そんな一日。

今日は京都府の南丹地域のPTA指導者研修大会に出席して参りました。

南丹地域とは、私はっちんの住む亀岡市とお隣の南丹市&船井郡で形成する広域行政圏の事。
PTAとしては我々の亀岡市PTA連絡協議会と南船PTA連絡協議会、それに
南丹公立幼稚園PTA連絡協議会の3つの組織があります。

今回の指導者研修会はその3つのPTA組織と京都府教育委員会とが主催で行う、情報交換会&勉強会のようなもの。
京丹波町の蒲生野中学校を会場に、午後1時15分から開会された同大会には、管内・各小、中、高校の
PTA役員の方や学校関係者など総勢120~130名ほどが出席。
家庭教育に関するテーマをひとつ選定し、専門の講師をお招きして講義いただき、見識と思考を深め、
指導者として資質向上を目的としています。

今年の研修会は「子どものコミュニケーション能力の向上」がテーマ。

『豊かな表現力は親子の会話から』と題してKBS京都報道局・報道部の宮本英樹部長が講演されました。

宮本さんはKBS京都のアナウンサーという「言葉の扱うプロ」として、自己表現と言語能力を涵養の大切さを
スポーツや芸能界などの人物とのインタビュー経験をもとに講演を進められました。

宮本さんは最近の就職面接の傾向が、テントリーシートという大学名や学部名が塗りつぶされている用紙をもとに
進めれる現状を紹介し「これから求められる人材は、今までの様な学歴や出身校などが評価されるのではなく、
面接時の自己PR能力に長けた者、自分はどんな人物で、学生時代どんな活動をしてきたかをしっかり説明できる人物である」
と断言された。

自己表現に欠かせない「言語能力の向上」には家庭での会話が重要であると言われます。

小さい頃からいつも話し掛け、小さな現象を見ても、親子がその事について感じた事や思った事を
口に出して話をする、会話が絶えない家庭をつくることが一番大切だと言う宮本さん。

わたしも全く同感です。

自己表現する力とはもともと備わったものではなく、口に出して会話する訓練によって開発されるものだと
思います。その会話という「言葉のキャッチボール」の中で、相手の話していることの本質を的確に捕らえ
きちんと要約できる能力が備わるのだと思います。
話の内容が論理的に要約できる、その能力が備われば自分の考えや思いを要領よく説明できる力がつく。
それをいつも意識して会話する環境を家庭の中でつくることが大切なのですね。

いい勉強をさせていただきました。

講演の後は、管区内のPTA活動の実践活動報告です。

亀岡市千代川小学校の「読書ボランティア」や京丹波町和知小学校の「地域支援コーディネーター活動」などの
活動報告には、PTA活動はもとより、生涯学習のレベルでもとても参考なる活動ばかりで勉強になりました。

これらの活動報告をお聞きして、たくさんのヒントをいただいた気がします。

同研修会に、我が東輝中学校から一緒に参加した役員の皆さまとも帰路の間、お話ししたのですが、
我が中学でも面白い活動企画をどんどん作成して、学校、PTA、そして地域が
総がかりで、子ども達の教育環境をコーディネートしていく仕組みをつくることで一致しました。

「PTA活動は生涯学習の場でもある」という認識を持って、わたしたち親が、大人が、
楽しく、イキイキとした活動を展開することで、子どもたちへ、よきメッセージを送り続けていきたい
そういう思いを強くした研修大会でした。

亀岡市PTA連絡協議会・総会&懇親会奮闘記。

2010-05-23 16:30:34 | PTA活動関連
昨日、平成22年度亀岡市PTA連絡協議会の総会が亀岡市役所・市民ホールで開催されました。

午後2時より開会された総会には、亀岡市長はじめ市教育長、府教育局長など来賓の方々のご臨席のもと
約150名の市内PTA理事・評議員の皆さまが出席され、盛大に執り行われました。

今年度、市PTAの会長を務める予定の私にとっては、生涯初めてのPTA総会です。
一体、どんな雰囲気で総会が進められていくのか?全くわからないまま、本番を迎えたのです。

総会で審議されるのは、新役員の承認と委嘱、そして昨年度の市と府のPTA活動並びに決算報告。
続いて今度の事業計画並びに予算案です。

昨年度平成21年度の活動並びに決算の審議が行われている間、私達、平成22年度の本部役員は
会場左に設けられた本部席の2列目後方テーブルに座り、審議の進み具合を眺めているだけでよいの
ですが、昨年度の審議内容が承認された後は、新旧本部役員が前後の座席を入れ替り、私達、新役員が
主となり、総会を進めていくことになります。

まず、私達、新役員予定者5名は、21年度会長から委嘱されるかたちで演壇前に一列に並び、
出席者皆さまに「新役員としての承認」を頂かねばなりません。
あくまでも形式的なもので、まず問題なく承認されるのですが、出席者から向けられる
突き刺さる様な目線をひしひしと感じ独特の緊張感があります。

承認の後は、新会長による就任の挨拶があります。

当初は新任会長の挨拶は本部席横の司会場所ですることになっていましたが、
今年は前年度会長の勧めもあり、演壇に登壇して挨拶をすることになったのです。

演壇に上がってお辞儀をすると、一斉に私に向けられる皆様の目線。
「今年の会長はどんなことを話すのか?」皆さん、興味津々なのが伝わってきます。

複雑で混迷する社会で、子育てをしていかねばならない我々親は、子ども達に
「何を伝えなければならないのか?」また「これから、本当に求められる力とは何なのか?」
を、みんなで真剣に考えていかねばならないという、私の思いを挨拶にて伝えました。


その後は、少し改革案を加えた、今年度の事業計画案並びに予算案についても
特に異議もなく承認頂き、無事に総会を終了することができました。

総会終了後は料亭「玉川楼」にて今年度PTA役員主催の懇親会を開催しました。

懇親会には総会に引き続き、市教育長や府教育局主事など来賓方をはじめ、
市内小・中学校の校長、教頭先生、市教育委員会の皆様も足を運んで下さり、
PTA理事や評議員の方々との積極的な交流の場として、楽しいひとときを
過ごして頂きました。

主催者代表となる私のもとには、参加された方々が、代わる代わるビールを注ぎに着て下さり、
最近では飲んだことのない程の量のアルコールを摂取することに・・・

3時間弱の会が終了する頃には、相当アルコールが回っている状態でした。
それでも宴の終了を宣言しなければならない仕事が残っているので、
何とか正常を保つのに必死でした。

昨日は長丁場でもあり、体力的にも精神的にもハードな一日でしたが、
非常に勉強になるよい経験をさせて貰い、また多くの出会いもあり、
有意義な時間を過ごすことができたと感じています。

これから一年間、さまざまな取り組みを実施し、亀岡に育つ子ども達によりよい教育環境を
提供できるように、学校、行政、地域との連携を強め、役員一同、しっかり務めていきたいと
思う次第です。

亀岡市PTA連絡協議会の総会、迫る。

2010-05-20 22:31:37 | PTA活動関連
いよいよ、平成22年度の亀岡市PTA連絡協議会の総会が近づいてきた。

今年度の会長予定者となっている私は、この総会で承認を受けると正式に会長職を引き継ぐことになる。

今夜もその準備として本部役員会並びに理事会が亀岡市役所にて開催され、総会での流れや
役割分担等について、会長予定者として各理事の方々へ最終確認を行ったところだ。

日が迫るに従い、緊張感も増してきている。

総会での、私に与えられた大きな役割としては、就任後の挨拶、活動方針並びに事業計画の説明。

今年は事業計画を少し変更して総会に提案することから、議事の進行に対して一抹の不安もあるにはある。

しかし、この同じ時代に、世代の違いはあるにしても‘子育て’をするお互いとして、
経験に基づいた情報や知恵を出し合い、ともに学び、協力することで、亀岡に育つ子ども達に対し、
よりよい教育環境を創造するため、精一杯、力を尽くしていきたいと思っている。

今年度の市PTA活動に参加することより、知り合うことができた保護者の方々との‘縁’を
大切にし、活力と実りのある活動を展開できればうれしく思う。

我々、大人たちが、お互いに協力し、イキイキと楽しく社会活動を進めている姿を
見せることこそが、子ども達への何よりのメッセージになるものと感じる。

総会は明後日22日。

来賓や幼稚園、小学校、中学校の役員約150名の皆さまへ、しっかり自分の思いを伝えたい。

この国の未来は‘子どもたちの教育’にかかっていることを、肝に命じて。

桜が咲けば入学式。スピーチとPTA活動に思うこと。

2010-04-06 23:58:27 | PTA活動関連
桜の花が華やかに咲き誇る季節といえば入学式です。

今日は、京都市内の小学校で入学式が行われたようです。

ピカピカの一年生が期待と不安に胸躍らせ、桜色に包まれた校門をくぐった事でしょう。

さて、私。なんと、今年は息子の通う中学校のPTA会長に選出されました。

明後日は、その中学校での入学式です。

もちろん、会長のスピーチもあり、です。

手本となる生き方などしてこなかったし、かっこいい格言も何も思いつかない私。

でも、どこかで聞いたような話だけはしたくない。

自分の感じていることを自分の言葉で話せればいいと思っています。

「今年の会長さん、何、訳のわからないことを言ってるの。」と先生や保護者の方に
思われようとも、そこは「尾崎豊」の歌に心から共感した青春を送った者ということで
勘弁してもらって、自分の思うところを正直に生徒さんたちに語りかけてみたい。

私の学生時代からは対極に位置するPTAですが、引き受けた以上は、私たち保護者や
大人が、子供たちに何ができるのか?何を伝えるのか?を真剣に考えながら
活動したい。

私たち親は「やるべき事は責任を持ってやりきりなさい」と子供たちに口癖のように
言いますが、その大人から子供達の手本になる行動をすることが、立派なことを語るよりも
素晴らしいメッセージになるとの思います。

私が子供の頃感じたことを思い起し、役員の皆様はもちろん、会員の皆様と知恵を
出し合い、協力してよりよい活動につなげることが最も大切なこと。
そして、やるからには楽しく実りある一年にしたいものです。

さあ、今からスピーチつくり、がんばります!