
先日、昨年お亡くなりなった、いかりや長助さん1周忌
を迎え、特別番組が放映されていました。
いかりやさんといえば、「8時だよ!全員集合!」
「ドリフの大爆笑」などで長年にわたりお茶間に
笑いとで元気を届けて頂いた日本喜劇界の大御所であり
また、最近では「踊る大捜査線」で味のある老刑事役で
俳優としても新天地を開花され、これからの活躍を
嘱望されていた方としてみなさまご存知のことと思います。
このいかりやさんと私はっちんの接点はただ1度だけ、
TV朝日系毎週土曜日18時より放映されている
「人生の楽園」という番組で、はっちん達家族を
ナレーターとして紹介されて頂いた縁です。
今は西田敏行さんに代わりましたが、当時は
いかりやさんと伊藤蘭さんにのお二人が
ナレーションを担当して、番組を進めておられました。
この番組では、いかりやさんが台本や構成といった
制作段階から勢力的に拘っておられ、はっちん家族にも
いろいろ厳しい注文がいくつも求められました。
放映時間30分の撮影は、約1週間ぶっとうしで
行われ、朝から晩まで職場と我が家に撮影スタッフが
密着取材で張り付かれます。
テープも30分テープが40本以上使われます。
その中で、各カットをスタッフが30分に編集し、
約3種類ほどのデモテープを制作し、プロデューサー
いかりやさん出席のもと、プレゼンテーションにかけられ
細部に渡りチェックを入れられます。
選ばれた作品にいかりやさんは「もう少し、肉づけがほしい」と
再度、スタッフが東京よりお越しになり、足りないシーンの
撮り増しをするほどの力の入れようでした。
番組作りには、決して小さな妥協も許されなかった
といわれるいかりやさんの、仕事に対する厳しい姿勢を
垣間見せる一コマでした。
こうして出来上がったはっちんの番組は、後の視聴率調査で
あの時間帯では異例の10%を越え、放映当時でも
番組史上3位を記録したそうです。
去年の3月20日、東京青山霊園で行われた
葬儀にも行かせてもらいました。
後でスタッフの方から「いかりやさんがはっちんさんの
生き方に共感とエールを送ってられましたよ」と
教えていただき、家族一同でいかりやさんを強く偲びました。
これからまだまだ日本の芸能シーンでご活躍される
ものと思っておりましたので、早すぎる死は
残念でなりません。
はっちんはこれからもいかりやさんがくれた
笑いと元気、そして信条でもあった
我慢と粘り、諦めない心を胸に人生を歩んで
行きたいと思うのでした。
*写真は撮影の風景です。
を迎え、特別番組が放映されていました。
いかりやさんといえば、「8時だよ!全員集合!」
「ドリフの大爆笑」などで長年にわたりお茶間に
笑いとで元気を届けて頂いた日本喜劇界の大御所であり
また、最近では「踊る大捜査線」で味のある老刑事役で
俳優としても新天地を開花され、これからの活躍を
嘱望されていた方としてみなさまご存知のことと思います。
このいかりやさんと私はっちんの接点はただ1度だけ、
TV朝日系毎週土曜日18時より放映されている
「人生の楽園」という番組で、はっちん達家族を
ナレーターとして紹介されて頂いた縁です。
今は西田敏行さんに代わりましたが、当時は
いかりやさんと伊藤蘭さんにのお二人が
ナレーションを担当して、番組を進めておられました。
この番組では、いかりやさんが台本や構成といった
制作段階から勢力的に拘っておられ、はっちん家族にも
いろいろ厳しい注文がいくつも求められました。
放映時間30分の撮影は、約1週間ぶっとうしで
行われ、朝から晩まで職場と我が家に撮影スタッフが
密着取材で張り付かれます。
テープも30分テープが40本以上使われます。
その中で、各カットをスタッフが30分に編集し、
約3種類ほどのデモテープを制作し、プロデューサー
いかりやさん出席のもと、プレゼンテーションにかけられ
細部に渡りチェックを入れられます。
選ばれた作品にいかりやさんは「もう少し、肉づけがほしい」と
再度、スタッフが東京よりお越しになり、足りないシーンの
撮り増しをするほどの力の入れようでした。
番組作りには、決して小さな妥協も許されなかった
といわれるいかりやさんの、仕事に対する厳しい姿勢を
垣間見せる一コマでした。
こうして出来上がったはっちんの番組は、後の視聴率調査で
あの時間帯では異例の10%を越え、放映当時でも
番組史上3位を記録したそうです。
去年の3月20日、東京青山霊園で行われた
葬儀にも行かせてもらいました。
後でスタッフの方から「いかりやさんがはっちんさんの
生き方に共感とエールを送ってられましたよ」と
教えていただき、家族一同でいかりやさんを強く偲びました。
これからまだまだ日本の芸能シーンでご活躍される
ものと思っておりましたので、早すぎる死は
残念でなりません。
はっちんはこれからもいかりやさんがくれた
笑いと元気、そして信条でもあった
我慢と粘り、諦めない心を胸に人生を歩んで
行きたいと思うのでした。
*写真は撮影の風景です。
はじめまして。
私は京都が好きなのでとても興味深く読ませていただきました。
いかりやさんのお話しが読めてよかったです。
その番組ちょくちょく見ていたものですから。
30分の番組にそれほど熱意をかたむけておられたとは。
だから心ひかれ見ていたんだな、と思います。
またよらせて下さいませ。
人生の楽園を拝見出来なかったのは残念でしたが、素敵な奥様とあたたかいご家庭が、厳しい修業の支えになられたのですね(納得!)
去年青山斎場に行かれた時、桜はご覧になりましたか?墓地はお花見スポットで、桜は、とてもきれいです。
晩年の役者・いかりや長助は素晴らかったです。
本物の芸の天才でした。日本の芸能界とって惜しまれる存在だと思っています。
男の人に限らず、人は皆、家族や愛する存在の支えがないと頑張れないですよね。
さくらを見ている余裕はなかったですね。
そんなに綺麗ならしっかり見ておけばよかった~
かなり残念です。
去年、東京に寄せていただいた時は市ヶ谷だったので、靖国神社の桜を見に行きました。京都の桜に負けないほどの質と量でしたよ。
あとは九段側の皇居の堀周りにある桜が綺麗でした。
toutoumiさん保津川下りを体験されましたか?
機会があれば、是非お越しくださいね。
保津川下りですか・・・いいですね~。
せっかく近くに住んでいるので、
是非体験してみたいものです。
いかりや氏は色々な面で、
とても素敵な人だなぁと思っていて、
彼が自分を語っている姿は、何度見ても泣けてきます。
神様は、皆が愛する人ばかり、
早く連れて行ってしまうなーと思ってみたり。
役者としてはこれからの人でしたから、本当に残念です。ロマンを感じる人でした。