25日(金、亀岡市文化資料館で京都大学・生存基盤科学研究ユニット
(東南アジア研究所)実践型地域研究推進室の定例研究会が開催され、
私も京都大学の研究員として出席して参りました。
同大学の研究ユニットについては、以前のこのブログでも紹介したことが
あるので覚えてられる方もあると思いますが、今年1月にバングラディシュに
招聘して頂いた縁から私も研究員として在籍する同大学内ユニットです。
同室では地域研究のフィールドとして滋賀県守山と朽木、そして亀岡に
拠点を設け、研究者をはじめ地域に関わる様々な立場の人々が協力しながら
農山村と地方都市の望ましい連携と将来像を構築する活動を展開しています。
今月は亀岡フィールドステーションの担当月に当たっていましたが、
当初予定してた研究報告がゲストの方の都合でキャンセルになり、
急遽、ピンチヒッターに会場となっていた亀岡市文化資料館の
黒川孝宏館長が買って出てくださることに。
「地域と‘つなぐ’資料館」と題して、これまでの資料館の取り組みと
各種市民団体との連携で活動してきた事業の報告をされました。
現在、亀岡では私の所属するNPOプロジェクト保津川をはじめアユモドキの
保全運動を展開されているNPO亀岡人と自然のネットワークなど様々な分野の
市民団体が活発な活動を展開していますが、その核となってきた施設が
実はこの市文化資料館であり、中心的人物が今回発表者である黒川館長で
あるといっても過言ではないでしょう。
私たちが船頭という仕事から離れて「保津川」にかかわって行けたのも
黒川館長が多大なる協力をして下さってからこそなのです。
その館長が京都大学の研究会で発表されるということなら、
何を差し置いても聴講しに行かねばなりません。
「資料館とは?地元の過去から現在、そして未来をつないでいく役割があり、
人づくりの場であり、町づくりの場、未来づくりの場となる必要がある」と語る
館長の言葉には、地域に根ざし、歴史を掘り起こし、また行政と市民をつないで
新たな‘動き’を作り上げてきた事実からくる説得力を持っていました。
こんな特異(?)な資料館を持つ亀岡だからこそ、京都府はもちろん大学の研究者
から注目される土壌が育ってきたんだな、と感じた次第です。
発表終了後は、亀岡駅前の居酒屋「ますや」さんで二次会です。
黒川館長を囲んで、ざっくばらんな話に花が咲き、時間が経つのを
忘れてしまいそうなくらい賑やかな宴会でした。
これも館長のお人柄でしょう。
私も今年は館長にいろいろとご教授願いお世話になることが
多くなると思うので、しっかり‘つながって’いきたいと
思っているところなのです。
亀岡市文化資料館では、現在「アジアの中の亀岡」をテーマに
連続文化財講座を開催しています。
私をバングラ視察に推薦して下さった安藤和雄京都大学東南アジア研究所准教授を
はじめ京都大学東南アジア研究所、京都学園大学、文化資料館が連携して、
第一線に研究者による亀岡の位置づけとアジアでの価値について講演されます。
以外に亀岡の人が気づかない「このまちの価値」が明らかになるかも!
☆連続文化財講座「アジアの中の亀岡 2」
★第1講座
日時 平成22年6月12日(土曜日)午後2時~4時
演題 「アジアの農村と亀岡」
講師 安藤和雄さん(農学博士 京都大学東南アジア研究所准教授)
<終了しました。>
★第2講座
日時 平成22年6月26日(土曜日)午後2時~4時
演題 「雲南の棚田、京都の棚田(仮)」
講師 中村均司さん(京都大学東南アジア研究所特任教授)
★第3講座
日時 平成22年7月3日(土曜日)午後2時~4時
演題 「東南アジアの水田の生き物、亀岡の水田の生き物(仮)」
講師 大西信弘さん(京都学園大学バイオ環境学部准教授)
★第4講座
日時 平成22年7月10日(土曜日)午後2時~2時30分
演題 「亀岡の地域づくりと農村(仮)」
講師 黒川孝宏(亀岡市文化資料館長)
パネルディスカッション 午後2時40分~4時
テーマ 「アジアの中の亀岡 2」
パネリスト 安藤和雄さん 中村均司さん 大西信弘さん
司 会 黒川孝宏(亀岡市文化資料館長)
※全講座とも 会場 亀岡市文化資料館 3階研修室
定員 60人(要申し込み) 受講料 無料
申し込み 電話かファクスにて受け付け
(東南アジア研究所)実践型地域研究推進室の定例研究会が開催され、
私も京都大学の研究員として出席して参りました。
同大学の研究ユニットについては、以前のこのブログでも紹介したことが
あるので覚えてられる方もあると思いますが、今年1月にバングラディシュに
招聘して頂いた縁から私も研究員として在籍する同大学内ユニットです。
同室では地域研究のフィールドとして滋賀県守山と朽木、そして亀岡に
拠点を設け、研究者をはじめ地域に関わる様々な立場の人々が協力しながら
農山村と地方都市の望ましい連携と将来像を構築する活動を展開しています。
今月は亀岡フィールドステーションの担当月に当たっていましたが、
当初予定してた研究報告がゲストの方の都合でキャンセルになり、
急遽、ピンチヒッターに会場となっていた亀岡市文化資料館の
黒川孝宏館長が買って出てくださることに。
「地域と‘つなぐ’資料館」と題して、これまでの資料館の取り組みと
各種市民団体との連携で活動してきた事業の報告をされました。
現在、亀岡では私の所属するNPOプロジェクト保津川をはじめアユモドキの
保全運動を展開されているNPO亀岡人と自然のネットワークなど様々な分野の
市民団体が活発な活動を展開していますが、その核となってきた施設が
実はこの市文化資料館であり、中心的人物が今回発表者である黒川館長で
あるといっても過言ではないでしょう。
私たちが船頭という仕事から離れて「保津川」にかかわって行けたのも
黒川館長が多大なる協力をして下さってからこそなのです。
その館長が京都大学の研究会で発表されるということなら、
何を差し置いても聴講しに行かねばなりません。
「資料館とは?地元の過去から現在、そして未来をつないでいく役割があり、
人づくりの場であり、町づくりの場、未来づくりの場となる必要がある」と語る
館長の言葉には、地域に根ざし、歴史を掘り起こし、また行政と市民をつないで
新たな‘動き’を作り上げてきた事実からくる説得力を持っていました。
こんな特異(?)な資料館を持つ亀岡だからこそ、京都府はもちろん大学の研究者
から注目される土壌が育ってきたんだな、と感じた次第です。
発表終了後は、亀岡駅前の居酒屋「ますや」さんで二次会です。
黒川館長を囲んで、ざっくばらんな話に花が咲き、時間が経つのを
忘れてしまいそうなくらい賑やかな宴会でした。
これも館長のお人柄でしょう。
私も今年は館長にいろいろとご教授願いお世話になることが
多くなると思うので、しっかり‘つながって’いきたいと
思っているところなのです。
亀岡市文化資料館では、現在「アジアの中の亀岡」をテーマに
連続文化財講座を開催しています。
私をバングラ視察に推薦して下さった安藤和雄京都大学東南アジア研究所准教授を
はじめ京都大学東南アジア研究所、京都学園大学、文化資料館が連携して、
第一線に研究者による亀岡の位置づけとアジアでの価値について講演されます。
以外に亀岡の人が気づかない「このまちの価値」が明らかになるかも!
☆連続文化財講座「アジアの中の亀岡 2」
★第1講座
日時 平成22年6月12日(土曜日)午後2時~4時
演題 「アジアの農村と亀岡」
講師 安藤和雄さん(農学博士 京都大学東南アジア研究所准教授)
<終了しました。>
★第2講座
日時 平成22年6月26日(土曜日)午後2時~4時
演題 「雲南の棚田、京都の棚田(仮)」
講師 中村均司さん(京都大学東南アジア研究所特任教授)
★第3講座
日時 平成22年7月3日(土曜日)午後2時~4時
演題 「東南アジアの水田の生き物、亀岡の水田の生き物(仮)」
講師 大西信弘さん(京都学園大学バイオ環境学部准教授)
★第4講座
日時 平成22年7月10日(土曜日)午後2時~2時30分
演題 「亀岡の地域づくりと農村(仮)」
講師 黒川孝宏(亀岡市文化資料館長)
パネルディスカッション 午後2時40分~4時
テーマ 「アジアの中の亀岡 2」
パネリスト 安藤和雄さん 中村均司さん 大西信弘さん
司 会 黒川孝宏(亀岡市文化資料館長)
※全講座とも 会場 亀岡市文化資料館 3階研修室
定員 60人(要申し込み) 受講料 無料
申し込み 電話かファクスにて受け付け
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