ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

岩手歴史教育の重鎮、北さん亡くなる。

2011年12月11日 | 日記
 12月6日、歴史教育研究会の副会長の愛称 北さんが亡くなられました。11日葬儀でした。
脳梗塞のため、享年77歳でした。岩手の社会教育、特に農業に関しては最も詳しい方でした。
日曜日の全国版の深夜ドキュメンタリ―番組FNNに農業問題で2回ほど出られいました。
取材のため外国、アメリカ農業など視察。米の自由化問題の時20年ぐらい前、アメリカでは1000haやっている農家がざらある。1万haもあるという。岩手の農地規模は100人もいらないぐらいの大規模農家である。日本は合理化・規模拡大といってもたちうちできないと語っていたことを思い出します。先見の明があった方でした。今日のTPP問題に危惧を人一倍感じられていたと推察できます。
 喪主の息子さんが『父は人生を全力でかけぬけて行きました」と語っていました。
悔いのない人選だったと思われます。若い時から社会の実践ではこどもたちにりんごオーナーになって
苗木の面倒をさせ収穫までの過程を体験を通して学ばせる方法をとっていました。
たいへんおせわになりました。安らかにお眠り下さい 合掌。
コメント
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