ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

その39 説明文の読みをどうつくるか 筑波附属小公開に参加して

2011年12月29日 | 日記
 26日の内容①2年青山さんの授業「虫は道具をもっている」さわぐちたまみ作
②分析討論 ③3年桂さん「海をかっとばせ」 ④白石さん6年「鳥獣戯画」を読む、
むささびのひみつ4年  見立てる5年 の教材が扱われました。
青山さんの授業については二瓶、青木両氏が邪道であると批判の展開。
作者が嘆くだろうと。このさわぐちさんは岩手の方です。
昆虫学の詳しい方で以前お話を聞く機会がありました。
むしの絵本を書いています。教科書ではカミキリムシの生態がかかれています。
教材をこまぎれにだし、本時の⑦段落目は1文のみでみんなに予想させようとした授業でした。
そこでこのような批判になったわけです。1読総合法と似てます。
新鮮味と作者の表現法に注目させたかったと青山さんはかたっていました。
全文をみせるべき、筆者の表現の工夫をそこから発見するべきという論が主流でした。
参加者からで私が問うたのは「単元学習」への疑問でした。
答えは「むしやいきものの図鑑を作ろう」というのをはじめから目的かしない、ということでした。
なぜか、教材がうすれる、よみが浅くなり、
説明文での醍醐味の新たな発見わくわく感がうすれる。といった理由からでした。
この主張には共感を覚えました。
次回は桂さんの授業についてレポします。





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