ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2018-30 「銀河鉄道の父」の作家、門井慶喜氏のトークは・・

2018年02月23日 | 日記
2月23日は宮澤賢治の父、政次郎が明治7年の生まれた日である。

その門井氏が花巻で賢治の弟、清六の孫、賢治の子孫を訪問し

その後、盛岡駅のさわや書店でミニトークとサイン会があった。

丁度、アイーナで確定申告をした後でそのミニトークで、門井氏の話を聴いた。

48歳。

銀河ーを書くにあたって、盛岡や花巻で取材のために何度か訪れた時に感じたのは
郷土の「賢治愛」だったようだ。

そして賢治ではなくその父親に興味を抱いたのは
明治生まれならば家父長制の中で威厳をもつのがあたり前の当時の社会の中、
賢治が病気をして入院した時に病院につきそって何日も過ごしたエピソードにひkれたことだという。
当時、父親としては決してしないことを政次郎がするその人柄、現代人に近い政次郎を
書いてみたいと。作品はフィクションであり、子孫がその内容をどう受け止めたか気になっていたという。

そしてなぜ賢治自身を書かなかったのか
それは学校教育で賢治をしったからだという。
道徳過ぎて面白いとは思わなかったと。・・

学校で学ぶことにより興味が失せていったと。
これは耳が痛い。

関心をもったのは大学生時代
自分なりに手にとってよんでみると面白いことに気付きすごいやつだと見直したらしい。
面白いミニとーくだった。

直木賞の門井氏の「銀河ー」は確かに読んで面白い作品だった。
コメント
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