ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2021-31 ユニセフ設立記念、安田菜津紀さん講演

2021年03月28日 | 日記
昨日、会館にて県ユニセフ設立20周年の講演があった。
参加者190名。
講師は時々サンデーモーニングにコメンテーターとして出演している安田さん。
テーマは「世界のこどもたちと向き合って」
33才と若いのにぶれずにしっかりとした内容であった。上智大学卒。
既に16才から「国境なき子ども達」のレポーターとしてカンボジアで活動を始めていた。
東南アジアや中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材。
震災で被災にあった陸前高田市の病院の副院長が義父。義母はあの震災の犠牲になる。

高校生の時トラフィックチルドレンと呼ばれたカンボジアの子たち。
物乞いや物売りなど過酷な条件で働かせられている子たちの実態。
2011年、アラブの春、シリアで2000万の国民の半数が難民と化している。
そこでの悲惨な実態。を写真を通して話しておられた。
世界では8000万人の難民者。しかし日本ではたった44人しか難民としてうけいれていない現実。
多くの人に伝えることが必要だと熱く語っていました。

また不来方高校生の素敵なハーモニーで
いのちのうた、上を向いて歩こう、見上げてごらん夜の星を、
そしてシリア難民の方々も歌った心の鼓動。
胸に染みました。

コメント
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