ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

休憩タイム ありがとうコンサートと常田富士男しの読み聞かせ

2011年12月24日 | 日記
昨日からの天気で水墨画の世界にはいりました。
24日はホワイトクリスマス、4回目のありがとうの手紙コンサートがありました。
日本昔話の常田さんも参加してくれました。
1300通の中から入賞作品を歌にしたり語りがあったり、
子どものミュージカル「美女と野獣」そして『マッチうりの少女」が上演されました。
常田さんの語りはきいて味がありほのぼのしますね。今回は「つららのぼうや」でした。
絵本のなったとききました。
夜はぷろの樹理さんの大人の読み聞かせ。
題材はさだまさしの「眉山」1時間30分の長編です。
巧いです。聞かせます。歯切れいいだけではあきるのです。
①強弱②速さも巧。ゆっくりと追い込む時と③間です、そして④無声音が効果的でした。
会話文では、が会場や空間をうまく使っての一人芝居。
感動的な内容でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その38 多忙化どこをスリム化すればいい?

2011年12月24日 | 日記
 12月22日(木)2学期終業式。23日(金)多忙化対策についての検討会(教育課程)がありました。
教職30数年やっていても、いつも多忙化、多忙化。
なかなか時間に追われ、教材研究の時間もままならず、改善されてないのが教育現場の実態であります。
私自身はそのためか忙しいのは当たり前、時間は作りだすものと考えています。
かつて月100時間の残業の記録をしました。(前職場の盛岡紫波管内で)
この研修では①教育評価事務の簡略化②学校行事のスリム化③
1日のじていの見直し野3点の対応について検討しました。①について
・テストはパソコンに結果を記録し評価する。これは10数年まえから導入。
・通知表の項目とパソコン入力について
 通知表はかっては単元名で細かく評価していた学校が多かったと思います。
今、観点別で指導要録と一体化の項目になっているのが大半ではないでしょうか。
それで通知表業務を簡略化できる方法としてパソコンでの通知表作成がでています。
この提案に中学校から教科担当ではやりにくいという声がでてきました。
やってる中学校のかたの意見がききたいです。
②1日のじていについて
朝読書が全国で9割かた導入されてますが今学力向上のもとこれが少なくなってきています。
そして学力向上対策の10分~15分の時間が設定されてきています。
本校では朝学習などいれると給食時間が遅く12時20分頃になるという理由で今年度から
朝学を昼に移動し12時5分から給食時間となりました。
昼タイムについては多少検討も必要にかんじますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その37 教育基本法改訂から5年職場はどうかわったか

2011年12月18日 | 日記
 今から5年前の06年12月22日基本法が改訂されました。
戦後約40年の教育基本法が改訂されたのでした。
勿論職場でも、組合でもこれには大反対しました。
日比谷公園の反対集会に参加もしました。しかしすでに時遅し。
安倍内閣ではなかったでしょうか。
さて基本法が改訂されてどうかわったでしょうか
これに付随した教育関連3法案。
それによって、免許制度が免許更新制になり、
現場では○5歳の人が更新のための研修をうけるようになりました。
官制研修が増えるにつれ民教団体が弱くなってきました
研修は主体的であるべきです。
先の土曜日、「基本法5ねんたって」というテーマの学習会が公会堂でありました。
教育評価としての学びフェストが現場に浸透しています。(関連法案の関わりによって)
欠席者を○○%にするといった学びフェストもあるとか。笑ってしまします。
教科書採択については地区優先なのか町優先するべきか文科省も苦慮している感じです。
2つの法案の矛盾の表れと有識者はいっています。現行の矛盾からでたことです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その36 放射能から子どもを守るには

2011年12月17日 | 日記
先だって医師の小野寺先生を囲んでの「放射能から子どもを守る学習会」が勤労福祉会館でありました。
何回かこのような学習会に参加していたのですが学者の話は専門用語が多くて分かりにくかったのが率直な感想でした。今回は大変分かり易かったです。シーベルトとベクレルは光で言う単位のルクスとカンデラの関係と同じ。一端原発を稼働すれば発電力の調整ができない。だから電気を消費する製品がいたるところにあふれていった。とか
放射線についてはγ線やなど数種類のものでセシウムの半減期は70日だがプルトニウムは200年はかかる。などなど。アルファ線は紙1枚を遮る。x線は鉛を通さないので鉛エプロンを患者はつけるが中性子線は鉛も通す。など医師の立場で分かり易く解説してくれました。
 「どうして放射能から身を守るのか」 参加者の方々の中には測定機械を持っている方もおり、関心の高さを感じました。キノコは根が浅く表面上の放射能を吸収しやすいし、葉物野菜は面積が広いので影響が多い。ゆでる時ゆでこぼして食べるなど日常的な工夫のしかたなどはなされていました。しかしベラルーシ等と比べて日本は基準が甘いという点、言われてではなく敏感になって考えることが必要かもしれません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩手歴史教育の重鎮、北さん亡くなる。

2011年12月11日 | 日記
 12月6日、歴史教育研究会の副会長の愛称 北さんが亡くなられました。11日葬儀でした。
脳梗塞のため、享年77歳でした。岩手の社会教育、特に農業に関しては最も詳しい方でした。
日曜日の全国版の深夜ドキュメンタリ―番組FNNに農業問題で2回ほど出られいました。
取材のため外国、アメリカ農業など視察。米の自由化問題の時20年ぐらい前、アメリカでは1000haやっている農家がざらある。1万haもあるという。岩手の農地規模は100人もいらないぐらいの大規模農家である。日本は合理化・規模拡大といってもたちうちできないと語っていたことを思い出します。先見の明があった方でした。今日のTPP問題に危惧を人一倍感じられていたと推察できます。
 喪主の息子さんが『父は人生を全力でかけぬけて行きました」と語っていました。
悔いのない人選だったと思われます。若い時から社会の実践ではこどもたちにりんごオーナーになって
苗木の面倒をさせ収穫までの過程を体験を通して学ばせる方法をとっていました。
たいへんおせわになりました。安らかにお眠り下さい 合掌。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする