ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-120 鎌田慧氏が当地で講演 11月 15日決定

2012年10月12日 | 日記
 
あのルポタージュ作家の鎌田慧氏が
11月15日この地にきてくださり講演することが決定しました。
弱者の目線で物事を鋭く分析指摘する元記者である鎌田氏です。

1カ月前から交渉。実現の運びになりました。

テーマはもちろん脱原発!です。
近くの方お誘いあわせの上参加下さい。
主催者を代表してご案内申し上げます。

場所は滝沢村公民館 大ホールです。
参加無料。


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2012-119 続 辛口評論 齊藤惇夫氏

2012年10月11日 | 日記
 子どもと文学・読み聞かせについて

前回紹介したが 子どもが本好きになるのは
担任の影響が大きいということ。

担任はできるだけ子どもに本に接する機会や
人に頼らず、読み聞かせをしてほしいこと。

なるほど。その担任を親と読み変えてもいいのではないか。
家読でのことである。

活字離れと人ごとのようにいう人間が多すぎる。
自分自身がはなれさせていまいかという
認識を持つ必要があるのではないか。

小学校の教師ならばどんな本を
どれだけ読んでやったかという認識が必要だ。

子どもの本とは何か
3代続きいたものでないと子どもの本とはいえない。

今の本は2.3年もてばいいほうでないか。

また書評とはその作者の作品丸ごとよんで初めてなりたつ。
そういう意味で簡単に授業で書評をかけというが
20前の学生にはむりな要求である。
感想文しかり。


この齊藤氏が師と仰ぐ方はだれだろう。

瀬田貞二先生であった。
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2012-118 今子どもたちが求めているもの。作家 齊藤敦夫(冒険者)の辛口評論

2012年10月09日 | 日記
 この休日、アイーナにて日本国際児童図書評議会主催の学習会が1日あった。
作家の齊藤敦夫氏の辛口で鋭い指摘に学ぶことが多々あった。

齊藤氏は長年福音館の編集者として子どもの本に携わり2000年より作家活動。
冒険者たちで国際アンデルセン特別賞をとった方である。

氏いわく
もっと子どもに良い本を

読み聞かせをボランテイアに任せない。
これは担任がやること。
4年生まではすきま時間をみつけては本の読み聞かせをしてほしい。

「これによって
子どもは本がすきになる。
齊藤氏自身が担任の先生によって
本が好きに。担任の力は大きいのである。」と。

他にいろいろ。彼の本を2さつ今読書中。
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2012-117 軽トラ市発祥の街にての見学 

2012年10月08日 | 日記
 日曜日、地域と教育分科会の学習をかねて軽トラ市見学。

場所は隣町の雫石町。
8年前から地域の活性化をめざしてを実施しているとか。
ここは発祥の地と商工会の方の説明。
今や全国に広がっている軽トラ市。
メインストリートの500mに約60台の軽トラ。

買い物がてら回ってみた。
月1回、月のはじめの日曜日
5月から11月までの開催
申し込み金1000円で誰でも参加。

近くの店より安い。ネギ1本20円

地元の学校の小学生がジャガイモ1袋100円で売っていた。
担任が「ふだん声の小さい子も大きな声で売り子しているんですよ。」と
なるほど。この雰囲気なら自然に声もでてくる。

山田町のカキやホタテもあった。
行列のホタテ弁当食べてみた。3つ入って500円
大盛りのシュウリガイの味噌汁400円であった。

しいたけの隣では放射能の検査データーのある紙が貼られていた。
いつも検査しているから大丈夫です。
あれから大変ですよと。販売する方。

老若男女結構な人出。地元密着していた軽トラ市であった。





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2012-116 やさしい先生はだめですか? 再び生活指導学習会にて

2012年10月06日 | 日記
 10月6日土
例年ならこの連休中が稲刈りだったが先週終了。

そこで今日、4年前までいた盛岡紫波支部の教研に参加。
ここでは、教研を2週にまたがって行っている。参加者55人
かつて、ここの教文部長を5年間担当していたころに
2週間、問題別と教科別そして外部から講師を呼ぶスタイル
を作ったのだがこれが継承されているのはうれしいことである。

今回は神奈川の生活指導常任の篠崎さん(女性)であった。

貧困と学力
経済格差との関連はちまたでは広く認知されている
更に文化格差と学力の相関関係がいわれている。
家庭に本や新聞など文化水準の差が学力に関連があるのだ。
さて本題であるが
職場はどんな環境であるか
失敗が許されているか、それとも孤立気味か
子どもの話が笑って話せているか

この教師のタイトルのように
優しい先生の学級は管理的な職場の中では苦しい展開に陥り易い
なぜなら子どもは優しい(弱い)=甘いとみて、崩れやすいのだ。
特に○年の時は何もなかった。のに荒れてしまったというケース。
さて○年の時はしっかりしていたのだろうか。内実共に自ら律しているのではなく
表面的に管理されてきたのではないか
実は子どもが内面的に育っていないという面が多々みられる。
子どもをどう見取るのか。問われるのである。
質問コーナーで全生研での昨今のいじめ問題のスタンスを尋ねてみた。

いじめについて。前回の浅見氏と同様
いじめはダメ、けんかはダメ、では子ども萎縮し教師もスリムな指導になってしまう。
子どもも社会ヲ背負っているのだ。
いじめの背景をさぐって指導そして解決方法を模索するのが教師のはずなのである。
と力説。
実はそうだろう、参加者が感じ取ってくれればいいと思いつつ質問したのであった。
それを規制や法で縛ろうとしていることに対して尾木しも批判しているのであるが同感である。

それにしても集団ゲームをしながら前職場の人とも出会い、楽しい学習会でもあった。
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