会議の「場づくり」にアイスブレイクは欠かせませんが、
え?会議でアイスブレイクをするのですか?
会議の「場づくり」とは?
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。
会議をより良いものにするために会議の進行役は
良い「場づくり」を行なう必要があります。
その手段のひとつに「アイスブレイク」があります。
アイスブレイクとは文字通り「氷を壊す」
つまり、会議の場面で緊張して凍りついた場の雰囲気を壊して
和やかで発言しやすい雰囲気にすることを言います。
会議のアイスブレイクで主に活用されるのが「チェックイン」と言って、
一人一言ずつ発言して頂くのがありますが、
これはファシリテーター(進行役)の力量が問われます。
もしかすると初対面の方もいらっしゃるかも知れない中で、
一人ひとりに問いかけていくので、知らない人が多い場面で行なうには
非常にリスキーです。
また、参加人数にもよりますが、
あまり多い場合に一人ずつに聞いていくと
それだけで軽く30分はかかったりします。
2時間の会議で30分もアイスブレイクで使って良いのか?
ということになりますので、
この場合は、会議で話し合うべき内容を
チェックインに取り入れると一石二鳥になります。
以前、ある自治体がまちづくりに関する会議を行なった際に、
自己紹介をかねたチェックインとして
この町にあるとイイと思うものは何か?
を尋ねたところ、いろいろな意見が出て、
その後のまちづくりに関する意見交換も活発に行われたそうです。
これを行なう前の会議では、
発言する人だけが発言したり、
まちづくりと言っても何を発言したら良いかわからない・・・と
意見があまり出なかったそうです。
会議の参加者からさまざまな意見や考えを引き出すには
アイスブレイクはとても重要です♪
良い「場づくり」をするためには
場の空気や参加者の表情にも意志気を向け、
感じ取ることが大切ですね♪
皆さんも会議の前にはちょっとしたアイスブレイクを
取り入れてみてくださいね♪
ちなみにチェックインとは、
一人ずつ(場合によっては、複数で話し合ってもらうこともあります)に
質問をして答えて頂くことです。
全員が一言でも話す、声を出すことで発言しやすくなります。
例えば男女共同参画を推進する会議であれば
「これは男女の差別だ!と感じるのはどんなときですか?」
と質問すると、現状の問題点が浮き彫りになるかも知れませんね。
また、「男女共同参画がうまくいってると思うことは?」と聞くと
推進会議があったおかげでうまく実施できていることの
確認ができるかも知れません。
この場合、ナニを聞くか?が大切ですし、
聞いたものをその後の会議でどう活かすか?まで
見据えた質問をできるといいですね。(*^-^*)
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