ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.7.30 エンハーツ投与後15日目のこと

2020-07-30 20:30:15 | 日記
 在宅勤務と通院明けの出勤日。
 昨夜はとにかく草臥れて、ブログをアップした後はさっさと入浴し、なんとそのまま10時にもならないうちにベッドに行って眠ってしまった。
 ふと目が覚めて、大分眠った感じがして、もう朝かしら・・・、と思って時計を見たらまだ日付が変わっていなかった。さすがにびっくりして、寝直した。
 まあ、それなりに睡眠がとれたのだろうけれど、その後4時前に目が覚めて、その後なかなか眠れない。仕方なくスマホで今後の通院日前泊ホテルの予約をしたりしているうちに、ちょっとトロリとしたらもう朝になった。

 新しい下痢止めアドソルビンのおかげで昨朝から水様便は止まっている。けれど、腹痛は相変わらず続いている。今朝は普通に朝食を摂れたのだが、食事をすると待っていました、とばかりに忠実に腸が蠕動運動を始める。普通便が排出出来てほっとするが、その後も腹痛が退かない。

 出勤した後もなんとなく生唾が出るし腹痛。時に差し込むような痛みがあり、ついつい前かがみの姿勢になる。エビの形になって横になっていたいのが本音のところだ。
 今朝は、事務室内でどれだけ緊急地震速報が鳴ったことか。本当に驚いたが、誤報だったようだ。

 昨日の採血結果で心配した白血球や好中球がノープロブレムだったのに、なぜいまだにこんなに不調なのだろう。なんだかまるで怠けているような、責められているような気持ちになって、ちょっと気持ちが折れそうになる。
 結果だけ見れば確かに問題なし、なのだろうけれど、これまでに比べてかなり長い不調が続き、まだ本調子と言えないのに、それでも来週になったらまた同じ治療をするのである。みすみす不調になるのが分かっているのが、せつない。

 1回目で、咳や息苦しさが目に見えて減っているのだから、奏功しているのに違いないのに、何をもう泣き言を言っているんだと言われればまったくもってその通りである。自分の身体の声をきちんと聴いているつもりでも、実は聴けていないのかなと不安になる。こういう時こそ深呼吸と瞑想、なのだけれど。

 昼食はお弁当を席で頂くのはやめて、散歩がてら外に出た。とはいえ、駅前まで往復すると優に30分はかかる。昼食に割ける時間はマックスで30分。とてもちゃんとした食堂やらレストランには行けないので、簡単なカフェどまりなのだけれど、とにかく外の空気が吸いたいと思う。なんだか酸欠の金魚のようなのだ。

 開いていれば必ずそこに陣取る半個室の席があいにく今日は埋まっていた。隣に1人の年配男性が座っていたが、ソーシャルディスタンスで一つ置きだし、良いだろうと座ったところ、待ち合わせ中だったとみえて、すぐに女性が合流した。二人ともマスクを着けずに大きな声で喋ること喋ること。こちらは彼等の飛沫を避けようと、だんだん身体が斜めというか横になってくる。

 もちろんお茶を飲んでいる時は仕方ないけれど、飲み終わって大声で喋るならマスクをして頂ければいいのだけれど。先日のヨガクラス同様、またしても逃げるタイミングを逸してしまい、急いで流し込んでお店を後にした。

 相変わらずお腹が痛い。職場に戻る途中でどんどん痛みが酷くなる。結局、職場の一番近いお手洗いまで待てずに途中の建物のお手洗いに駆け込んだ。またしても下痢である。下痢止めを飲んでいるのに。
 痛み止めのコデインを飲むことで、普通ならかなりの便秘になるという。それを日に3回、さらに今回は下痢止めのアドソルビンを飲んでいるのにまだ下痢とは。一体エンハーツの下痢の副作用はどれほど強力なのだろうと思う。

 もともと薬を飲むのは得意な方ではなかったけれど、病を得てさすがにそうもいえず、今は粉薬もそのまま(オブラート等の助けは借りず)飲めるようになった。
 今飲んでいる痺れ止めの漢方は、2つともかなり苦くて飲みづらい顆粒と粉だし、痛み止めのコデインは本当に口が曲がりそうなほど苦い。

 そして昨日新たに仲間入りしたアドソルビン、これまた飲みにくい。一般名・天然ケイ酸アルミニウムは吸着して効く薬ということから、ちょっと水に触れると小麦粉のように口の中で固まりになる。それほど苦いわけではないが、とても嫌な感じの味で、オエッとなる。前薬のハラヴェン由来の痺れが消えてくれれば、漢方2つとカプセルと錠剤の4種類が減らせるのだけれど、いつになることやら・・・。

 今日の都内感染者数は過去最大の367人。木曜日は多くなるとはいえ、本当に増加の一途である。さすがに来月から飲食店やカラオケの営業時間短縮要請をするという。また協力金を出すというが、都民のお財布は大丈夫なのだろうか。
コメント
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