ヨレヨレヘロヘロの日々が過ぎ、気づけば水曜日。初回投与からようやく1週間が経った。
今日は出勤だけれど、明日から4日も休めるのだから!と体に鞭打って起きる感じ。けれど、そう思うと現金なもので、身体は既に金曜日のレベルで疲れている。まだ2日しか出勤していないのに。
夫が寝坊をして今日はライナーで行く、と言うのでその予約を請け負う。結果として私の方が先に家を出ることになった。昨日は在宅勤務で靴を履いて1歩たりとも歩いていないせいか、とにかく体が重い。いつもの朝ヨガも最初の3分で身体が動かせず、5分の瞑想だけになる。ヨガスタジオのクラスにこんなに通えていないのも久しぶりのことだ。
とりあえず足取り重く出勤。耳鳴りもするし、手足の痺れがとても気持ち悪い。家を出た時の感触では、午前中にどうしてもやらなければならないことを終えたら、午後は出来たら休暇かな・・・、という弱音全開のものだった。情けないけれど。
けれど、ひとまず自席に座ってメール等の処理を始めたら、だんだん落ち着いてきて、なんとか午後まで頑張れそうになった。今年は、例年のような節電ありきでどんなに暑くても空調を一時停止、という非情なことがないのも助けになっている。これで暑かったらもうお手上げである。大暑の日ではあるけれど、梅雨がまだ開けていないこともあり、気温もそれほど上がっていない。
この底なし沼のようなだるさ、フラフラ感はおそらく来週の血液検査に跳ね返ってくるのではないかと思う。まあ単純に栄養失調もあるかもしれない。まだまだ普段通りの食事は摂れていない。あっという間に44kgになってしまった。要注意の体重だ。
1週間ぶりに普通のお通じがあったことは、今日一番の嬉しかったこと。頑張って食べても排出されない、ということで食欲が落ちていたので、開通したことで本当にほっとした。病院で薬剤師さんから頂いたスケジュール表を見ると、これからはエンハーツの下痢という副作用が出てくるようだ。実際、朝から昼食後までの間に段階的にすっかりお腹は緩くなった。本当に律儀でわかりやすい単純な身体である。
昨日は土用の丑の日だったけれど、鰻を食す元気もなく。食べるということも元気でないと実はとてもきついことだ。体力が要るのである。食べることに体力が要るなんて、元気な時は思いもしないことだろうけれど。
ということで、1日遅れで今日の夕食は鰻を頂くことにした。夫がふるさと納税をした返礼品。立派である。
ところが、夕方からまた脂汗が出るほどの気持ち悪さが再燃した。帰宅後、生協のお届け品を取り込んだら、それだけで息が切れて、ソファに横たわってしまう。情けないことにまたしても夕食の準備は夫任せになった。
東京では今日も240名近い感染者数。とうとうこれまで最多だった4月の感染者数を超え、累計で1万人超えだという。これでなぜ第2波が来ていないといえるのだろう。都民に対してこの4連休外出は自粛して、との呼びかけがされているようだけれど、これでなぜ、全国的にGOTOキャンペーンを続けるのだろう。
確かに経済は大切だ。けれど、命あっての物種ではないか。この国では国民の命は大事にされていないのだな、としみじみ思うのである。
(読んでくださっている皆様へ)
治療後の日々を1週間連続でアップいたしました。辛いとか気持ち悪いとか、具合悪いとか延々とネガティブな内容ばかりで、読まれる方にとってはなんだかなあ・・・だったと思います。申し訳ありません。
あえて書かせて頂いたのは、副作用が結構酷い私の場合、投与後はこういう状況であるということを知って頂ければ、エンハーツをこれから使う患者さんの何かのお役に立てるのではと思ったからです。
エンハーツは、お世話になっている病院でも私が使用患者第1号ということで、実際に使っておられる患者さんは全国的に見ても今のところかなり限られた方なのではないかと思います。
さらに実際使っている方がブログ等で発信している可能性はもっと少ないのではないか、と。それで、余計なことかもしれませんが、少し先を歩く我が身をサンプルとして情報を提供出来たらと思ったわけです。
こんな記事を読むのはあまり気分が良くないなと思う方は、どうぞスルーして頂き、普段の記事に戻りましたらまたお付き合い頂ければと思います。
ひとまず第2回の投与迄の3週間が経過するまで、記録しておきたいことがあれば、なるべく記事にしていきたいと思っています。もちろん体調が許す範囲で、ですが。
引き続きお付き合い頂ける方は、どうぞよろしくお願いいたします。