ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.1.22-23 在宅でドッキリの金曜日、寒さにめげず体験クラス参加の土曜日

2021-01-23 21:19:09 | 日記

 金曜日、在宅勤務。
 いいお天気で最高気温が10度を大幅に超える予報だ。夫を送り出し、勤務開始まではいつものように夕飯の一品と炊飯の支度。
 午前中の勤務を終え、母に様子伺いの電話を入れる。今日は先日注文したテレビが配達される日だ。午前中の配送指定だったけれど、何の工事も要らず、15分で無事設置完了したそうだ。今までの倍くらいの大きさになったので、とても大きい、大きいを連発していた。

 ダイニングでメインに視ているテレビは小さく、応接間に置いてある大きなテレビは部屋にエアコンがないため、暖かい時間帯にしか見られない。このなんとも中途半端な環境を整備しよう、と今回の購入となった。これなら暖かいところで好きな時間にテレビを見ることが出来、快適なお家時間を過ごせるというわけである。

 昼休みはどうしても駅前のドラッグストアまで行く用事があり、母への電話をしながらダッシュで往復。自転車に乗らなくなって久しいので、駅前まで往復して買い物を済ませると昼休みは15分も残らない。帰宅後大慌ててお昼をかき込んでいるところにピンポンと玄関の呼び鈴が鳴る。うーん、居留守を使おうかどうか迷ったけれど、慌ててかつらを被り、のぞき窓から見て、宅配便かと思って開ける。

 なんと「排水管点検にまいりました。」という。わー。そんなチラシがいつ入っていたのだろうか。全くノーマークだった。そもそも平日、昼間の時間に家にいることがなかったので、これまでは土日のどちらかに変更してもらって簡易方式で点検を済ませてきたのだ。今更「いや、今日は結構です。」とも言えず、「今昼食を摂っているので10分だけ待ってもらえませんでしょうか。」とお願いすると「では上の2軒に行ってからまた来ます。」とのこと。

 ランチもそこそこに台所周りを片付け、生ごみをごみ箱に緊急避難させ、排水管が見えるように簡単に下の戸棚をぱぱっと整理する。台所だけでなく、お風呂場も洗面所も洗濯機の排水口も全て見ます、と言われたけれど、最低限の片づけでクラクラしたので、そちらの方の片づけは諦める。

 ほどなくして再度呼び鈴が鳴り、養生用の青いカーペットが敷かれる。「あと3人来ます。」とのこと。4人!も。我が家の見せたくない恥部を晒すわけで、もうトホホである。
 始まったらものの30分もかからなかったのだけれど、息を殺してリビングで待機しているのは生きた心地がしなかった。

 洗面所の排水管には、夫が使っているうがい薬が原因で、ヘドロのような塊が出ていた。清掃担当の方曰く、洗面所のパイプは一番細く、どのブランドのうがい薬でもこうなるので、こういうものを使うなら台所の流しをお薦めしますとのこと。お風呂場からも「髪の毛が詰まってました。」と言われ、「治療中で脱毛が酷くて・・・」とも言えず。下を向くことしきり。

 夫に「大変だった・・・」とこぼしたら、四半世紀以上住んでいて簡易方式でなく大きな機械で点検をやってもらえたのは初めてではないか、とのこと。確かにあんな大それた点検の記憶がない。「いてもらってよかったよ。」と言われたけれど、四半世紀分の歴史を一身に背負わされ、実に疲労困憊した。

 夕方、勤務を終えて、職場に報告メールをした後は、もうぐったり。本当は在宅勤務の日こそ時間をかけてちゃんとした夕食の支度をするべきなのだけれど、エンジンがなかなかかからず、夫が帰ってくるまで気づけばまたウトウト。慌てて予定外の手抜きメニューを滑り込みで用意した。

 食後はなんだか胃がもたれてしまい、お茶も飲めず。土日は天気が崩れるとのことで、気圧の所為か頭痛が始まる。夫が音楽を聴いている間、PCでネットサーフィンをしながらまたしても「まとめて〇%オフ!」の惹句につられて、ぽちっとお買い物をしてしまう。ストレスのはけ口が買い物。ダメだなぁ。

 その後、夫とキアヌ・リーブス主演だから面白いだろう、と録画していた映画を観たのだけれど、なんとも酷い駄作だった。映画館でお金を払って観たら怒っただろうな、というレベル。はあ。2時間無駄にした。早くベッドに入れば良かったという代物だった。

 土曜日。ロキソニンを飲んで眠ったけれど、朝起きたらまた頭痛。予報通り冷たい雨である。目覚ましが鳴ってもなかなか起きられない。夫が痺れを切らして起こしに来る。
 キッチンからはオニオングラタンスープのいい匂いがしてくる。さすがに昨日夕食を摂ってから15時間近く経っている。空腹だけれど、頭痛。ロキソニンを飲むかどうか迷ったけれど、食後のコデインでなんとなく落ち着いてくれた。洗濯機を廻し、厚地のものは乾燥機にかける。

 夫はいつものクリニックまで薬をもらいに出かけた。受付で「PCR検査を受けるにはどうしたらいいですか。」などと聞いていた方がいたらしく、帰宅後は念入りに消毒やらうがいやらをしていた。コロナウィルスはだんだん身近に、いつ罹患してもおかしくない状況になってきたのだな、と改めて思う。

 お昼は簡単に冷凍ちゃんぽんに。夕飯のラザニアを作り、あとは焼くだけにする。明日は雪が降るというのでその前に家じゅうのごみ捨ても完了。

 夕方から駅前にあるもう一つのヨガスタジオに体験予約を入れた。14年以上今のスタジオにお世話になってきたけれど、ウィズコロナでクラス数が日に4クラスだけと大幅に減り、日によっては全クラスがスクリーンの実施(リアルなインストラクターが指導するのではなく、大きなスクリーンを見ながら行う。)だったり、ちょっと信じ難い状況になっている。

 常駐インストラクターの数も半分ほどに減り、そのレベルもかつてに比べてかなり劣化している(3人中2人が歴2年以下の新人レベル)。他駅前の系列スタジオに通うと言ってもこのご時世、電車に乗ってまで通う元気はない。一方、今日体験したスタジオは5年前にオープンし、若干家から近く、評判も悪くない。実際に乗り換える人が結構いるようだ。勧誘もそれほど強くなく、鬱陶しい物販もないのが魅力らしい。

 レッスン開始前30分前に来館を、とのことで冷たい雨の中スタジオへ。フロントでもろもろ説明があり、アンケートを記入していざロッカールームへ。店内はピンクと白が基調で明るくて広い。ロッカーは消毒済、使用済と札がかかっており、一つ置きの使用で好きな所が選べる。これも良いシステムだ。スタジオにはドアが2つあり、一方通行。入り口でお絞りを頂いて自分が使うマットを拭き、終わったら再度マットを拭いて消毒してもらうためマットを折り返して席を立ち、出口でお絞りを返すシステムだ。

 今日は体験なのでインストラクターの真ん前の位置がキープしてあった。インストラクターの前には大きなビニールカーテンが設えてあるが、インストラクターを含め全員マスクが必須である。定員60名のところ、現在6割に絞っているというが、数えたら私を入れて17人だった。隣の人とぶつかる心配も全くない。女性専用で男性がいないのも、魅力だ。お借りしたウエアはTシャツとハーフパンツだった。

 寝っ転がればそのまま岩盤浴が出来るフロアの上にマットが置いてあり、床に触れるとちょっと熱いくらいの暖かさ。今回は様子見だったので星一つのビギナークラスに参加した。今通っているスタジオのように、誰が担当しても変わらないマニュアルがあるというわけではなく、インストラクターによって随分内容が違うので、色々な方を受けるとよいというアドバイスも頂いた。発汗を促すバームを塗ることもなく、最初はじわじわと汗が滲んでくる程度だったが、汗はさらさら。終わってシャワーを浴びたら肌がつるつるになっていた。

 再度フロントへ。今日すぐの入会手続きでなくとも2週間以内なら手続き料不要の特典もあるという。他スタジオからの乗り換え特典やら何やらの説明も受け、ひとまず体験料(とんでもなく安い)をお支払いしてスタジオを後にした。

 そこから階下の家電量販店に移動して夫と合流。というのも今、我が家には先日書いた通り、とっとこハム太郎のトースターしかない。それなのに、オーブントースターが必要なラザニアを作ってしまったことに出かける前に気づき、急遽買い求めることにしたのだ。私が行ったときには夫がこれかこれ、とほぼ決めてあったので、それに従ってトレーが大きい方を選んで購入した。スーパーで最低限の食料品を買い足して、ちょっと並んでタクシーで帰宅した。

 夕食も無事済ませ、片付けも終えた。身体はまだポカポカしたままでエアコンをつけなくてもいい感じ。
 明日はオンライン瞑想ヨーガの日だ。悪天候でも暖かい自宅で暮らすん参加して頂けるのはオンラインの強みであるなあと思う。
コメント
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