昨日は、夫も私も実家詣で思いのほか疲れてしまい、今朝はなかなか起きられず。目覚ましが鳴ってからもしっかり二度寝をしてしまった。昨日の暖かさと打って変わってかなり寒い。
朝食を終え、母にエアコンが上手く動いているか状況を訊く。夜は寝室を、朝はキッチンが暖かくなるようにタイマーを設定したおかげで無事暖かく過ごせたようだった。セーター一枚で過ごせるとのこと、一体今までどれだけ重ね着をしていたやら。昨日廃棄に出したこれまでのエアコンでも、何度もタイマー設定をしてあげていた筈なのに、何故か「うまくいかない・・・。」と、あちこちのボタンを押していつの間にかリセットしてしまっていた。
朝起きてから冷え切った部屋(なんと4℃だったそうだ。)を一から暖めるのでは、それは大変な話である。エアコンの温度設定もかなり低めにしていたようだ。だから、きちんと適正に設定をすればまだ買い替える必要もなかったのかもしれないけれど、壊れてからでは手配が大変だったし、今回2室同じものに出来たし、我が家のものとリモコンもほぼ同じレイアウトなので、電話で色々指示するのも楽なので良しとしたい。
遅く起きたのでブランチを摂って、程なくするとあっという間にお昼である。
今日は午後からNHK厚生文化事業団主催の「神奈川発オンラインフォーラム がんと生きる」を申し込んでいた。東京、長野、そして今回は神奈川。それぞれリアルの開催だったらどれも参加することなど叶わなかった。オンラインだからこその我が家のリビングで聴講できる。贅沢なことである。全部参加すると3時間ほどの長丁場である。
第一部はスペシャル対談“堀ちえみ×町永俊雄”で「舌がんを超えて~治療・暮らし・家族への思い」が30分ほど。堀さんがステージⅣの舌がんを公表し、大手術後のリハビリも頑張り、歌手としての復帰も目指されていることはなんとなく知っていたけれど、実際にライブで話をされる姿を見て本当に励まされた。
どれだけのリハビリを頑張られて今があるのだろう、と。そしてどれだけ家族に愛されているのだろう、と。
休憩後、第二部前半は「高齢期のがん治療~LECS と高齢者機能評価~」で、パネルディスカッションを1時間ほど聴講した。高齢者でも術後5年の生存率は高いことに改めて見入った。
後半の「ひとりでがんと向き合う時~自分らしく生き切る力」は時間切れで聴講が叶わなかったのはちょっと残念。いずれにせよ、自分で納得いくように生きることこそ、コロナ禍の今も重要なことなのだろうと思う。
治療から11日目、昨日も実家詣ででヨガスタジオに行けなかったので、今日は夕方最後のお腹引き締めヨガのクラスに参加した。男性5名、女性7名の12名。クラス前に10分ヨガがあったが、これも腹筋。この10分だけで既にヨレヨレ。このクラスは強度3だけれど、きついので毛嫌いして殆ど参加したことがなかった。けれど、今はクラス数が1日4つしかなく、選り好みをしていると何にも出られなくなってしまう。とりあえずきつかったらリタイアのつもりで参加した。
インストラクター2年生のIさんは「今日はきつめに強度4くらいでやりますのでついてきてください。」と仰る。4点プランクでは「お腹が下がってきた人を見つけたら、あと5回追加します!」等とまるで体育会の合宿のよう。治療後の復帰クラスにしてはかなりきつかったけれど、なんとかリタイアせずに最後まで持った。久しぶりにたっぷり汗をかいてシャワーでスッキリした。
終了後は夫と待ち合わせしてアウトレットモールをふらふら。ヨガで身体が芯まで温まっているので、ジャケットの前を開けていてもポカポカ。緊急事態宣言中といっても4月と違って店舗は営業中なので、日中はかなり混んでいるが、さすがに夜は空いていてゆったり回れる。気になっていたスカートとニットを購入して帰宅した。どこにお出かけをするわけでもないのに・・・。
帰宅後は夕食中に母からの携帯着信でまたひと悶着。携帯にかけて、と言ってもなぜか携帯から家電にかけてきたりする。今はお子様ケイタイを使ってもらっている。何度か教えたけれど、ショートメールも打てない(打つ気もないらしい)。スマホでLINEの操作が出来て(たとえ文字を打たなくても)、ビデオ通話だけでも出来たら本当に安心だと思う。だが、父が亡くなった時に使い始めて4年以上経つお子様ケイタイでもなぜかやたらミスタッチが多く、いまだに自分からうまくかけることが出来ない。無理かもしれないと思いながらも、どうにかせねばと思い悩む、87歳の一人暮らし、不安は尽きないものである。