ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.1.22 ゼローダ・タイケルブ4日目

2014-01-22 20:31:08 | 治療日記
 昨日も夫に夕飯を作らせてしまった。
 外に出ている時は気が張っているから、気持ちが悪くてもしんどくても、とにかくその場をやり過ごせている。が、いったん帰宅すると、その反動で着替えさえしたくないほどガックリくる。
 「食事が出来たよ~。」と言われ、食卓に座る。目の前で夫が美味しそうに食べるのを見ているだけで食欲はさっぱり。が、今のところ水分だけは摂れる。お茶やお味噌汁の上澄み程度は美味しいと思う。まだ味覚異常は出ていないので味はちゃんと分かるけれど、なんといっても固形物を入れるのがしんどい。水分も摂れなくなったらまた点滴生活になってしまうので、それだけは避けなくては。そうはいうものの、少しでも食べないと食後の薬が飲めないので、薬を飲むために頑張って口に入れるという感じだ。

 食後、急に悪寒がし始めた。これで熱が出たら明日は仕事に行けないか・・・と慌てたが、とりあえず7度2分どまり。とにかくだるくて、そのまま小一時間リビングで寝てしまった。
 ブログを読んで体調を心配してくださったIさんからメールが入っていた。有難いが、ヨレヨレで愛想のない返事になってしまい、何とも申し訳ない。
 結局、食事の支度どころか、片付けさえも出来ず(我が家のルールは「作った人は片づけない!」なのに)、入浴さえパスして就寝前にタイケルブだけ飲んでベッドになだれ込んだ。

 そういえば昨日の昼も、いつもならペロリで、もう1個いけるかも、という量のカフェのランチセットのパンが一口しか食べられず、お持ち帰りにした。かろうじて、カフェラテだけ全部飲み干してからピドキサールを飲んだが、これでは力が出ないのは当たり前だ。

 明け方、お手洗いに2度も起きる。一昨日朝にロペミンを飲んでからずっと、お腹のモタモタ感で食欲がなかったのだが、今朝は下痢することなく少し解消された。それにしても、あれだけの酷い下痢を2日間ほぼ完全に止めてしまうのだから、ロペミン恐るべし、である。この調子なら、あと4錠で来週の通院まで十分に間に合いそうだ(これで、次回の通院まで10日あるのに、ロペミンが5錠しか処方されなかった謎が解けた。)。

 今朝の体重はまたも1kg減で、あっという間に45kg台になってしまった。
 昨夜の体調では、今日は職場に行けないかもと思ったが、とりあえずお腹が少し開通したら随分気分が良くなり、今朝はナウゼリンの助けも借りて、昨日より食事を摂ることが出来て無事出勤。お昼もナウゼリンを飲んだおかげで生協でおうどんが半分ほど食べられた。

 先週、化学療法室の看護師さんが薬剤師さんに聞いてくださったことによれば、点滴抗がん剤と違って、内服薬はジワジワと効いてくるので副作用の下痢や嘔吐も内服開始の3日後くらい、とのことだったが、とんでもなかった。
 飲んだら即翌朝!だったのだから、我ながら薬に対する感受性が強すぎる。とにかく、あるかもしれないとされる副作用は全て出てくるのが私の身体なのだ。

 今週はまだ2日もある。5日間働けるだろうか。いよいよ土日は家でダウンの気配である。
 このままずーっとこんな体調が続くのかと思うと気持ちが萎えるが、家族のサポートもあり、ここはひとつ踏ん張りどころだろう。
 だんだん体が慣れてくれることを信じて、しぶとく治療を続けていきたいと思う。
コメント
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