ナウゼリンを飲んで落ち着いてから食事をすれば、そこそこ食べられるということがわかり、昨夕は4日ぶりに大分食事が進んだ。
相変わらず気分は冴えないし、普段より疲れ易く感じる(食事の量が減っているせいもあるだろうが)ので、すぐに横になりたくなる。
入浴後は保湿用のヒルドイドローションを手足にたっぷり塗って、手足症候群の予防を忘れずに行う。
昨夕帰宅すると、Mさんから「もし、手足症候群が酷く出てしまったら使ってみてくださいね。」と評判の良いケアクリームが届いていた。本当に沢山の方に支えられて日々の私があるのだな、と有難く思う。
タイケルブは就寝前に飲もうと決めた(朝食1時間前服用だと、勤務中突発的に下痢が始まっては困るし、朝食後昼食前は勤務中だし、昼食後夕食前もしかり・・・)ので、お風呂上りにのど越しの良い冷たいものを一口、という楽しみがなくなってしまったのが残念だ(もちろん食べたら薬が飲めるまでその後1時間起きていればいいのだろうけれど、今の時期そんなことをしたらそれこそ湯ざめしてしまう。)。
そして今朝、またも下痢が始まった。
軟便から泥状便、あっという間に水様便が数回。のんびり息子とお手洗いの取り合いをして(!)あわや遅刻・・・という状況になってドタバタする。
下痢止めのロペミンを飲むと、下痢は治まってもその後のお腹の気持ち悪さが辛い・・・とも言っていられない。2錠目を飲んで出勤した。
そう、下痢止めのロペミンは腸の蠕動運動を強力に止める薬だ。かたやナウゼリンは消化管の蠕動運動を促進する吐き気止め(蠕動運動を止める吐き気止めもある)だから、お互いの相乗効果でロペミンによる腸のもたつきをナウゼリンが改善してくれて、少し食べられるようになったのかな、と素人解釈している。
それにしても、がん患者の胃腸は受難だ。毒物(抗がん剤も分子標的薬も当然体にとっては異物であり毒物だ。)を排出しようと下痢をすれば強引に止められ、されば、と動きを止めて大人しくしていれば、また頑張って動け、と言われる。これでは一体どうしていいやらわからない。何も投与されなければ、ちゃんと動いてお役目を果たしてくれているものを。薬が奏功する限りこの正反対の指令を受け続けるわけだから、早晩胃腸がダウンするのではないか、とちょっと心配になる。
つくづく作用と副作用を天秤にかけてうまくコントロールしていくのは本当に難しい、と思う。
長い1週間、ようやく木曜日が終わった。あと1日。
月曜日以降ほぼ夕飯の支度を夫に任せ、家事は洗濯を片づけた程度の体たらく。彼は私とは違って往復3時間の遠距離通勤なのだから、このまま日々の夕食の支度を続けさせるわけにはいかない。
1クールの治療が終わる頃、なんとか消化器系副作用のやり過ごし方を学んでいかなければ。実際に頻発すると言われている皮膚・爪障害等の手足症候群はこれから出現する確率が高いのだから、まだまだ先は長いのだけれど。
相変わらず気分は冴えないし、普段より疲れ易く感じる(食事の量が減っているせいもあるだろうが)ので、すぐに横になりたくなる。
入浴後は保湿用のヒルドイドローションを手足にたっぷり塗って、手足症候群の予防を忘れずに行う。
昨夕帰宅すると、Mさんから「もし、手足症候群が酷く出てしまったら使ってみてくださいね。」と評判の良いケアクリームが届いていた。本当に沢山の方に支えられて日々の私があるのだな、と有難く思う。
タイケルブは就寝前に飲もうと決めた(朝食1時間前服用だと、勤務中突発的に下痢が始まっては困るし、朝食後昼食前は勤務中だし、昼食後夕食前もしかり・・・)ので、お風呂上りにのど越しの良い冷たいものを一口、という楽しみがなくなってしまったのが残念だ(もちろん食べたら薬が飲めるまでその後1時間起きていればいいのだろうけれど、今の時期そんなことをしたらそれこそ湯ざめしてしまう。)。
そして今朝、またも下痢が始まった。
軟便から泥状便、あっという間に水様便が数回。のんびり息子とお手洗いの取り合いをして(!)あわや遅刻・・・という状況になってドタバタする。
下痢止めのロペミンを飲むと、下痢は治まってもその後のお腹の気持ち悪さが辛い・・・とも言っていられない。2錠目を飲んで出勤した。
そう、下痢止めのロペミンは腸の蠕動運動を強力に止める薬だ。かたやナウゼリンは消化管の蠕動運動を促進する吐き気止め(蠕動運動を止める吐き気止めもある)だから、お互いの相乗効果でロペミンによる腸のもたつきをナウゼリンが改善してくれて、少し食べられるようになったのかな、と素人解釈している。
それにしても、がん患者の胃腸は受難だ。毒物(抗がん剤も分子標的薬も当然体にとっては異物であり毒物だ。)を排出しようと下痢をすれば強引に止められ、されば、と動きを止めて大人しくしていれば、また頑張って動け、と言われる。これでは一体どうしていいやらわからない。何も投与されなければ、ちゃんと動いてお役目を果たしてくれているものを。薬が奏功する限りこの正反対の指令を受け続けるわけだから、早晩胃腸がダウンするのではないか、とちょっと心配になる。
つくづく作用と副作用を天秤にかけてうまくコントロールしていくのは本当に難しい、と思う。
長い1週間、ようやく木曜日が終わった。あと1日。
月曜日以降ほぼ夕飯の支度を夫に任せ、家事は洗濯を片づけた程度の体たらく。彼は私とは違って往復3時間の遠距離通勤なのだから、このまま日々の夕食の支度を続けさせるわけにはいかない。
1クールの治療が終わる頃、なんとか消化器系副作用のやり過ごし方を学んでいかなければ。実際に頻発すると言われている皮膚・爪障害等の手足症候群はこれから出現する確率が高いのだから、まだまだ先は長いのだけれど。